まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

鶴来弓道大会

2009-05-31 | 弓道
本日は鶴来弓道大会。



持ち的射礼では、創痍メガネの○谷君、あおひげさん、西○さん、七段合格の川○先生、ベテランの島○先生。
息もぴったりで、素晴らしかった。
中たりについては置いといて。

先週の敦賀の試合では8射6中で、女子の5位をもらったが、本日は振るわず。
時間があるので、弓具屋の大倉さんの出張販売で、弓を見ていたら、三寸詰りと出会った。
前から欲しいと思っていたが、なかなか普通サイズではないので、出会えなかった。
先輩や、先生方に相談しながら、気持ちが固まっていく。
やはり、身体に合う弓がバランスも良いし、矢勢もいいだろう。
旦那の友達の○村さんは
「今から10年弓引くやろ。一年で一万円、ひと月では千円なら安いがい」と、弓具屋さんのまわしものか。

今日仕事で来れなかった旦那にメールした。
「いい弓見つけた」
即、返事が「目がつぶれるぞ」

「○越君も、○谷さんも、木○先生もみんな買った。」
「みんな・・」
わたしのみんなは3人だ。
小学校の頃と同じだ。
「みんな買うたんよ・・このズック・・みんな持っとるし」

取りあえず、今年も夏のボーナスも貰えそうだし、ほいじゃ。
考えてみれば、かけも、弓も今使っているのは10年経っている。
欲しくなる筈である。
これで、虎の子はなくなった。


九州出張

2009-05-28 | 仕事
「課長。こんなことを申し上げてなんですが・・。
この時節柄新型インフルエンザのこともありますから、無理に出張しなくてもよいのではないでしょうか・・」
と、一言申しましたら、返ってきた言葉が
「新型は年配の人はならないみたいやから。あなたはならんでしょう。」
人選の基準がそれだったのかい。

で、福岡でお客様の前で一言ご挨拶をしなさいとのこと。
ご挨拶5分のために、小松から飛行機に乗るんですよ。
わたしにとって有意義ですが、会社にとってはどうでしょうか。
一応一言ご意見はもうしあげましたからね。知りませんよ。
おまけに、二便しかない。その日のうちに帰れないのでお泊り。
久々の飛行機の出張。



朝出掛けのニュースで、福岡に新型方インフルエンザの患者が出たと言う。
しかし、小松空港で待っている間、マスクをしている人は殆どいなかった。

客室乗務員が救命衣の説明を始めた。
「おばさまには、おば様用救命衣がございます。」
へっ?よく聞いていたら「お子様用救命衣」だった。
あぁ、びっくりした。
乗務員の活舌が悪いのか、わたしの耳が悪いのか。

前日に福岡の営業マンが
「博多駅に到着したら電話してください。迎えに行きますけん」
と電話してきてくれた。博多弁のよい響き。

往復59000円、宴会付。
これでは、インパクトのあるスピーチをしなくてはならない。
前夜練習してみたが、だんなと娘に大丈夫かなあ・・何言いたいんだか分からんなあと散々。
実は、自分も何を言うのか考えていなかった。
空港へ行く車中でひとりしゃべりし、福岡営業所についたらメモに書き直し、そこへ社長が見えて「注文書をください」というのは必ず入れるようにと言われ、また修正し、ほとんどぶっつけでやってしまった。



九州、広島の得意先様の社長レベルの方たちばかりだ。
それまでに、うちの社長や常務、営業マンが充分堅い話をしているので笑いをとることに専念した。
話すことは御礼とお願いのみにしぼった。
ジャーン。場の空気は動いた。
しかし、それは失笑かもしれないが、笑いという字はあるな。
家族の前とは大違い。

この後、お客様と懇親会。
その後、営業の方達と打ち上げがてら中州を見学した。
名古屋の出張で一緒にダーツをした常務が悪夢を思い出させた。
「今日も、ダーツ行くか?」ぎゃー。やめて。(詳しくは出張名古屋編)
下記の界隈は通っただけ。あくまでも見学。


50分1本勝負

2009-05-28 | 暮らし
党首討論。
格闘技のような死闘が繰り広げられるかと思えば、互いのパンチをかわし、観客のやじと怒声。
静かにできないのは、小学生並み。
小学生は先生が「静かにしなさい」って、注意するけど、騒がしいのが先生方だから困る。
結局、あの人たちにとっての身近な話題。
天下りとか、西松の話とか・・。
私たちが聞きたい、医療(医者不足・病院不足)の問題、年金の問題は聞けなかった。

でも、どちらかといえば鳩山さんを応援したい。
静かに。

塀の中

2009-05-27 | 暮らし


職場の窓から見える景色は、桜、つつじ、藤・・四季折々の花を愛でることができる。この写真は、冬の終わりに霜が降ったので、たまたま撮った。
毎年桜もつつじも当たり前と思っていた。
ところが、大変なことが起きた。
日に日に窓の外に工事の土が捨ててられて、山になっていく。
桜の木が見えなくなった。



まるで、刑務所の塀のようだ。


これでは、まさしくわたしたちは、塀の中の懲りない面々だ。
本来、会社は従業員に対して快適な職場環境を提供しなくてはならないのに、これでは日に日に気持ちがすさむ。
この不景気に窓の外に花もなく、職場の中にも花もなく(みんなよい年頃になってきた)仕方がないから、時々自分の顔を鏡で眺めることにしよう。
なんとなく、笑えてきて明るい職場になるかも。




布ぞうり教室

2009-05-25 | 暮らし
生まれて初めて母と○○教室と名のつくところへ行った。
いつも、わたしが忙しいので連れて行ってほしいと言わなかったのだろう。
わたしも、母が自ら何かに興味を示して外へ出るタイプではないと思っていた。
母自身も、若いころは必死で働いていたので暇もなかった。
が、先日の紅茶の帰りに「竹の浦館」へ寄り、いろいろな教室の案内が載っているのをみて、布ぞうりを作りたい・・とつぶやいた。
「布ぞうり教室」という案内があったのだ。
翌週土曜に開催されるので予約した。
この歳で初めて親子で受講。2時間で仕上がってご満悦。
挙句の果てには、自作のために教室で使用していた木の台を、父に作ってもらうことにした。80才過ぎの父に、こうなってこうなってと説明し、父は父でのこぎりと、錐と釘を取り出し張り切って2つ作った。
「おまえら、ぞうり作って売る気かい」と、笑う。
「そういえば、こんなTシャツで作るのもなかなかいいらしいよ」
「わしのTシャツないようになったと思たら、全部ぞうりになっとったりして」
土曜の午後のひととき。
わいわいがやがやと木工細工の横で、茶化すわたし。
さて、自宅での次作はいつ仕上がるか。




分からないこと その2

2009-05-22 | 暮らし
夜にインターネットを安くしませんかと電話がかかってきた。
電話とPCを同時に使えるように光ファイバーに替えて、プロバイダーも替え、アドレスも替えてから久しい。
出来れば、安くなるに越した事はない。
電話名義人がご主人様ですねという確認から始まった。
「安くなるのはいいけれど、電話とPC同時に使える?話中にならない?アドレスは替えたくない。光回線の撤去工事費は?ADSLは前に使っていたけど戻す?変えた後またつなぎ直しするのが面倒ですね。」と、言った後、その課題を全部クリアできたら・・・と、いうと
「だんなさんにご相談されてからで結構です」と、なる。
この手の電話はたいがい、PCは旦那様のものと思っているようだ。
わたしは、会の事務局をしているのでPCは仕事のようなものだが、確かに面倒なことはあまりしたくない。
過去にウィルスに犯されて、買い換えたときも自前だし、何かあったら困るので2台目も買った。
PCに関して、だんなに相談はされても、こちらが相談することはない。
けれど、どうも世間ではそうみないようだ。
かえってその方が、考える時間が出来てよいが。

会社のようにシステムを管理してくれる人がいればいいなあ。
PCのウィルスも新型インフルエンザ同様にやっかいだし。
旦那の管理で手一杯なのに、PCの管理もとなると面倒だ。
よく働いてくれるのはPCだが、お金を持ってくるのは旦那だし、非常に微妙な心持ちだ。
昔は缶ビール何本かで、職場の若い人にお願いもしたけれど、今では違う課になってしまって頼みにくい。
こうなったら、分からない間は、そっとしておこう。

裁判長!ここは懲役4年でどうすか

2009-05-21 | 映画
いよいよ裁判員制度が始まりました。
いつ呼び出されるか分かりません。
そんな時のために、わたし達に代わって裁判所見学を克明に書いてくれた「杉並北尾堂」の店主、北尾トロ氏の「裁判長!ここは懲役4年でどうすか」という題名の本が面白い。

トロさんは寿司みたいな名前ですが、古本屋さんです。
他に「裁判長!これで執行猶予は甘くないすか」「気分はもう、裁判長」というのもあります。
いろいろな人間ドラマ、また裁判の様子、なるほどと思えるものや、え゛っと思うもの。大丈夫かいなと思えるもの、なかなか読ませます。

分からないことが多すぎる その1

2009-05-19 | 暮らし
普通預金が少し貯まったので、定期にしたいと銀行の窓口に申し出たら、運用してはどうかと勧められた。
「年金原資運用実績連動保証型変額個人年金保険」(プレミアステップアップ)という商品だ。
ネーミングもっとどうにかならんのかい。と、言いたかった。
「個人年金保険」と、銀行のお姉さんは略して言ったけど、どう考えても年金でも保険でもないように思う。
「元本保証運用預け金」というほうがいいかも。
どっちにしても、分かりにくくしている気がする。
説明を何回か聞きながら、リスクは?解約したら?税金は?と、質問事項が頭にひらひら漂ってきた。
株はいくらお持ちですか?全預金額は?年収は?
反対にわたし名義の資産を暴露させられた。
途中解約すると銀行のほうがリスクを負うのだろうか。

10年後の元金は保証される。
万が一保険会社が倒産しても国が保証するという。
では、国がどうかなったら誰が保証するン?

お洒落して紅茶を

2009-05-17 | 暮らし
動橋町の「ポーチコ」へ再び行った。
生みの親と育ての親を連れて行った。
実家の母と、姑である。
姑は3人で出かける時は「こっちが生みの親で、わては育ての親や」と、他人に紹介するところが嬉しい。
雨が降って畑も出来ないというので、それではお洒落して紅茶でも飲みに行きましょう。と、誘った。
この「お洒落して」というのがよい。
母にも電話すると、畑へ行けないので掃除しているという。
掃除を止めて、「お洒落して紅茶でも」というと、ふたつ返事。
女性はいくつになってもお洒落が好きだ。

雨のせいか客がいなくて貸し切り状態だった。
綺麗な椅子と、テーブルに紅茶とケーキが出てくると、母は「フランスの王女様になったみたいや」と、言う。
だいぶ老けた王女ではある。



わたしもマリアントワネットを一瞬想像した。
毎日、このようなティータイムを美しい宮殿でしていたのだろう。
毎日だと飽きてしまうだろう。
お洒落も紅茶もたまにだからうきうきする。
それにしても、ふたりとも80才とは思えないほど若々しかった。
正確にはまだ、80少し前だ。



時々連れ出さなくては。
その頃、お爺たちは「さぶいし出たくない・・」と、家でTV鑑賞。
女性が長生きするのはこの違いなのかも。



ローズの香りの紅茶を老女たちは楽しみ、わたしはダージリン。
たまにも、ゆっくり母達を楽しませなくてはと、いつも「いない婦人」は思った。
稼げる間は忙しく、暇になったら体が動かないということになる。

しかし、母達は天気の良い日は殆ど畑に出てくるくるとよく働いている。
収穫した新鮮な野菜を食べられることに感謝だ。
いつまでも若々しくいてもらうためにも、また雨の日は「お洒落して紅茶を」



ベッド占領

2009-05-14 | 暮らし
京都から帰ってきた日からずっとベッドを占領されている。
寝ようと思って2階へあがると、すでに愛猫チョムが寝ている。
完璧に枕を使用していることもある。
仕方なく隅のほうで寝るので、寝不足になってしまう。
おまけに、悪夢にうなされる。
チョムは、自分を人間と思っているのだろうか。
あるいは、わたしを妻と思っているのだろうか。
大変不可解である。
自分が大した人間でもないのに、たいしたもんだと思っているように、あるいは、吉永小百合に似てもいないのに、間違われるのではないかと心配するように、彼も猫ではなく人間だと思い込んでいたらどう対処しよう。



思い込みというのは怖いものだ。
自分が正しいという定義を作り、その定義で判断するのみならず、それを相手に理解させようとする。
わたしの言うことは正しいでしょ、正しいのよ。だから従いなさいとなる。
こんな怖いことはない。
けんかや戦争はここから始まるのではないか。

そんなことより、何よりまず、このベッドは、美しい人のものだと言い聞かせなくてはならない。





加賀市民体育大会

2009-05-14 | 弓道
加賀、山中が合併してから4回目の市民体育大会である。
わたしは、一度も優勝したことがない。
それなのに、昨年京都の全国大会では、あわや日本一を夢見たなどとは甚だおこがましい話だ。
いつも一緒に稽古している仲間ばかりのうちわの大会だが、県体の選手選考も兼ねている。

手に吸い付いてきたかけが馴染んできた感じがするので、本日デビューさせた。
嫁いで5日目で馴染んできたとは、相当相性が良いのかも。
わたしは、嫁いで10年経たなくては馴染めなかったのに。(旦那より強くなったのが10年だったかもしれない)

結果、優勝した。
ただ、この中たりが災いして、また悪い癖が治らないと言われそうだが、全く中たらないより、楽しいに決まっている。
益々の修練を期待したい。誰にっ。




小指の思い出

2009-05-13 | 弓道
昔、小指の思い出という歌があったように思う。
「あなたが噛んだ小指がいたい・・
知っていると言えば、年齢がばれる。
母親が歌っていたことにしよう。

しかし、この小指すぐに忘れてしまう。
弓を引いているときに、あれこれ苦心していると、小指が遊んでいると筋肉が働かないことがある。
新しいかけをどう飛ばすかなどと考えていた。
矢は飛ぶが、かけなんぞ飛ばないのであるが、方向を考えていた。
よく裏的に飛ばせと言う。
反対側にも的があるのだと先輩に言われるが、ない。
そういう気持ちで・・と言われても、ないものはないので困るのである。
ないもののイメージは続かない。
その時だけはいい感じではあるけれど。
小指はあるのに忘れている。

ママさんバレーをしている友達が
「スパイクを打つとき、小指に力をいれるんや」と、言っていたので思い出した。

小指は重いでー。なのである。

衣桁

2009-05-12 | 暮らし
考えたら、日曜に家にいたのは3月以来始めてだ。
ダスキンでごまかしていた掃除、冬用シーツの洗濯、夏冬の入れ替え。
することは山ほどある。
試合へ行くときは、腰痛はさほど感じないが、家事を始めるとなると、腰痛を盾に緩慢な動きで、わたしは主人に僕のようにあれこれと指図する。
衰えない口で優しく指示をしながらも、へとへとになったが、お陰さまで完了。
しかし、弓道用の着物や袴が、クローゼットの中で幅を利かせだした。
古い家に残してきた衣桁を思い出した。
昔は、嫁入り道具に必ずこれを持たせ、お道具運びの日には、「いこう」という名から「いいこが来た」ということで、一番に家の中へ入れると聞いた。
すっかり忘れていた。
埃を掃って玄関に置いたらなかなかよい感じなので、ちょっと遊んでみた。
鯉のぼりを、鯉の滝登り風にアレンジ?

ちなみに、「衣紋掛け」は「えもんかけ」と読むし、「衣桁」は「いこう」と、読む。親が「えこう」と、言うので、ずっとそう思っていた。

しかし、衣桁にかけた着物を見ると、また弓道へ「行こう」ということになる。

かけがえがない

2009-05-09 | 弓道
全日本選手権大会の県予選に出た。
女性11名の中で、中たりもなかったし、点数も最低の評価だった。
地道に努力すれば、必ず報われると思っていたが、完全に打ちのめされた。
試合と言うのは、自分を試すと書くように、自身を知るために臨む。
しかしながら、愕然とした。
日頃、そこそこ中たりがあることが、かえって災いしているのかもしれない。
とはいえ、ここぞという時に中たらなくては練習で的中率をあげていても意味がない。
努力は、報われない。努力の仕方に無駄があったり、まだまだ足りない何かを見つけられなければ、徒労に終わる。

常日頃から、弽(ゆがけ)についても指摘されていたが、このかけで問題ないと思っているし・・と、何の疑問も感じていなかった。
指摘されるたびに、結果を出せば問題はなかろうと、慢心もしていた。
しかし、全然結果など出てこない。
けれど、「かけがえがない」という言葉がここから出たといわれるように、馴染んだ弽は身体の一部。これを替えるには相当な決心が要る。
もちろん、弽だけのせいではないけれど、根本的に替える為に、試合の帰りに弓具屋に寄って、見せてもらった。
この弓具屋さんはわたしの高校の後輩。
値切ったことはないが、黙っていても安くしてくれる。
今使っているのは、手形を取って、かけ師さんにオーダーして作ってもらったもの。
店頭で手を入れてみて買うのもまた具合が判ってよい気もする。
いくつか手に合う小さめのものを並べてくれた。
ひとつだけ、吸い付いてきて離れないものがあった。
わたしの体の一部になりたがっている。
結果、夏の洋服も靴も何もかも我慢するはめになる。
おまけに、値札を見ると、ぴったりきたものが一番高かった。
見る目があるというか、はまる手があるというか、彼にはめられたか。

これに馴染むのに、何ヶ月かかるだろう。



遊び呆けたその後は

2009-05-09 | 仕事
だんなが審査を受けている間、錦市場へ行ってきた。
弓道の審査に京都へ行く連休は、弓三昧だ。
メーデー、茶碗祭り、京都と4/29から5/6までの忙しい連休を終えて、出勤すると、連休中も仕事だったお客様からの注文書や見積りが山積み。
しかし、この時節仕事があることを喜ばなくてはならない。
連休明けの日に、ユーザーの倒産や外注先の倒産を朝礼で知らされた。
この連休中、笑って過ごしていたわたしたちは幸せ者である。

が、連休中にハッスルしていたせいか、鍋を持ったときにびくっと腰の辺りに電気が走った。
きたぞ・・と思えるぎっくり腰のきざし。
そおっと動かさないようにして、そのまま会社へ。
疲れか、不安定な形でおんぶをしたりしていたせいか。

練習の成果はなかなか得られないのに、こういうものはすぐに影響が出るとは。