クルマのサスペンションと長いお付き合い

サスペンションの話、試乗記、旅の話、諸々・・・。

ニュートンブレーキ本 2016年 その3

2016-10-20 10:27:33 | NEWTON BRAKE
ニュートンブレーキ本のカスタマーレビューに気になるコメントがあります。

先ずは皆さんお買い上げ有難うございます、のお礼から。

なるべく多くの人に読んで欲しいと思って作ったニュートンブレーキ本ですが、
運転の本というのはごく一部の人しか手にしません、読まれないので発行される数も少ないのが実状。

例えばゴルフ人口比ゴルフ上達本。に対して運転免許人口比運転の本。

「趣味」の腕前を上げようとする本と「運転」の腕前を上げる本を横並びにしたくありませんが、
本屋さんでその数を比べれば一目瞭然です。(両方とも一時期に比べるとずいぶん減りました)

免許人口は8000万人⋯⋯読まれる運転本の数は限りなくゼロの近い数値です。

そこでという訳ではありませんが、手にしてもらった時にはさらっと読みとおせて記憶に残るようにようにとページ数を減らしたのです。

あれもこれも満載の分厚い運転本を期待される方には物足らないかもしれません。

さらに趣味本ではなく「実用書」なので面白味はありません。

中身については、車両運動理論であるとか、物理現象、人の感覚に基づいたもので、
これまであまり語られてこなかった「クルマの止め方」についてまとめたもの、いわば「運転の方程式」と言えるものです。

「スピードを出すんじゃない!」という安全運転の本と「スピードを出したいならこう走れ」と言ったドライビングテクニックの本はたくさんあると思うのですが、
クルマの止め方を覚えれば事故は起きない・・・これまで無かったと思います。

皆さんの中に、運転を、あるいは交通事故をどこか他人事のように思っている自分はいませんか?

たとえ自分が正しい行動をしていたとしても交通事故は向こうからやってくることだってあります。

公道で安全にクルマを走らてガレージに戻ってくるには、

・目配り・気配り・ニュートンブレーキ。