まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

遠的弓道大会

2010-03-31 | 弓道
日曜は寒い日だった。
競技部の部員でなかったら出場しないであろう遠的大会。
前回の大会は、娘の結婚式で手伝えなかったので、3月最後のこの試合は出かけることにした。
この大会は、国体を目指している選手と、競技部の係員が殆どだ。
そのほかの人は、腕に覚えのある人がエントリーしている様子。
なので、私たち夫婦のように、試合のときしか遠的をしないなどは論外である。

長い間遠的をしないので、矢は知る人ぞ知る、ビーマン(ピーマンではない)。
おまけに、射法は殆どの選手が直付けだ。
腰きりの射は見受けられない。
ここでおおいに迷うのである。
だんなは流行おくれなので、直付けをするという。
しかし、私の場合、以前何回か試してみたが、縮んでしまうので、流行らないとはいえ、以前のままでチャレンジ。
だいたい、この場で初めてやってみるなどとは無謀だ。

結果、わたしは旦那より4本多く中たった。
低いレベルの争いだ。
負けたほうが家へ帰ったら料理を作るとかいう賭けをしておけば、有意義だったかもしれない。
本日の優勝者の○山君は、1本も抜いていない。
翌日の中日新聞に、堂々インタビューの記事が載っていた。
全国レベルの選手と同じ大会に出ていたということを喜ぶことにしよう。

わたしたちは、枯れ木も山のにぎわい・・の役目?
競技の進行係も他の人が頑張ってくれて、わたしは楽をしてしまった。
進行係のつなぎをしたので、パン粉か卵の役割だ。
枯れ木になったり、卵になったりした一日だった。

パパさん誕生日3/26

2010-03-29 | 暮らし
すっかり忘れていた。
前日まで覚えていたのに。
朝8時半に会社へ行くときにすっかり忘れていた。
仕事は相変わらず忙しく、客先のペースにはめられてどたばたしていた。
夜7時過ぎになって、マーケットで買い物をし、7時から半額になった惣菜を買う。
後は味噌汁と、漬物でよいわと考えながら帰った。
7時半になっていた。
いつも、主人とわたしの帰宅時間はほぼ同じだ。
しかし、今日は主人が先だった。

家に帰ると大きな花がテーブルに乗っていた。
素晴らしいバラの花だ。
職場の仲間が贈ってくれたらしい。
「事務所一同」と、書かれたメッセージに抱えきれないほどの花。
「ひゃーごめん。忘れとったわ。」
「そうやろ。職場のみんなに、妻に忘れられとるのにって、言った・・」とのこと。
先をよんでいらっしゃる。
豪華な花をテーブルに飾って、売れ残りの惣菜を食べるとは。

しかし、素晴らしい花だ。
還暦を迎えたことを知っている職場の方も素晴らしいし、贈ってもらえるほど慕われているのか。
あるいは、そろそろお辞めになられたほうが・・という意味か。
わたしは、自分の職場の上司に花を贈るのは辞めるときしか浮かばない。
つい言ってしまった。
「よほど慕われているのですね。ちょい舌出してみて、割れとったりして」
「うーん。舌割れとる・・」と、返す。
うーんつらい。また、違った。寒い。

玄関に飾った花の横には、先日の結婚式に来てくれた弟のインド土産の皿をさりげなく飾った。この皿もなかなか良い。
石の細工なのか聞くのを忘れた。
忘れることばかりだ。

妻の誕生日や、結婚記念日を忘れる夫は多いが、家族の記念日を忘れる妻とは。




結婚式

2010-03-25 | 暮らし
娘の結婚式は、ものすごい黄砂から始まった。
天気はいまいちだったが、式も披露宴も盛り上がり、とどこおりなく終えることができた。

列席者、80余名。二次会も80余名となり、娘達は大変疲れたろうと思う。
結婚した彼は同級生なので、二次会は同窓会のようになったに違いない。
二次会は友達がサプライズで、親のビデオレターや手紙を頼まれたが、見ることが出来ないので残念。

娘は双子で、既に子供がいるもうひとりも当然同級生なので、友達とフラを披露してくれた。
着物を着てきた友達は、披露宴の最中に全部着物を着替えての披露。
披露宴の最中に、着てきた着物を脱ぐというのはこれまた大変。

秘密にウクレレの練習していた姉は、3歳の息子にばらされてしまった。
嫁ぐ娘に
「ママがねー。カイマナヒラ弾いてるよー」と。
おまけに、孫は覚えたカイマナヒラをうまく歌う。
でも本番はやはり格別。なかなか楽しめたし、やはり女性は華がある。

ふたりとも嫁に出したので、我が家の姓を継ぐ者はいなくなり、爺さんと婆さんとわたしたち4人で、まるでグループホームだ。
娘への手紙には、「明るいグループホームを目指しますので、安心してください。」
と、伝えた。

ふたりともいないと寂しいけれど、時々大家族になるので良しとしよう。
会社の人が撮ってくれた写真を、早速PCで、うちの爺さんと婆さんに見せる。
食後に、お茶とお菓子で、第1日目の明るいグループホームが始まった。

一流と三流

2010-03-24 | 弓道
前に全弓連の弓道誌に、「一流と三流の違い」が、載っていた。
一流と三流の違いは、我慢の差だと言われる。
我慢して、稽古を続ける。
我慢して、会を長く引き続ける。
そういえば、ほんのちょっとの我慢ができずに、離してしまう。
とにかく、やらなくてはならない。
できるか、出来ないかではなくて、
やるか、やらないかだということを肝に銘じて。

で、夫婦が我慢して暮らす場合、一流の夫婦というのか?
我慢して、仕事をすることを一流というのか?
ちょい疑問だ。

自分探し

2010-03-15 | 暮らし
会社を辞めたら何がしたいか。

よく、若い人が仕事をしないで
「自分探しの旅に出ます」と、いうのを耳にする。
自分探しは、仕事をしながらでも出来るだろう。と思った。
働きたくないだけではないか。とも思った。

それで、長く働いていて探せたかというと
いろいろなものから遠ざかってしまって、人の谷間に埋まり、いわゆる「俗世間」の中に埋もれたような気がする。
無事働けたのは家族のお陰、友達のお陰と思うが、娘が嫁ぐ今、改めて考えた。

で、主人に「会社を辞めて自分探しの旅に出るわ」と、唐突に言ったら
「別に探さんでよろし」と、言われた。

何をしたいかよく考えたら、ひたすら眠い。
仕事を辞めて何をしたいかと言えば、愛猫チョムのように寝たいのだ。

今年は大当たりで、婦人会の役員や組合の役員も、おまけに体育協会と・・と、あげていったら、どうも疲れているようなかんじ。
手帳は仕事以外でも、ぎっしりになっている。
まるで、議員ではないか。
違うのは、私腹が肥えずに、ビールを飲んで下腹は肥える。

寝ながら寝言で「眠い眠い」と言っていたそうだ。
寝ているじゃん。と、主人は思っていただろう。



忘却

2010-03-10 | 暮らし
忘れかけていた雪がまた降ってきた。

最近非常に忘れっぽい。
昔から記憶力がいいほうではないが、さらに拍車がかかった。

昨日は、仕事に欠かせない大切な価格表が行方不明になって、
探す時間がもったいないので、課長から1冊もらった。
翌日、違うファイルにはさまっていた。
そういえば、だいぶ前に電卓をなくしたときも、棚の中に片付けたファイルに挟まっていた。
机の上が書類の山になるのが嫌で、ばっばと片付けてしまうと思わぬことが。

今朝はヤルクトを冷蔵庫から出して、弁当用のかばんにいれたつもりがなかった。
毎日、慌しい朝に通勤途中の車の中で飲むのが日課になっている。
この時間が嬉しい。
甘いヤクルトと、たったひとりの時間。
が、今朝はヤクルトはないし、ゆうべお酒を飲んで車を置いてきた主人を、駅まで乗せて行ったので唯一の楽しみは奪われた。
会社に着いたら、違うかばんにヤクルトが潜んでいた。

この忘れっぷりを、歳のせいにしようと思ったが、
若い頃より、忘れっぽく、そそっかしかったのだ。
そのことすら、忘れていた。


成長

2010-03-05 | 小さきもの
日々目を見張るような成長していく子供を見ると、3歳からスケートを履いた・・ゴルフをしていた・・卓球をしていた・・というのは、素晴らしい選手を育てる必須条件でもあるようだ。
プロゴルファーや、オリンピック選手にならなくても、いい影響を積んでいくために、大事な時期と思う。

孫には、野球をさせたいというあちらのおじいさん。
落語を聞かせたいというこちらの爺さん。
よい本を与えたいという婆さん。
しかし、本人は最近布袋の姿を真似てバットをギターのように抱えて「ビーマイベイビィ!!」と、叫んでいる。
1歳半の弟ときたら、誰に習った訳でもないのに
新聞の刀を持たせたら、ごろりと倒れて、勝手に切られ役をしている。

とにかく、独り立ちし、自身の力で生きていくことさえ出来れば、他に言うことはない。

オリンピックに出なくても、ノーベル賞をもらわなくても良いのだ。
ばぁばにたまに美味しいものを食べさせ、たまに稼いだ金を回してくれるだけでよい。

しかし、そのためには今のうちに餌付けをしなくてはならない。
美味しいものを食べさせなくてはならないが、孫に食べさせるときは、娘達もいるのだ。
わたしの切望は、決してわがままではないはず。