クルマのサスペンションと長いお付き合い

サスペンションの話、試乗記、旅の話、諸々・・・。

工作の時間 4

2011-12-28 12:51:44 | なんでもレポート

スピーカー自作派の人たちの多くは、1ユニットに対して内容量を計算し
バスレフのチューニングをし、吸音の処理をし、外観形状も考慮し、
専用設計こそオリジナルの良さ・・・的な意気込みで作るのを常としてきているから
1組のスピーカーを組み立てることは、大きな楽しみでもあるが
“体力”も必要になる。
出来上がったときに、飛びきりの音がするハズの胸ワクワクの期待を元に
ガンバルのだが、時間と手間が良い音の保障には必ずしもならない。
板材が問題?板厚?吸音材?形状?ユニットがタコ?・・・と考え始めると
新しいユニットを手に入れて、再挑戦が始まる。
これを繰り返す人が工作人間!なのかも知れない(私もです)。
球形エンクロージャーは、形を疑う必要が無いから、こういった悩みから
一気に開放される。数百万のスピーカーと比べても、それが球でない限り
物理特性は絶対に有利な形状をしているからだ。
エンクロージャーの良し悪しから脱することが出来れば、心置きなく
ユニット探しの旅に出ることができる。

球の音を聴くと、音楽を楽しむ気持ちが変わるかも。