まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

吹き矢体験

2021-04-29 | 暮らし
蘇梁館(そりょうかん)で、舅の木彫り展をしてほしいとのことで預けたあった木彫りを見に行った。
今回は、館の方に飾りつけは全てお任せした。

その時に、吹き矢の体験をしていた。
誰もいないので、体験を勧められるままにやってみた。
弓道と違って、距離は5mで、ちょっと吹くだけなので、そこそこいい所へ刺さるのである。
矢は、ビニルをとんがりコーンのようにしたもので、先におもりの粒がついている。


軽く吹くだけでスポッと飛んでいく。
マウスピースは消毒済みである。


まずは適当に吹いてみる。


左右の調整が出来たので、後は上下かな。


最終!!素晴らしい。初めてなのになかなか良いですな。と、言われた。
ビギナーズラックかもしれないので、これ以上はやめておいた。
いいところで終了。

弓道はこうはいかない。
押手が的を狙っているのに、妻手の離れで壊してしまう。
かといって吹き矢に転向するわけにはいかない。



朝からノンアル

2021-04-27 | 暮らし
休みの日は朝から忙しい。
何かと予定があるのに、そんな朝ほどいらぬ仕事を増やすことがある。
廊下にあった貰い物のビールの箱を棚にしまう時に、棚にあったノンアルコールのビールが落ちた。
落ちた衝撃でプシューっと噴射しだしたので、急いで台所のシンクに置いた。
朝からノンアルを飲むのもどうかと思うので捨てるしかないなと思った。
物を落とすことが多くなった。
指の指紋がなくなったせいか、掴む力がないのか、生来の粗忽さかは分からない。
で、思いついたのが、頂き物の夏ミカンをジュースにして、炭酸を加えよう!と、なった。
夏ミカン2個。
例のヘルシオ登場。これは、優れものである。
筍団子でも活躍した。


朝食の前にノンアルか。しかし、うまい!!
爽やか!!でも、半分は捨てた。





今日の白山

2021-04-26 | 白山
買い物に出て白山がやたら美しいと、ついつい追いかけてしまう。


いよいよ田植えの準備で、耕されて水がはられている。




今日あたり富士写ケ岳にはさぞかしたくさんの人が登っていることだろう。
シャクナゲの季節である。
ずっと加茂町を周ると、ディスカウントショップにでる。
そうだ!ビール券が貯まっていた。
山に登る代わりに、白山の水の手取川と、立山を買った。
酒で登るとしようか。
殿がいたら二つ返事だろう。お菓子の替わりにお供えして・・と。

白山という銘柄の酒もあったのだが、高いところにあって取れなかった。
値段も高そうだった。

今宵は白山の上に満月。
これは呑まずにいられよか。






かかりつけ医

2021-04-25 | コロナ
コロナワクチンのクーポンが姑に届いた。
姑は月2回高血圧と、糖尿病と、心不全で通院している医院で受けられるので、わたしも届いたら一緒に予約して受けられるか訊いたら、ダメだった。
どこも悪くないので、かかりつけの医者はいない。
定期的にがん検診に行く金大付属病院をかかりつけとは言わない。

面倒だがそれぞれに受けに行くしかない。
高齢者から順に届くが次回の診察に予約すればよいということで、5月末あたりに受けることになるだろう。
姑は「延命治療はしていらん・・」と、言っているが、いつも袋一杯の薬をもらってきて、おまけにシップや塗り薬ももらう。
なので、高血圧、糖尿病、心不全、けいれんの薬、塗り薬、貼り薬、口内炎の薬・・と、薬局同様の扱いである。

わたしも、かかりつけの病院をみつけたほうがいいのだろうが、どこも悪くない。
弓道をしているお医者さんはいるが、聴診器をあてられたくないしなあ。
行くとすれば耳鼻科か歯医者だな。眼科もだ。
ううむ・・




筍の季節

2021-04-24 | 料理
竹冠に旬と書いて筍とはよく言ったもので、本当に短期間の間に収穫し料理しなくてはならない。
また、頭が見えないくらいの物が美味しい。
見つけた!!穂先が見える。名人は土の膨らみで分かるらしい。


筍用の鍬で掘ったが、失敗した。(一番下)
真ん中は弟で、ちゃんと根っこまで採れた。
か弱すぎる。
ペンしか持ったことがないくらいではなく、ペンも持たずに、キーボードに指を落としている仕事しかしていないのだ。
畑をするうちの婆さんより鍬の扱いは下手かもしれない。



帰ってすぐに茹でた。
大量消費の為に、土佐煮の他に筍団子も作った。
娘の家へ持っていくと、孫たちは「じゃがいも餅?」と、言うので
「何でしょう?後で食べて当ててみて」と、置いてきた。
結局、正解したのはお母さんであった。
娘からラインが入ってきた。
「筍やんね?みんな分からんて・・。美味しかったわ。」とのこと。

実は潰すのが大変だった。
フードプロセッサーでは少量でしかできないので、今一つはかどらなくて、ジューサー(ヘルシオ)を使った。
水分と分けられてしまうので、少し水分を戻して片栗粉と、小麦粉を加えた。


ごま油でじっくり焼く。





みりん醤油でもよいが、今回はポン酢につけて食べた。
焼きたては美味しい!!

寺尾観音山

2021-04-20 | 山歩き
便利軒さんと、弟と寺尾観音山へ登ろうと、急に話が決まって、仕事が終わってからすぐ夕方5時から登り始めた。
昨年の熊騒ぎのこともあるので、一応熊鈴をつけて行った。

山の名前の話しから、わたしは前に登ったことがあるということと、曽宇町の方々がとてもきれいにしていて、この山を大切にしていることが良く分かるというと、登ってみたいというので即決まり。
父と母が御開帳の時に登ったというので、弟に告げると、
「へ~。登れたんかな・・」と、驚いていたがゆっくりなら高齢でも大丈夫だ。
今の母を見ると想像できないが、平成22年に登ったのである。



標高228m。距離1km。
学童の子供たちを連れて行ったときは頂上まで40分かかったが、元気な大人たちは25分で頂上に着いた。
始めの九十九折のところで、弟は「ここを登ったら頂上か?」という。
そういえば、学童の子供達も初めの急坂で、「頂上まだ~?」と、言っていた。
「小学生か!」まだ5分しか登っていない!!
と、やかましく登りながら、砂利道の林道に出る。
ここからは楽だが、砂利道は歩きにくい。
道端の花が綺麗だ。
ウォーミングアップ程度にちょうどいい山だ。
天気が良いので汗ばむが、頂上は涼しい風が吹き、加賀市が一望できる。
お茶を飲んで、くるりと一回りし、観音堂にお参りして下山。
20分。
小一時間で終了。



春爛漫

2021-04-19 | 暮らし
コロナのニュースは恐ろしいほどの感染力を報道し続け、石川県も加賀市もクラスターで、どうしようもないことになっている。

それでも、家の周りの花たちは何事もないように花を咲かせる。








父の法要

2021-04-18 | 暮らし
先週、父の一周忌の法要を片山津温泉の翠湖で行った。
20名の予定はコロナの関係で、遠方の姪たちは来れず15名となった。
実家の座敷では、10名でも密になるので、ホテルは祭壇もしつらえて広々と出来て良かった。
朝に泊まり客が帰るので、昼は貸し切り状態だった。

弟は食事も豪華な二段弁当を用意してくれて、持ち帰れるようにしてあったが、全員そこで食べて帰ってくれて良かった。
アクリル板もばっちりだったが、広々として遠いので、会話は安心できたが声は届きにくい。
叔父は、刑務所の面会みたいやなと言う。
誰が受刑者か?と、みんなで笑ってしまった。
昨年の4月にコロナの感染防止の為に見舞いができないまま、亡くなった父。
十分な葬儀も出来ず、親戚だけで終えて、四十九日も出来なかった。
1年経って少しは落ち着くのかと思ったら、昨年よりひどいことになっているが、対策方法も出来てきて、検温、消毒、換気、短時間を守って行う。
何もしないままでは気持ちが納まらないのである。
苦肉の策ではあったが、ホテルでの法要は万全の対応で良かったと思う。
読経は短かったが、この際、まあいいか。



母と温泉に入って帰った。
ここも貸し切り状態で、久々に温泉に入った母はことのほか喜んでいた。
車椅子での移動で、楽だったようで、何回もありがとうありがとうと手を合わせていた。
弟がUターンしてきてくれたことが何より嬉しいようだ。
まずは、一安心。

オリンピック中止

2021-04-17 | コロナ
「オリンピック中止」というのは禁句のようである。
オリンピック出場選手は、中止してほしくないだろう。
東京オリンピックに焦点を合わせて努力してきたので、是非とも実力を発揮してもらいたいものだ。
画面を通じて届かなくても声援を送りたい。
そもそもオリンピックは、世界の人々のため。
選手も観戦者も、ひとつになって感動を共有したい。
とはいえ、出場を断念する国が出てきた。

日本もこのコロナ第4波で、医療崩壊が起きたなら、誰かがストップをかけなくてはならないだろう。
昨日、石川県は真っ赤に塗りつぶされていた。
過去最多感染数が出たのである。
また、部活の中止がでる。
わたしたちは、特別な日を望んでいない。
いつもの生活が送れたらいいと思う。
昨年、いきなり父の見舞いが出来なくなって、そのまま他界した。
通夜も葬儀も終了と新聞に出す人が多くなってきた。
親戚も孫子も自由に行き来出来ない。
他県に住んでいる姪たちは子供も小さくて来れなかった。
可愛がってくれたじいちゃんの葬儀も法要も断念。

バッハと発音すると、つばが飛びやすい。
観戦者と入力すると、感染者と先に出る。
誰が中止のホイッスルを鳴らすのかと、ラジオで言っていた。



じんじぐろい

2021-04-15 | 暮らし
先日、風呂場で転んで手をついたところが紫と茶色の混じった色になった。
弓道場で、Tさんに「どーしたん!!」と、言われた。
痛みは少しあるけど大丈夫。でも、「じんじ黒くなった・・」と、言うと、遠くからお嫁に来られたTさんは??
「じじぐろい、とか、じんじぐろいって言うよね。」と、友達に言うと、言う言う、でもそれは加賀市だけだろうという。
内出血の色をそう言う。
何でそう言うかは分からないけれど、小さい時からそう言っていた。

ちなみに、尾骶骨も若干痛くて、床にちょっと腰を下ろしたら、痛くて後ろへ倒れそうになった。
もしかして、お尻もジジ黒くなったのかな。自分でも見たくないが。
じじぐろいと入力したら「爺黒い」と変換されたので語源はそこだろうか?
定かではない。
何はともあれ、婆の手でもジジ黒いのだ。



春登山

2021-04-08 | 山歩き
昨年の熊騒ぎ、大雪、コロナ・・いろんなことから踏み出せない山。
無理していく必要がないと思っていたのに、今朝の陽気は身体を動かしたい衝動にかられた。
朝食を終えて、出かける準備をした。
誘われたのはお天道様にだ。
昨年の10月の市民登山以来だ。
ゆっくり行こう。9時10分に駐車場を出発。
いつものコースではなく、林道を5分ほど歩くと、いわゆる電力会社の鉄塔コースの登り口がある。
「送電線」と、いう標識が出来ていた。
毎日のように登る「鞍掛山愛する会」の人たちに会う。
ここへ来ると知り合いになっていくのだ。
週3回登山のおじさんの案内で「送電線」コースを一緒に行く。


春の花の移り変わりが早い。1週間前にはタムシバが満開だったそうだ。




ツツジの蕾。山歩きの楽しみは花を見つけること。


咲き遅れのタムシバ。後ろに見えるのは鞍掛山の頂上。
送電線コースは、大回りするようなコースなので、1時間半はかかる。


10時16分に「あせび台」に到着。


アセビの花。



10時39分。お地蔵さん。今日もありがとうございます。
お賽銭が載っている。大雪の時に帽子が飛ばされたので、首にゴムひもをつけてもらったとのこと。
お地蔵さんを持って上がった方の言。


獅子岩10時43分。
岩の先端に立って覗くと足がすくむ。



大日山が近く見える。


後山に到着。10時49分。


昨年出来た山の学校を覗く。


季節の花の写真やパンフレットがある。





頂上到着。ちょいと寄り道したので11時になってしまった。


熱いコーヒーを飲んで、桜アンパンを食べて下山する。
「行者岩コース」から下りることにした。
40分で登り口に到着。


ヤギさんさようなら。




ケガの功名

2021-04-07 | 弓道
タオルと洗顔フォームを持って風呂に入ったら、滑って転んだ。
持っていたものを全部取り落とし、尻もちをついて、右手は変に突っ込んだようになって、あたた・・と、骨には異状ないようだが痛みが激しく、湯船に浸かりながら、洗面器に右手親指あたりをつけていた。
お尻も痛いし、左手の指先も痺れた感じだ。
黄金の妻手ではないが・・弓が引けない・・、それでも何とか指は動くが痛みは続くので、ひたすら水で冷やした。突き指かなと思いつつ。
髪の毛を洗う時は、親指以外で洗った。
こういう時は温めてはいけない。
風呂上がりに、消炎剤のテープを貼った。
その甲斐あって翌朝は痛みはひいていた。
親指1本で身体を支えたら危なかっただろう。
親指の付け根が腫れていて紫色になっているだけだった。
夜の稽古で、恐る恐るかけをはめてみた。
角見のところは固いので、ギブスのような感じで、痛みはなかった。
そっと引いてみる。力をいれずに引くために離れがすっとでた。
あらら、中るではないか。
引けども引けども・・のときは、相当力が入っていたのかもしれない。
手首に力が入らないので、肘から捻って手首はそっとしたままだ。
あらら、また中った。
どうも、余分な力が抜けて、なんと素直な良い引き方か・・。
でも、少し心配なので早々に稽古を終えた。
明日は腫れがひきますように。







仮入学

2021-04-05 | 暮らし
kenは仮入学で、中学の制服を着るのに難儀していた。
ワイシャツの袖口のボタンを外さず、手を細くして通し、おー。
ズボンのベルトも初めてするので、穴が小さく、ベルトも棒のようになっていて笑えた。
「にいちゃん、一番上のボタンどうする?」と、詰襟のボタンが留めにくいようで尋ねていた。
1ケ月もすると、慣れてきて、そんな風に制服を着たことすら忘れるだろう。

小学生から中学生になる時ってどうだっただろう。

自転車で友達の家へ集合し、その後、また別の友達の家に寄って行くらしい。
田んぼの中の道を通るのだそうだ。
母親が仕事なので、見送って帰ると、白山が美しい。
明日の入学式も晴れるそうだ。

家の前から川ぞいの桜が見える。


大日山と小大日山、手前に蟹ノ目山(がんのめやま)。
蟹ノ目山の後ろに半分見えているのが、加賀兜(かがかぶと)
蟹ノ目山以外は、まだ雪が積もっている。
最近山へ行っていないので、どの山も遠く感じる。



あまりの美しさに、家の2階の窓から撮るが電線が・・・。
実際に見ると、電線を省いて見るので、眼は不思議だ。
このように見るから、恋人も美しく見えるのかもしれない。
おかしなところは見ないようにする。


家の前の田んぼ道を歩くと、良い景色だが風が強い。


ちょいぼかして、思い出の山のように。
何の思い出か?




春休み

2021-04-04 | 暮らし
保育園から小学生、小学生から中学生。
孫たちがひとつの節目を迎える。
ランドセルと、自転車を贈ったことを殿に報告。

春休みに我が家へ全員集合して昼ご飯を食べた後、中学生の孫たちは友達の家へ自転車で出かけた。
孫娘たちは、川ぞいの散歩と花見と、にこにこパークへ。
摘んだ花を花器に入れる。ふたりともセンスあるなあ。
このセンスは隔世遺伝に違いない。










引けども引けども

2021-04-04 | 弓道
このところ、稽古の割には的中がない。
4本引いて、4本とも外れることも珍しくない。
いわゆる「皆それ」(かいそれ)をすると、自分ではないと否定したくなる。
調子の良かった自分と比べるのだ。
しかし、そもそもそんなに的中があるほうでもなく、
それよりなにより、しっかり引き切ることが大事で、大きく伸びやかな離れになっていないではないか。

弓を引くからには、的中の魅力には勝てない。
そうなると、ついついタイミングで放してしまい、ゆるみが出てくるようになる。
こんな時、見てくれる先輩がいてくれたら良いのだが、Y先輩が入院してしまった。
ひとりで悶々と引いていると、いい感じというのが無くなり、考え込むようになる。
自分ではいい感じのように思っても、引き足らずだったり、手首の力が抜けなかったり、同じところをぐるぐる彷徨っているような気がしてならない。
いや、同じところならいいが、少しずつ下がっていっているのではないかという不安。
コロナ禍で講習会の機会も少なく、せっかく開催されるときには、仕事があって参加できず、またまた独学で、教本や月間弓道誌を読んでみるものの、理屈だけでは弓は引けない。
頭で分かっていても、身体が言うことを聞かない。
そうすると、必要以上に頑張る弓を引いてしまって、またドツボにはまる。

しかし、そういいながら毎週の稽古には皆出席だ。
みんなと引くと楽しいのと、この苦行の魔力に憑りつかれている気がしてならない。
へたくそでも止めずに続く所以である。

池江璃花子さんが日本選手権で100mバタフライを制して、東京5輪代表に選ばれた。
「すごくつらくても努力は必ず報われる」と言われた。感動の瞬間だった。
想像を絶する努力だったことだろう。

残念ながら、努力が足りないので報われなくて、稽古をし過ぎると、
腕や肩が痛くなる我々・・(われわれとは報われない仲間のこと)。
おまけに、つらいのは嫌だ。そこが、一流選手との大きな違いだろう。
それで、思ったことは「努力をすれば、必ず報われる人だけが報われる」と、言うことだ。

それでも、まだまだ甘い努力を続ける人々のしぶとさも称賛に値するのではないか。
この先は、楽しい弓が引けますように。