クルマのサスペンションと長いお付き合い

サスペンションの話、試乗記、旅の話、諸々・・・。

検証 バランススロットル 42

2010-12-11 14:41:30 | バランススロットル
G-BOWLタイムトライアル

先回の検証バランススロットルの練習会で、G-BOWLを使ったタイムトライアルを
行なったという話を、まだしていなかった気がする。

ハイエースを使って、各自ワントライのタイムアタックで、コースは4つのラインを
各1周づつ連続して走り、ゴールする。
コースインして一周目はウォームアップラン。
次の周から計測開始。
ボールを落したら、即アタックは終了、というルール。
4つのライン取りをしっかりと走るのは当り前。
ボールを落さないように・・・と言うのも当り前。
かつ、極力速く走るという課題だから、Gコントロールの意味を理解し
速度管理、操舵の管理、ライン管理がうまく噛み合わないと、ボールがポロリ
ないしは、おじけづいた走りで、ひたすら遅い走りになる。

幸いに(不幸にも)車はワンメーク。言い訳は必要ない。
車を走らせる又は動かす良いイメージがあれば、何と言うことの無い
のんびりとしたゲームだ。そして今回はドライバーの孤独な戦いではなく
各グループのメンバー全員がタイムアタック中も乗り込んでいるから
「ア~!」から「ヒョーッ、いま危なかった」とか「フメー!」とか
まぁ、うるさいことうるさいこと。
とは言え、ハンドルを握る本人は真剣!
乗り込んでいるメンバーも、他のドライバーの走らせ方を体で感じる事が出来るから
“良い例”“悪い例”を何通りも見れるメリットがある。

小さな緊張感を持って1トライ目が終わり、
“タイム”を重要事項の“あたま”に持って来て成功しなかった(ボールを落とした)数人が
2トライ目のアタックを行なった。ここでもまた、心の葛藤があったと思う。
遅いタイムは出したくない。
しかしここでボールを落したら何も残らない。
じゃ、どの線で自分は走らせるのか。
最優先課題にすべきは、ボールを落とさないこと・・・。
でも、ゆっくりは嫌だ・・・???

幸い2トライ目で全員タイム計測が出来た。
皆、笑っていたけど、ほど良いやり遂げた感が残ったと思う。
次回もハイエースは教材で使う予定だし、更にハードルを高くして、このタイムアタックを
やろうと考えている。

タイムアタックの話・・・。
参加者にやらせて、私は高みの見物?!と言う訳にはいきませんでした。
私も参加しました、ハイッ!



G-BOWL 31  ピンポン球にヘソがついた!

2010-12-09 12:59:14 | G-BOWL
G-BOWLの付属品であるピンポン球にオイルを入れて、ダンピングを効かせる話を以前書いた。
すでに試された方もいると思う。
G-BOWLを計画し始めの頃、オイルダンパー式ピンポン球を、一応は考えたのだが
オイルを封入する良い方法を思いつかなかったと言うのが、正直なところ。
穴を開けてオイルを注入する所までは出来るとして、その穴をセロテープで止めるでは
商品としてどうか?と、考えたのだ。

しかし、GーBOWLを多くの方に使っていただいて、話を聞いていると、
ボールが落ちる事のプレッシャーが大きいのは確かだが、ボールの動きが敏感すぎて
何の操作をやるにも、落とさない運転に集中せざるを得ない様な、少々やっかいな
ものに感じている雰囲気があり、「これは何とかせねば」と言う思いから
オイルダンパー式ピンポン球を作ることにした。
とは言え、当初の悩みが全て解決した訳ではなく、ピンポン球に穴を開け、
オイルを入れてフタをする、後処理加工の跡ありありのモノになった。
が、オイルダンピングの効果は非常に大きく、使いやすいものができた。
今までピンポン球の転がりに悩まれていた方には、最初からこうして欲しかったと、
言われそうな程、転がりの少ないモノだ。

12月20日より販売のG-BOWLセットには、このオイルダンパー式ピンポン球が
同梱されます。初期ロットユーザーの方、申しわけありません。
オイルダンパー式ピンポン球単品で、お売りします。
お問合わせください。

ヒストリックモンテ 17

2010-12-02 17:07:07 | イベントレポート

ヒストリックモンテカルロラリーの主催者から、2011年のラリー参加の受理書が届いた。
ラリーカーのTE27トレノは、12月2日に出港し1月4日にイギリス ササンプトン港に入る予定。
次の準備はマシンから離れて、体調管理と、ミスコースしないようにするには
どう対処すれば良いのか、を考えなくてはいけない。
体調管理は、時差ボケと眠気対策が一番の課題になると思っている。
眠気に効果的なものは何か?と、少しずつ情報を集めてはいるものの、
ありきたりのモノしかない。
つまり、あまり効果の期待できないような話ばかりだ。
どなたか“これは!”といったアイデアをお持ちの方いませんか?
この年になると、眠らないのはキツイ。