シネマと虎とグルメたち

犬童一心監督作品に「ジョゼと虎と魚たち」があった。オイラは「観た映画が面白くて、美味いもの食って阪神が快勝」を望んでる。

手紙

2006年11月19日 | 映画
久方ぶりに家人と映画に行った。
東野圭吾原作の「手紙」である。
東野圭吾さんの直木賞受賞作「容疑者Xの献身」に感動してたので、ボクとしては東野作品の映画化にも期待しての鑑賞である。
映画は荒削りだったが日本映画らしくて及第点の出来栄えだった。
ポスターやチラシで、山田孝之、玉山鉄二、沢尻エリカなどの主演者の名前が大きく扱われるのは仕方がないにしても、東野氏の名前も大きく扱われるのに反して、生野慈朗監督の名前を探さないといけないのはいかがなものか?
予告編が始まってからポップコーンとコーラを買いに行った。
トレイに乗っけて持ってきたが、暗闇でつまずいて通路の人にぶかっけないかとハラハラものだった。
行きがかり上、代金の650円は私が払う事になってしまった。

見終わってから最近、ボーリングで調子が出ないのをボールのせいにする家人のために、杭全町(くまたちょう)にある「パッション」という、ボーリング専門ショップまでボールを購入に行った。
我が家を挟んで映画館とは体格線上にある店なので映画館の無料駐車場から1時間40分ぐらいかかった。
それでも、その値打ちがあるくらいボールも、関連商品も置いている店である。
ボールの穴あけも、油抜きも、補修もしてくれる。
原油高騰でボールの値段は上がっているとの事だったが、原価を価格に転嫁できるのは羨ましい限りだ。
ただし、この店も実売は定価の5掛ぐらいで販売している。
定価自体に怪しいものを感じたが、家人によるとボーリング場などの販売価格よりは1万円以上安いらしい。

帰って「手紙」のチラシを眺め、余韻に浸っている。
肉親の切っても切れない関係や、杉浦直樹の会長が言う言葉の重み、自ら理不尽だと言いながらも娘を思う風間杜夫の父親の気持ちに胸が熱くなっている。
そして映画館で前に座っていたオッチャンが、川尻エリカ演じる女性を見て、奥さんらしき人に「女の子、エライしっかりしとんなあ」と囁いたのを思い出し吹き出している。
おっちゃん・・・映画やでえ・・・。
コメント
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