まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

リセットタイム

2010-05-31 | 暮らし
土曜、日曜にぼおっとしているのもいいけれど、
試合に出たり、どこかへ行ったりすると、完全に日常の仕事は忘れる。
いや、本当は振り向いただけで忘れる場合もあるが。
仕事のいやな思いは引きずる。

いちばんリセットできるのは、孫とのひととき。

完全にすべてがどうでもよくなる。

ぶぁぁ


ぶぁぁぁ



ばあばぁ



少しずつ語彙が増え、じじ、ばばを認識すればもう稼いだ金はすべてつぎ込みたい気持ちになる。
気持ちになるのであって、実際にはつぎこんでいないが。
何でも買ってあげたい衝動になる。
笑顔が報酬だ。

ばっさばっさと仕分け

2010-05-31 | 暮らし
鳩山さんが普天間で悩んでいる間に、蓮舫さんはばっさばっさ事業仕分けをしていた。
蓮舫さんがかっこよく見える。

この仕分けで、いろいろなことを知ったし、驚くことが多い。
もと官僚達の天下りだけではなく、わたりというものも含めての高額報酬に、開いた口が塞がらない。
また週一の出勤で、600万円の報酬を貰うとか、わたりごとに退職金を貰い、数十億円とか。
開いた口が塞がらないどころか、このままでは、国民のあごがはずれてしまう。

また、岡本行夫さんがかっこいいと思う。
高倉健に似ている。そして、理路整然と意見を言うところ。
また、三白眼まで一緒だなあと見てしまう。

かっこいい政治家が増えるといいと思う。
選挙のための政治というのがうかがわれる某氏。
1票が欲しいと策を弄している人の手の内が見えている。
国民はそんなにアホではないよと言いたい。

ぼんやりしていたら、日本国が前面夕張状態になる。

低気圧

2010-05-26 | 暮らし
天気が悪いと仕事をしていても、暗い気持ちだ。
帰りにケーキ屋へ寄って美味しいケーキでも買おうかと思うだけで、気持ちが明るくなる。
単純だ。しかし、帰りにそのケーキ屋が臨時休業でがっくり。
低気圧は停滞しているという。
こんなときは、連休の楽しい写真を整理しよう。





先週金曜日快晴。
保育園で海へ行った3才の孫が靴を濡らしていた。
「海へ入ったんか?」と、聞くと
「海へ入ってないよ。海が来たんだ」という。
なるほど、海がきた・・か。

ずっと天気が悪く、晴れた日が恋しい。

第40回敦賀市弓道大会

2010-05-24 | 弓道
今回の40回記念大会は、出場選手全員、生涯忘れられないような出来事が起こった。

娘が嫁いで敦賀に住むようになってから、敦賀の大会に夫婦で出場すること3回目。
今年は前日から娘のところへ泊まり、孫に「ばあば優勝するからね」と、言って出かける。

去年も一昨年も雨。
そして、今年も雨。おまけに強風。
矢渡しの時から不穏な空気が空に蔓延。
風が道場内に入り袴がふくれ、ぱたぱたとはためく。

試合中も、立っている選手の袴が風船のように膨れ、細かい雨がふりかかる。
合間に、場内の雨をモップでふきまくる。
ついには、足元に置いた矢が外からの風でするすると動き出す。
違う人の的に中たる人もいる。
全体的に的中は低い。
鋭い矢をだせば風の影響は関係ないとはいえ、弓を持ち上げると風に煽られてふらつく。
とにかく、押し手をしっかりぶらさないようにと思う。
風のおさまるまで待とうと頑張るが、風は強くなるばかり。
しかし、風に負けるものかと強気で引くが矢が風にのって、よたよた左右にぶれる。
4射2中。

午後になって、さらに強くなり2回戦の前半で中断。
この時点で、私達夫婦ともそれぞれ8射4中。
この風でこの成績なら、まあよしとしようと掲示を見にいく。
そして、アナウンスが入り、これ以上は危険と判断し中止となった。

全選手が道場に集まり座って敦賀市弓道協会会長の説明を聞く。
「危険防止のためここで試合は打ち切ります。」
離した矢が風で戻ってくることはないが、矢取りを手伝っている高校生達も風の中で大変。
前半の4本の成績で順位を決めて賞品を分けるとのこと。
当然同中が多い。
団体の代表が前へ出てじゃんけんで抽選の順を決める。
抽選の棒を引き出すたびに、みなが盛り上がる。
男子の個人は3中が8名で抽選。8位まで決まる。
女子は3中が2名なので、優勝準優勝は決まり、残りの10位までの抽選が14名で行われた。
そして、わたしは、なんと4位であった。
弓道大会が、かって経験したことなのない歓声と笑いと拍手で渦巻く大抽選会となった。

この間も、外は荒れ狂っていた。
帰りは車まで行くのに足が前へ出ないほどだ。
傘はすでにひとつ壊した。
さしていなかったのに、勝手に開いてひっくり返った。

「敦賀市の皆様お世話になりました。
そして、お疲れ様でした。
記念大会のために、たくさんの賞品の準備と記念のマウスパット。
忘れられない試合となりました。」

弓道ことわざ その3

2010-05-16 | ことわざ 昔話

では、第3弾。
楽しんでもらえたら嬉しいです。
この前の試合で、○谷さんに「久しぶりに、出てましたね」と。
この台詞だけで通じてしまう。
このことわざを初披露したのは、彼が金沢大学へ行っている最中、国体強化で知り合って大学の弓道誌に提供したことがあったっけ。

弓を続けていて一番の楽しみは、人とのつながりかもしれないと思うこの頃。
弓引きに悪い人はいないと、亡き北村会長がおっしゃっていた。
確かに癖のある人は多いが、悪い人はいませんね。

会の充実ご存じない (芋の煮えたもご存じない)
 もっと引いて、身体と弓が一体になって、充満する気を感じ、持満の会というものを感じること。これが出来ないんだよねえ。煮上がるまで箸でちくちく芋をいじくるな。矢が勝手に離れるまで伸びあっていろ。と、言いたいのに。今日も4射3ビクだった。ビクがくると自分が芋になった気分だ。

開(あ)いた矢口は的に立たぬ (開いた口には戸はたたぬ)
 また矢口が開いてしまった。こうなっては縮んだ身体はなかなか元へ戻らない。
的に矢が刺さってはくれないだろうことを分かっていながら、離さなくてはならない寂しさ。

離して天に恥じず (仰いで天に恥じず)
 充実して離した時は、どこへでも行け。自分は充分尽くしたのだと勢いよく離れるものだ。充分伸びあったときは、自信満々天に恥じない充実の離れ。しかし、扇い(あおい)で離れてはいかん。

浅掛けの打沈 (朝駆けの駄賃)
 慌てて弓を引くときには、弦にかける妻手にも集中せず、ただ掛けて急いで引けば矢は沈む。ここで言う浅掛けとは、かけを浅く弦にかけることではなく、気持ちが浅く、慌てて掛けるという意味。

あらよの月(雨夜の月) あまよのつき
 あるにはあっても、現実には見えないもののたとえである。金体白色西半月の月とは射で顕わすとどうなるのか、毎回「あらよっ」と離していては見えないのである。

会なくして縁にあてるな (網なくして淵をのぞくな)
 十分な用意をしなくて成功はおぼつかないというたとえだが、会がなくても、的の縁に喰らい込む勢いのある矢がでることがある。この時、儲けたとか成功したと思ってしまう浅はかな自分がいる。


婦人会 存亡の危機

2010-05-16 | 暮らし
今年は役職の大当たりの年だ。
この当たりぐらい的に的中すればよいのに。

会社の女性部の職場役員になり、町内の婦人会の役員になり
加賀の弓道協会の万年事務局。
体育協会の常任理事、会社の弓道部長
県の女性部や競技部と・・。
単なるボランティアで、ただただ自分の時間をひたすら削るだけのものだ。

いちばん間抜けなのは、職場の組合女性部の委員を選出するときに、あみだくじをした。
名前を書いて一本ずつ線を入れていくのだが、自身で入れた線によって墓穴を掘った。

困っているのは、町内の婦人会だ。
120名ほどいる町内の婦人の中で、現在残っているのは30名で、いちばん若い人が昭和41年代生まれなので、おして知るべしである。
何回も役員をした人ばかり残っていて、次に役員を取ってくれる人はいない。

残る道は、解散のみだ。
前年度の役員と、悩みの引継ぎをした後、勧誘や今後の相談を何回もした。
今年は、この決着をつけなくてはならない。
区長と、三役の方も交えて公民館で話し合いもした。
世の中の流れで、婦人会の運営は難しくなっていることを知る。
果たして、今年わたしたちの努力はどういう展開になるのか。


ストレスを流せっ!

2010-05-14 | 仕事
最近忘れっぽいので家へ帰ると仕事のことは忘れます。
なので、たぶん嫌なことも忘れて次の日うっかりまた出かけてしまいます。
嫌だといっていたはずの会社へ。

でも、朝8時半に着いて夜7時過ぎに帰るのは疲れます。
おまけに、疫病神のような客がいます。○秘ですが。
ついでに、困った営業マンをなだめなくてはなりません。
めざせコンビ二と、言った上司は本社へ行ってしまい、
コンビニとか言いつつ、欠品だらけです。
「何を売ればいいんじゃい!!」
しかし、欠品というのは売れたということ。
けれど、製品が出来るまでに納期がかかり客は苛立ちます。
出来上がったと思ったらクレーム。
溜まる溜まるストレス。
貯めるのはお金だけでよいのですが。

溜まるという字は、さんずいですね。
と、言う事は水に流せるんです。
腹が立ったら台所仕事をしなさいと母は言いました。
流しは、いろんなものを流すからです。
そういえば、母はいつも鍋を洗う時、怒っているような洗い方をしていました。
もしや、父に不満が・・?

今日の最後に、自分の茶碗を洗いながら、一日を流してしまいましょう。
残った注文書は、来週に先延ばしして帰りましょう。
日本の立派な大臣さんさえいろいろなことを先延ばしするのですから。

京都 審査 とうちゃん編

2010-05-13 | 弓道
夫婦してなかなか関門突破できない。
わたしの審査の翌日は、だんなの出番六段受審。
彼の出番は最終の頃なので、待ち時間をどう過ごすかが問題だ。
彼の出番の頃には、石川県の仲間達は殆ど終了して帰ってしまっている。

午前中の時間を有意義に過ごすため、平安神宮武道センターで練習ができるので、ついていった。
的中しない。ここで、良いアドバイスができるとよいが、自分も的中しないのに中たりのコツなど教えられない。
最後は、自身の平常心と、十文字の伸びやかな離れができますようと祈るしかない。

自分の受審より緊張する。
彼は、見かけは偉そうだが、わたし以上にナイーブである。
そして、凄みのある射を平然とする。
観ている者は手に汗を握るのだ。

ことわざではないが、一射絶命という言葉があるが、なかなか見ごたえがあり、どちらかというと人間より矢の方が絶命することがある。
その時に、一射絶命ならぬ「一射説明」を、しなくてはならない。
何はともあれ、この一射一射にかける思いは、日頃の仕事の合間をぬって稽古する並々ならぬものがある。

話はいきなりとぶが、わたしたちは、こんな小さな世界で審査も及ばないのに、全世界で金メダルをとって、参議院にもでるという人が不思議だ。

京都 審査編

2010-05-10 | 弓道
出番は2時頃。控えの席に入ってから待つこと40分。
ちょうど出番前に、審査員の先生方の休憩に入った。
先生方は休憩だが、待っているほうは緊張の続き。
わたしは、おう前なのでみんなの先頭に入場しなくてはならない。

誰もいない道場へ先頭になって入場するのは注目度抜群。
ここで、薬師丸ひろこを思い出す。あぁ快感。
あれは機関銃をぶっ放すのだった。
弓を引いても、ああ快感が体験できるとよいのだが。

本座で着物にたすきをかける姿は、誰かに似て華麗だったに違いない。
ここまでは良かった。

会の長さと甲矢(1本目)が中たらなかったこと以外は問題ないように思う。
本当は、それが大問題だが。
乙矢は、やけくそで的中。よくあるパターンだ。
反省といえば、審査員の先生方に対して謙虚でありすぎた。
もっと、ふてぶてしい性格なら良いだろうに、ナイーブさと育ちが射に出てしまう。

かくして、早々に審査から開放された。
この日、みやこめっせで受審した七段の方170名余のうちの合格は2名だった。
教士を含めると、約1000名ほどが集っていたのだ。
合格者は2~3%ほどか。今回も選ばれし人にはなれなかった。

この後、またまた飲酒の義となる。

京 飲酒の義

2010-05-10 | 弓道
やっと見つけた怪しげな店。
ちょうちんに「ちりとり鍋」と、書いてあり、入り口の扉はビニール。
看板にちりとり鍋、もつ・・、前日バーベキューをしたので、焼肉はきついなあと思いつつも、街を彷徨って7時になってしまったし、無計画でばったり出会う楽しみもいいかなあと思う。
通りすがりの隣の花屋のお姉さんに聞く。
「美味しいですよ。もつや豚肉とキャベツやもやしがたくさん入って」
その一言で、決定。
店の隣の人の意見は貴重だ。
中は、天井むき出しで、いろいろなパイプがもろ見えだ。
壁はベニヤ板を貼ってあり、工事現場の飯場みたいである。
(とはいえ、飯場の経験はないが)
すでに客が8人ほど入っている。
従業員の元気がいい。愛想もいい。
案外こういう店は、味で勝負かも。

ちりとりのような鉄板に、盛りだくさんの野菜。
その後、生レバーも美味しかった。
ちぢみにとろけるチーズがのっているのも美味しかった。

そして、ビールもしっかり飲んで、ひとり3千円。
安かった。
店の美しさより、人が入っているかいないかのほうが選ぶポイントになる。

そこから、宿まで遠かったが歩いて、しっかり汗をかいた。

寝る前に気になったのが、「マッコリ」という酒のことだ。
にっこり、まっこりと、書いてあった。
支払いのときに、乳酸入りと書いてあるのを横目で見ながら、
自分の名に似ているので、怪しいと判断してしまったことを後悔した。

酒を気にするより、明日の審査を気にしなさい。
と、主人に言われそうなので黙っていた。

問題は明日だ。


島原 周辺

2010-05-07 | 弓道
宿泊先の聞法会館に到着したのは5時近く。
周辺の島原あたりを散策した。



浅田次郎の小説の「輪違屋糸里」の舞台になった輪違屋の前を通る。
島原界隈は、昭和の風情を思わせる町並みだ。
「新撰組同好会」という看板をみつけたり、彼らが遊んだであろう輪違屋や角屋という店を眺めつつ、酒宴のようすをひたすら想像する。
どうも、飲酒の義が頭から離れない。





結構歩いたが、飲酒の義に至る店は見つからない。
堀川通りまで出ること1時間。
京都へ来た本来の意味を忘れて、わたしたちはひたすら食事の店探し。

礼記射義で出発

2010-05-06 | 弓道
5月3日、周りは田植えの最中。
いざ審査受審旅行へと京都へ向かうため出発した。
このところ、ハードな仕事と、夜の晩酌のせいで、殆ど勉強していない夫婦。
弓は欠かさず引いていたが、理論も体配も伴わず、いつも「やらないよりは、ましだろう」という、レベルの低いところで妥協する。
なので、せめて行く道中に礼記の勉強をということで、読み聞かせ3時間。
射法訓も、含めてしゃべりっぱなし。
題して、「吉永小百合読み聞かせタイム」

儒教を通じての哲学まではよかったが、あるところへ来て、気持ちが浮いてしまう。

酒宴・射会を通して、男子はその人柄・人格・礼儀作法等が評価され、多くの高官が列席された場で、射に対する態度や、礼に即した人間関係や立ち居振舞い等の作法が、厳しい目で見られている。それは儒教の道徳・倫理観に基づく役人の登用・評価の場でもあり、大変に重要な場となる。

その中で、射義編の一つ前が「郷飲酒義」というのがある。
ここで、わたしたちは、明日に備え「今日飲酒の義」をしようとなった。
いつも、易きに流れる夫婦である。
互いに、向上心というものがみうけられない。

弟が、バーベキューに持ってきてくれた酒を持ってきた。
優しい気持ちを無駄にしてはいけないと持参してきたのだ。
さて、京都の夜は。



GWバーベキュー

2010-05-06 | 暮らし
4/29から突入したGW。
弓三昧の合間に、家族でバーベキュー。
嫁に行った娘達家族も含め、ゲストに突然帰省してきた弟も含め総勢9名。


特に旨かったのは、弟が来る直前に掘ってくれた筍。
筍を持ってきてほしいという姉の強制的な要望を、きいてもらい恐縮。
とれとれなので、茹でなくても食べられるので直接焼いた。
絶品である。




子供達も楽しんでくれたようす。
夏のように暑い日だった。
みんな、盛り上がり、このままカラオケに突入したいくらいの勢いだったが
それぞれの事情のため、延々4時間の大会の幕は下りた。
なぜ、バーベキュー大会と言ってしまうのか??


勤労者弓道大会

2010-05-02 | 弓道
始めは先日の試合と同じ4射3中。
そして、二回目の立ちの展開も、同じびくがきて、中て気が邪魔をする。
全く、同じ調子だった。失敗の体験がよみがえる。

いつもは、8射の試合だが、勤労者は12射なので、三度目は新たな気持ちで臨みたい。
しかし、弱気な自分を急に変えることは困難だ。
まして、前回の試合運びと全く同じだ。
こうなったら、自身をだますしかない。
つい、なぞってしまうところを捨てて、例えば、肘を大きく引きつけて、ちょっと引き分けを変えてみる。

で、まんまと自分を騙したような感じ。
はたから見たら変わっていないかもしれないが、どうにか3中できた。

結果、3位の遠近競射に残った。
その時は、不思議に気持ちが落ち着いてきて、何とか引ききることができた。
で、3位に入賞したが、運の良さでしかないかんじ。
しかし、1位の12射11中の○能さんや、2位の○理ちゃんは、やはり実力が違うなあと思う。
たとえ、調子が悪くてもそこそこいけるという力がある。
誰にも波はあるものの、その幅が大きい人と、小さい人との違い。

どちらにしろ、課題は多い。