クルマのサスペンションと長いお付き合い

サスペンションの話、試乗記、旅の話、諸々・・・。

G-BOWL 練習会 2

2012-05-30 16:26:33 | G-BOWL

練習会を通して感じた事をいくつか挙げてみたいと思う。

やはり!!なことは、初心者ほどアドバイスに忠実に動作を変えられること。
これは以前、学生さんへの運転教育の時に感じたことと同じで、
個々の運転スタイルがまだ確立されていない分、素直に体が受け入れられる、
というパターンが今回もみられた。

そしてもう一つのやはり!!は、ベテランの人ほど、
「今、ブレーキの踏力を途中で踏み足したのが、わかりますか?」と注意して、
本人に自覚があるにもかかわらず、次にまた同じことをやってしまう・・・コレを何度も繰り返す人がいるのだ。

「もう少し元気良く強いブレーキをかけてみましょう」とアドバイスしても、
腰が引けているかのようにその強さが出せない、といったパターンの人もいた。

牛が車の正面にでてきたら、「晩飯はステーキ!」の人だ。
肉は美味しいかもしれないが、ブレーキングはまずい。大いにまずい。

日常で使っている踏力に慣れているのはよくわかるが、
この人は前走車との車間の考え方など、どうしているのだろう?と心配になる。
しかしまあ、自分が強いブレーキをかけられないことに気がつくのも、今回の様な練習会があってのことだ。
が、多くの人は気がついていないのだから「今夜はステーキ!」のドライバーが
周り中にいることも同時に知っておかなければいけない。
自分は前の車に追突せずに止まれたけど、後ろからドカンというのも十分考えられるから、防ぎ様が無い。
車間の狭いドライバーには「どうぞ先に行ってください」と、私はさっさと道を譲ることにしている。

毎度の事ながら、色々と考えさせらる練習会だった。

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