まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

イヴェール ボスケ

2017-09-06 | 料理

ケーキが美味しい。静かにひとりの時間を過ごすのにはもってこいの店だ。とはいえ、家でも静かに過ごせるけれど。ケーキとコーヒーが運ばれてくるというのがよい。これで、お金を払わなくてもよければ言うことはない。

「閑カフェ」(しずかふぇ)おしゃべり禁止。店内撮影禁止。ひそひそも、筆談、メールもだめ。スマホ、アイパッドもだめ。中学生以下はご遠慮ください。おひとりさま歓迎。本を静かに読むこと歓迎。「非日常空間で 静けさを楽しむ 我慢するのではなく求める」と言ううたい文句で、遠くからのお客様も多い。

大きな窓が外の景色と一体になっている。胡桃の大木の枝は垂れ下がっていて森の中にいるようだ。

本を持って行って、しばし静かな時間を。と、コーヒーが運ばれてきたときにケータイが鳴った。マナーモードではあるが、ケータイ禁止なので外へ出る。綺麗に耕された畑が広がる。

某社の社長の〇〇保君だ。お願いしてあった十万石祭り弓道大会の矢渡の貼り紙が出来たという。静かな時間を切り上げて、ケーキで脂肪を増やしただけで支払いを済ませて某社へ。

同級生はありがたい。「十万石まつりやし、そろそろ貼り紙の時期やと思とったんや。」と、応接室で近況を話して帰る。お金が貯まったのではないか、お腹周りが大金持ちになっていた。「また、みんなで飲みたいねえ。」と、言いにくかった。これ以上太らせてはならない気がしたからだ。「山へ登らん?」とも、唐突に言えなかった。