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シネマと虎とグルメたち

犬童一心監督作品に「ジョゼと虎と魚たち」があった。オイラは「観た映画が面白くて、美味いもの食って阪神が快勝」を望んでる。

陰日向に咲く

2006年05月14日 | 映画
劇団ひとり氏の「陰日向に咲く」を呼んだ。
劇団ひとり氏は役者さんで、これがデビュー作らしいが中々の筆運びだった。
電車の中で読み出したが、最初のエピソードで恥ずかしくも車内で涙を流しそうになったが、あーなるほどとなって一気に読み終えた。
長時間に渡るタイムスパイラル物語だ。
それぞれのエピソードを通じて、それぞれの人々が結びついていく構成は処女作とは思えない。
そしてそれぞれに感銘を受けて自分を同化させるものがあった。
僕もそんなに長くはない人生になってきたのだから、日陰に咲く人生ではなくて、せめて陰日向に咲く人生を歩みたいものだ。
この作品、映画化難しいかな?映画化して欲しいな。