まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

解体プロジェクト

2010-09-28 | 暮らし
いよいよ古い家を解体することになった。
70坪で見積りをしてもらったら、予想外の価格になった。
見積りは飲み仲間の○中さん。

もともと店もしていたので、大きな冷蔵庫があるだけでなく、生活感がたっぷり状態。
要するに、使えないが洗濯機があり、電子レンジがあり、タンスや本棚、ガラクタと化したもので溢れかえっている。

別の場所に新築したので、古い家は物置化してしまい、中身は捨てずに10年経ってしまった。

解体の際に、この中身や畳などが、処分費用の加算になる。
その加算分が片手だと、○中さんが太くて大きな指を広げた。
5万ではなかろうと聞くと、50万円とのこと。

ここで、我が家一致団結して50万円は浮かそうという目標を立てる。
プロジェクト発足。
リーダーはもちろん小百合さん。

弓道ことわざ あ行

2010-09-21 | 弓道
どこまで、何を書いたか分からなくなるので、まず「あ」から。

開(あ)いた矢口は的に立たぬ (開いた口には戸はたたぬ)

 また矢口が開いてしまった。こうなっては縮んだ身体はなかなか元へ戻らない。
 的に矢が刺さってはくれないだろうことを分かっていながら、離さなくてはならない寂しさ。

浅い会に離れ念仏(朝題目に宵念仏)

 本来、定見を持たないことのたとえであるが、弓では読んでの如く、短い会で、ええいままよ南無阿弥陀仏と、離したあとは知らないよという射。
 しかし、念仏をつぶやく時間がある人はまだいいかも。

悪射は良射を駆逐する (悪貨は良貨を駆逐する)

 「グレシャムの法則」は、弓でも通じるようである。名目上同じで質の異なる貨幣があると、良貨はしまい込まれ、悪貨だけが流通するという。なかなか良射を披露できないのは、悪射で中たってしまったり、あるいは、ただで良射は見せられないと言う狭い了見のわたしのような者をいう。良射で尽くしている人は、いつか大成功するのである。それを信じて、中たらずとも頑張るうちに、今度は懐に良射があるのかどうか疑わしくなったりする。ひたすら、信じなくてはいけない。

あらよの月(雨夜の月) あまよのつき

 本来あるにはあっても、現実には見えないもののたとえである。金体白色西半月の月とは射で顕わすとどうなるのか、毎回「あらよっ」と離していては見えないのである。

レバラン休暇に残暑払い

2010-09-18 | 暮らし
前回の暑気払いでは、インドネシアにいる○村君がいなかったので、レバラン休暇で帰ってきたら、二度目の暑気払いをすることに決定した。
とはいえ、少し涼しくなったので「残暑払い」か。
何年ぶりかの集合に、みんながそれぞれ偉くなってしまったので、なかなか都合がつきにくく、全員出席は難しい。

「体調と財布の中身を整えてきてください。
 今回は、○姉のお世話で、山下家です。
 飲み放題、払い放題。」

やはり、案内はみんな自分本位にとるようで、
「今日は、飲み放題やって・・」
と、○川氏は嬉々としている。

飲み放題だけど、支払いも放題だよ。

30代からの仲間だが何年も集まっていなかった。
ここへきての暑気払いと残暑払い。
気のおけない仲間とのひとときは大変楽しいもの。

この日は、○村君のインドネシア土産の幻のコーヒー。コピルアック。
8人で、バイキングのお湯を利用してさっそく味わう。
炭焼きコーヒーのような香ばしさと、それよりももっとまろやか。
酸味は少ない。
「猫のうんこかあ」下品な北○氏の驚きの声。
確かにそうではあるが、幻のコーヒーとして大変高価なもの。
時として、映画などで登場するとすごい憧れのコーヒーだが、その他の飲み物と酔っ払いの中では、その上品さは映し出せない。
唯一、わたしの口に運ばれた時のみ雰囲気はあったと思うが、そのことに回りは気づかない様子。



以下 説明

コピ・ルアック(インドネシア語 Kopi Luwak)とはジャコウネコの糞から採られる未消化のコーヒー豆のことで「コピ」はコーヒーを指すインドネシア語、「ルアック」はマレージャコウネコの現地での呼び名。

ジャコウネコが赤く熟れたコーヒーチェリーを餌として食べ果肉は消化されるが、種子にあたるコーヒー豆は消化されずにそのまま排泄される。その中からコーヒー豆を取り出し、きれいに洗浄して、天日干しした豆がコピ・ルアック。

○村君の説明をよそに、ビールやチューハイとコーヒーがお腹の中でミックスされた。


ゴセイジャーケーキの災難

2010-09-13 | 暮らし


2才の孫の誕生日に「ゴセイジャーのケーキ」を、奮発した。
喜んだのはいうまでもない。
みんなでケーキを囲んで、2本のローソクを消したところまでは、楽しい団欒。



その後、おにいちゃんにケーキの上にデコレーションしてあるキャラクターのおもちゃを取られて泣く。

ケーキを食べた後、頭にビニールを巻いて歩いていたので、え゛っ!それは、ケーキの帯に巻かれていたゴセイジャーの顔が印刷されたビニールだ。
孫の眉毛にはクリームが。
「だれや、かわいそうに、こんなんの巻いて。」

犯人はじいじであった。
ゴセイジャーの顔が印刷されていて可愛いので、巻いたら喜ぶかと思ったらしい。
このへんが、KYというより、おとぼけおじさんだ。

みんなが可愛いと言うかわりに
「あーーー!」と、落胆の声を発したので、孫は泣きそうな顔をしていた。
ビニールは、クリームのせいで、うまく頭に接着されていた。
と、外すと頭の周りに白いクリームが。



普段あまりケーキは食べないので、すさまじい食べっぷり。


ゆがけのお守り

2010-09-06 | 弓道
ずっと、土曜も日曜も、殆ど予定が入っていたので、久々の休みに部屋にこもりっきり。
朝、洗濯を終えてから、ダスキンで部屋を撫でただけで、すごい汗がでた。
これ以上、肉体労働をしたら、命に関わるかもしれない。
熱中症になってはたまらないので、クーラーをきかせて、部屋にこもり製作活動に入ることにした。

まず、まぐすねがぼろぼろになったので作ったが、小さすぎた。
もうひとつ作ったが、弦を寄せるのに、力がいるので、右肩が痛くなった。
こ、これでは弓が引けない。腕があがらない。
こんな、わらじを作るくらいで、肩が痛むとは情けない。
おまけに、でこぼこして見栄えも悪い。
弦を磨くにはこれで十分だが、UPに耐える出来ばえではなかった。

次に、汗かきのだんなのために、ゆがけの乾燥剤を作る。
名前入りの刺繍をしたら、面白くなって、友達や後輩の分まで作った。
中は竹炭を細かくして入れてある。
この刺繍のために、不燃紙を使うのだが、これがちょうど具合がよい。
炭を入れたときに、布に炭の粉が出てくるのを防げる。

この竹炭は、以前に実家の父が焼いたものだ。
父と父の友達とで、炭焼き窯を作ったときに焼いてもらった。



まだ、炭があるので、名前入りのゆがけのお守りの欲しい方はお声をかけてください。

探し物はこれでした

2010-09-06 | 暮らし
仕事中になくなるものは、指サック。
なんだかたくさんあったはずなのに、いつの間にかなくなっている。

探す時間がもったいないので、買い置きする。

人生から探す時間を減らすと、たいへん効率的で爽やかかなあと思う。
自分を探すために生きているのだという人がいた。
自分はここにいるのに?というものではない。
弓を引くのもそうかもしれない。
もっと、よりよい自分に会いたいのだ。

自分探しの旅に出る人がいる。
別に旅に出なくても、自分探しはできると思うのだが、まあ人それぞれなのでよいとして、探すことが無駄なことというのではないなと思えてきた。
旅には、巡礼というのもあるし、芭蕉のようにあちこち旅をして、道の追求をすることも大切だ。
遠いところまで、弓を担いで試験を受けに行くのにも、たぶん意味があるはず。

でも、やはりなくなった指サックを探すのは無駄なことだ。
机の下のPCのコードに、ほこりと一緒にまぎれて出てきたら結局「お疲れさん」という具合。

話はそれるが、美味しいものを食べる店を探すのは楽しい。
写真は娘と行ったパスタの店。

ゆうぱっく

2010-09-01 | 暮らし
ゆうばっくの不在票が入っていた。
自動で届くように、電話入力した。
最後まできちんと終わらせたつもり。
ところが、翌日の午後7時以降の希望時間に待っていたが届かない。

仕方なく、翌々日に会社から郵便局へ電話した。
約束相手が電話での自動入力なので怒るわけにもいかない。
もしかして、わたしが間違えたかなと思うしかなかった。
しかし、面白くなかった。

「○村ですが」
「つじむらさんですね。」
「いいえ、○むらです。」
「ふじむらさんですね」
「いいえ・・」
三度目になると腹が立ってくる。
わたしのかつ舌が悪いのか。
最後に、
「お手持ちの不在票は白ですか、黄色ですか」
手に持っているのはピンクだった。
「赤です」

頭の中がだいぶ赤くなっていた。
別に誰も悪くないんだけど、なんだかだんだん苛立つのはなぜ?