まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

弓道教本

2022-06-29 | 弓道
久々の休みだが、暑すぎてどこかへ出かける気力もなく、協会で買った新しい弓道教本の補正表を借りてきたので、自分の教本を丹念に補正することにした。
我が家には、弓道教本第一巻が4冊ある。
昭和56年が、2冊。夫婦がそれぞれ購入したもの。
平成3年が1冊。夫のもの。
どれも内容は殆ど変わらない。
しかし、あまり古いのもどうかと買い替えて、平成22年が1冊。
合計4冊。

ここへきて表紙の色のリニューアルされた違和感のある教本に替わったので、内容によっては買い替えなくてはならないかとまず一通り見ることにした。
4冊あるので、よほどのことがない限りいらない気持ちだ。
丹念に訂正していくにつれ、フリガナや送り仮名くらいの訂正しかない。
礼記、射法訓の文中の間違いも、今更分かっているし、「介添え」→「介添」も、すでに自分で直してあるし・・でも、とりあえず全部移し替えた。
その途中、肌脱ぎ動作の写真が入れ替わっていることに気づいた。
補正表にはない。
よくよくみると、間違って入れ替わってるようだ。
道場で、みんなと検証して、「おかしいよねー」と、言い合って、さらに購入の必要がないことを確信した。

今日、メールが来た。
全弓連から、新しい教本を購入した方へ、正誤表と写真のシールが届くそうだ。

多くの人が振り回されましたね。
改めて勉強させていただきました。
弓道教本第一巻をあらためて、しらみつぶしに読むことになりました。
「お疲れさんやなあ~」くっくっく・・と笑っている殿の声が聞こえた気がした。








常夏になるのか

2022-06-29 | 暮らし
夜はエアコンをつけっぱなしで寝る。
朝は、カーテンの隙間から、ぎらぎらする陽の光に起こされる。
台所はもう31℃になっている。
どうなってしまうのだろうね。まだ6月。
雨は殆ど降らなくて、アジサイが悲鳴をあげているようだ。

ツバメが箱の中で、糞をよけて隅の方にくっついているので、敷物にしているタオルを毎日取り換える。
水洗いするとすぐに干せる暑さだ。

サンルームに干した洗濯物は、取り込んでも熱くてすぐにはたためない。
風呂上がりに、髪を乾かすのがいやだ。
ドライヤーの温風を、途中で冷風に切り替えるのだが、冷風にならない。
いつまでも生ぬるい風なのだ。
冷風のスイッチを入れ間違えたのかと思うくらい生ぬるい風。

暑い、熱い、ι(´Д`υ)アツィー
この調子では、水不足の恐れもあると思う。
今年の夏は長くなるのだろうか。

伝達講習会 終了

2022-06-26 | 弓道
北信越の講習会の後、県下の伝達講習会を終えて新たに考え方の甘さについて反省することが多かった。
まだまだ人前に立てるような自分ではないという自信のなさは、日頃の射に対する自信のなさからくる。

それにつけても、全弓連の佐竹先生と、長い肩書「基本計画部会部会長」岡崎廣志先生の40分間の動画をダウンロードして聴き、弓道誌3月号、4月号、5月号の「今後の弓道界の発展を考える」を、考えていた。
「公益財団の模範となるような活動を展開すること」を、目指していることと、わたしが活動してきた今までのことが、つながるとありがたいのだが、どうもどこか違う空気を感じるので、このあたりは私の勉強不足なのだろうと、とりあえず、マーカー片手に読んでみる。
理解できるところ(同感するところ)、理解しがたいところ(違和感)を、はっきりしなくてはならない。

しかし、やはり範士の先生のお話を直接聴くことが出来ることはありがたい。
いながらにして、動画でひとことひとこと確認し、分からない時は戻して迄聴けるという昨今。
また、範士の先生の言葉には経験の積み重ねがあり深く感銘を受ける。
「百錬自得」と、言われる先生の言葉には体現できる人のみが使える言葉のように思える。そうやすやすと積みあがるものではない。
と、なると未熟さがあふれる自分‥が見えてくる。

たとえ高段者でも毎回完璧ではない。
けれど、不測の事態の対応の仕方が違う。
微動だにしない隙のない構えが、事が起きた時の行動に現れる。
そこが錬達者であると思う。
ほんの少しの列の乱れを、全員の息合ですっと瞬時に修正され、何の違和感もないのを目の当たりにしてため息がでた。
と、同時にこの違いが分かるようになってきたことは、わたしの成長でもあるのかと。
今まで見逃していたことが、見えるようになること。

失敗の中から成長していく・・といわれる言葉が、前進を促してくれる。
「こんなことも出来ないのか」と言われたら、なぜできないのかと落ち込むが、工夫し前進する楽しみがあるだろうと言われると嬉しいものだ。

さて、「今後の弓道界の発展」を考える前に、なかなか思うような射が出来ない自分を考えたい。

追伸
「他人を待たせたり、他人の行動を阻害しないこと」と、岡崎先生がお話の中でおっしゃっていたところで、あの日の審査が蘇った。
わたしは根に持つタイプだったのか。
しかし、これだけは伝えたい。人の道具を間違えるな!!と。
そして、不測の事態でどういう行動をするべきだったかを、もう一度考えたい。
しかし、まずはそこでも束ってなんぼだという気もする。




ああ無常 ツバメの雛が

2022-06-24 | 暮らし
世の無常とはこのことか。
カラス除け対策、猫侵入防止対策、蛇侵入防止対策をしていたのに、
巣はそのままで、雛が5羽落ちた。
そのうち1羽はご臨終だ。
自虐行為のようにも思える。



箱に入れて様子を見たら、親鳥が餌を運んでいた。
前に1羽だけ落ちて、巣に戻したが、再度落ちたことがあった。
このままそっとしておくことにした。


自然の物は自然に委ねるしかない。
巣に戻すほうがいいのか、戻さないほうがいいのか分からないが、
やたら触らない方が良い気もする。
ツバメから見たら人間などは、何をされるかわからない巨人にみえるだろう。
わたしたちから見て、ゴジラみたいな。
近づくだけでもストレス。
そのものにとって、何がいいのかは結果がどうなるかでしか判断できない。
判断できるとしたら、多くの経験がものをいう。










ツバメの雛が

2022-06-23 | 暮らし
今年もつばめにガレージを占領された。
完全に自分の領域のような面持ちだ。


そして、ついに雛たちが巣から顔を出した。


やたら、元気に伸びあがっているやんちゃそうな雛が見える。
この頃になると、カラスがガレージに入ってくることがある。


猫の侵入も気になる。しかし、親ツバメが出入りするために戸は少しすかしておかなくてはならないので、下方は猫除けの板を、中間はカラスが入れないような大きさの網をカーテンのように垂らした。
この網の隙間を、ツバメはシュッとすごい速さで通るのである。
カラスの被害、低空飛行で猫に捕まる被害、兄弟同士の押し出しの滑落。
毎年、何らかの事故がある。
無事に巣立ちが出来ますよう。



中用秘肝弓要集

2022-06-19 | 弓道
昔の弓道誌には、興味深いものが多く載っている。
最近は弓道界の発展という名目で、「コンプライアンス」だの、「公益法人について」という、大切なことではあるけれど、読み物としての面白い記事がない。
このことに関しては、通信で良いのではないかと思う。
長い座談会を要約したら「ひとりだけ上手になっても公益性がなかったらだめだよ。」と、言っている。
私達は、道場で仲間と弓を引き、県の仕事もみんなでやっている。
自然と、誰に言われるわけでもないのに、人の為、後輩の為、学生の為に労力を惜しんでいないと思っている。

さて、興味深い記事とは、みんなで上手になろうよ。と、いう記事である。
本当は、弓道仲間は弓道談議をしたいのだ。
『中用秘肝弓要集』(射形極意秘伝)というのが、
1998年5月から2001年3月まで連載で載っていた。
安藤源五兵衛 原作著述  宮内東光 現代語訳
わたしはビクがひどい時があって、その時に弓道誌をコピーしたものが、
第六章 弓の病・後編 「取って出る」(ビク)だった。
それが、「射形極意秘伝」と、いう連載であることを知りさかのぼって読みたくなった。
ところが、弓道誌が山積みになり、あろうことか少し処分してしまったのだ。
その欠けた分を先輩に借りて、せっせとコピーした。
ついでに、古い記事に見入ったり、範士の先生の若い頃の入賞写真をみつけたり、それはそれは楽しい時間だ。


一体どうなってしまうのか。範士の講習会を受けられなくなった今は、過去の範士の記事を探して読むというのもひとつの方法かもしれない。
こういう道を塞ぐことの方が、公益性を阻止しているようにも思えるのだが。

読みたい方はご一報を。

紫陽花

2022-06-17 | 暮らし
友達の家へ行ったら、ちょうどご近所の方がアジサイを見に来ないかというので、そこのお庭へお邪魔すると、なんと10種以上のアジサイが畑の周りに植えてあった。





何種類か頂いてきたが、種類が多いと生けるのが難しく、結局いくつもの花瓶に分けて入れることにした。
9種類。
カシワバアジサイは、生けにくい。
やはり庭に生えているのを眺める方がいいのかもしれない。



カットの日

2022-06-10 | 山歩き
先日、同級生の友達ふたりを家に招いて、いわゆる家飲みをした。
と、いっても車で来ていたので、アルコール抜きではあった。
コロナ下でなかなか会えないが、この日は話が泉のように湧いた。
長い間会えなかったので、話は尽きない。
「女の人は、お酒も飲まないのによく延々としゃべれるなぁ」と、殿はよく言っていた。
その日は、オードブルをとったので、わたしはフルーツのカットを出した。
最近、フルーツのカットにはまっていて、そのためにナイフを買ったのを披露した。
キウイも、ギザギザにして、その中もみんなで食べられるよう細かく切った。


やはり、カットは切れるナイフが必要だ。

そして、今日、前から気になっていた婆さんの髪の毛をカットすることにした。
娘達が小さい時、時々カットしていたので、道具は揃っている。
近所の美容院へ歩いていくのも面倒になったようで、今度休みに切ろうということになった。


実は、前から密かにYouTubeで、おうちカットのやり方を観て研究していたのだ。
結んだところが癖毛になっていたが、「どんなんでもいい」というので、少し濡らしたものの真っすぐにならないので、見切り発車である。




「あとで風呂上がりに、もう一度揃えるね」と、言ったが、風呂上がりに自分で合わせ鏡で見ながら
「てんぽに、いいのんなったし、こんでいいわ」と、喜んでいた。
直訳すると「大変いい具合なので、このままでいいです」である。
ちょいボブっぽくなっていた。

カットと言えば、先月の北信越講習会では、持的射礼で、弦を切ってしまった。
このカットは、恥ずかしかった。
次は何をカットしようか、楽しいのがいいな。


合鍵注文

2022-06-07 | 暮らし
我が家のカギは丸い凹みがあって、合鍵1本が4000円程する。
正面と勝手口はメーカーが違う。

姑が鍵を無くして大騒ぎ。畑を探してもないという。
長い紐がついているので落としたら目立つはず。
誰かが拾っていたら嫌だなあ。わたしも車庫や畑を探したがない。

メーカーによっては注文時に厳重な本人確認が必要だが、今回のは番号を入力してENTERしたら終わり。あれ??大丈夫かな。
同じ鍵を誰でも簡単に購入できるというのも心配だ。
しかし、注文しなくては家を空けられない。それに、もうひとつ合鍵があってもいいなと思った。
Amazonで買えるのだ。簡単すぎて怖いけれど、まあいいか・・と、入力し終えた。と、その途端。「あったわ!!」と、言う。
自分が座っているところにあったのだそうだ。
外だというから車庫や畑を探していたが、まあよくある話だが、なぜ注文した後出てくるのだろう。
いつだったか、カードを無くした時も、カードを止めたら出てきた。
しばらく様子をみるという間の不安感が嫌なのだ。
早くこの不安な時間を解消したいというのが、もう少し探してみるという行動を阻止する。
何はともあれ、落としたのではなくて良かった。
車庫ではツバメに一部始終を見られていた。



花はめぐる

2022-06-02 | 
5月に撮り溜めた庭の花をアップする間もなく、日が過ぎてしまった。
気づいたら6月になって、飛ぶように日が過ぎて、それでも花は毎年同じところに咲いてくれる。







ようやく休みが取れて空地の草も刈った。
登山なら喜ばれる花たちも、ここでは雑草として刈り取られる。







無情にも刈り取ってしまいました。




黄金コノテヒバ

2022-06-01 | 山歩き
新築するとき、前の家から持ってきて植えた黄金コノテヒバが伸びて立派になったが、内側が枯れている。
冬に屋根雪がまともに落ちて、枝がたわんで邪魔になり何度か切った。
が、やはり裏の出入り口がうっとうしくなったので根元から切ることにした。

小さなのこぎりしかないので、業者に頼もうかと思ったが、まず少しずつ枝を切り落とし様子を見た。
何とかなりそうだと切りすすめ、ついに根元近くまで切ることが出来た。
思った以上に柔らかい木だったので、難なく切れた。
3本のうちの1本を切ったことで、森のようになっていた勝手口が、少し広々とした。



木を切るときは少し気が引ける。
木からパワーをもらったりするので、神がかり的な気持ちになる。
御神木というのもあるし、日本人は自然に対して畏敬の念を持つように、あだやおろそかにできないという気持ちになる。
庭の木1本でも、20年間ここにあって守っていてくれた気もする。

我が家を建ててくれたY先輩は、家を建てる時に邪魔な木を切るときは、お神酒を木の周りにまくのだと言われた。
お神酒用の酒もなかったし、封切していないものと言ったらワインか缶ビールしかない。
それをまくのもなあ・・と、思いつつ、根こそぎ無くしたわけではないので、また芽が出たら可愛いだろうと期待して、お神酒は勘弁してもらう。