クルマのサスペンションと長いお付き合い

サスペンションの話、試乗記、旅の話、諸々・・・。

くっつき虫

2016-10-05 20:33:09 | NEWTON BRAKE
前後にクルマの影がなくスキスキの夜間の高速道路で、後ろから迫ってきたクルマが背後にピタッと張り付き、ルームミラーに反射したヘッドライトが眩しい。
早く追い越して行ってくれよ〜と思うのだがいかない・・・

アクセルを緩めても車間が迫るだけ。

中には、スピードが落ちたものだから居眠り運転か〜、と親切にもヘッドライトをパチパチするドライバーまでいます。

そこで速度を回復させるとまたしつこく追いついてくる・・・
こんな経験ありませんか。

また、追い越していくクルマの中に、短い車間で追い立てるようにタンデムで走っている姿をよく見かけます。

それとか、ずっと走行車線を走っていたのに、追越し車線を走ってきたクルマが通り過ぎるやいなや、右ウインカーを出して追いかけ始めるシーンも見かけます。

「前のクルマ基準」で走る人の典型的な例です。

トラックドライバーに、あまりにも短い車間距離で走っていることを尋ねてみると、
離れていると落ち着かない⋯くっついていると安心する⋯みたいなことをTVのインタビューで話していました。

追突事故の何割かは、この「前のクルマ基準」で走っているドライバーが起こしているのではないかと思われます。

路肩に止まっているバスにぶつかる理由も、前にいるクルマを頼りにしているからに他なりません。

高速道路で後ろにつかれると背筋がゾクゾク・・・頼むから先に行ってくれ〜