At The Living Room Reloaded

忙しい毎日の中で少し足を止めてみる、そんな時間に聴きたい素晴らしい音楽の紹介です。

458 R.T. / Day Is Over

2006-07-25 | Contemporary Jazz
最近moderntiquesさんのブログで紹介されていて、気になって購入したのがこの盤。Mike Koskinenという方の曲とスプリットでリイシューされた12インチ盤です。最も僕が聴いているのはもっぱらA面のみなのですけれど…。このリイシューのリリース元となっているJazzpuuは確かフィンランドの再発系レーベルだったと思うのですが、クレジットを見る限り録音自体はストックホルムで行われている模様。Jazz Quintet'60での活動が有名なAllan BotschinskyとNHOP、それから近年Five Corners Quintetにもゲスト参加していたベテラン・サキソニストEero Koivistoinenの参加が目玉でしょうか。75年という微妙な年代とエレピ使いから、全体としてはブラジリアン・フュージョンっぽいアレンジに仕上がってはいますが、各々のソロは相変わらず抜群に格好いいし、曲自体のテンポも高速でノリが良いので、おそらくクラブ・ジャズ好きの方ならばツボだと思います。Boillat=Theraceのハートマークのジャケや、最近では同郷のJukka Eskolaのソロ辺りに近い質感。もしかするとクラブ系のみならずモダン派の方でもいけるかもしれませんね。つい先日されたJudy Bailey Quartet等にも通じる雰囲気かも。リリース自体は微妙に古いのですが、調べてみたところJet Setが最近何枚か仕入れたようです。デッド・ストックでしょうか?まぁ、とりあえず興味があれば騙されたと思って聴いてみてください。
コメント
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