クルマのサスペンションと長いお付き合い

サスペンションの話、試乗記、旅の話、諸々・・・。

片手運転

2012-05-19 12:01:15 | なんでもレポート

先日、車両の引取りで群馬に行ったときの話。

大型トラックでも20台は停められるだろう広い広いコンビニの駐車場で待ち合わせをした。
少し早めに到着したので、約束の時間までの間、出入りするコンビニ客を眺めていると、
ツヤのある黒色の軽が入ってきた。
ドライバーの背が低いのか、シートポジションが後ろ下がりなのか、首から下が見えない。
ケイタイで左手は使われているので、フォークリフトのそれのように片手でハンドルをクルクル回して
空いているスペースに停めた。
しかし脇目も振らずに一直線に進んだのではなく、途中で一旦停止に近いスピードに落とし
頭を向け始めたのだが、なぜかバック。
違うスペースに入れ直した。
この間全て片手ハンドル。
周りを見回して確認している様子はまったく無く、他の車の動きが無かったら何も起きなかったが
駐車場に入ってきてからの行動は“車に意志”が半分しかなく、携帯電話の影響ありありの
モソモソとした動き。
そこに居るのは自分だけ(当然回りに駐車している車ありました)、の世界だ。
こうもカンタンに車を動かしていいものだろうか?
片手で回せるハンドル、右足一つで操作できてしまう車というのは確かにありがたいと思うが
回りに気遣いの無い運転を助長しているのではと思えてならない。
事故は起きてから考える?だって、起きる(起こす)までわからないもの・・・といった声が
聞こえてきそうなその場の空気だった。