まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

完全変態

2023-05-29 | 暮らし
扉のところに、蛾が。
まるで葉っぱのようだが、蛾と分かった瞬間、ぎぇ~~。
調べてみたら、アオシャクに似ているようだ。
蛾と言っても種類が多い。このシャクという名前からして、幼虫は尺取り虫らしい。
昆虫は完全変態と、不完全変態と、無変態とある。
すっかり姿を変えてしまう完全変態は不思議だ。
卵から幼虫になり蛹(さなぎ)から成虫になる。
蚊や蝶、カブトムシなど。

脱皮ごとに成長していく、不完全変態もある。
トンボ、バッタ、ゴキブリ。
さて、人間は昆虫ではないし、蛹(さなぎ)や、青虫にはならないが、赤ちゃんから老人までは、姿が変わるよね。
同窓会で年寄り同士が面影があるのを讃え合って「昔と変わらんね」と。
変わっていると思うのだが。

不完全な変態?




2023-05-26 | 暮らし
今年も草刈りの時期が来た。伸びすぎていて、バッテリーが切れて、2日がかりで刈ることになった。
バンバン刈っていたら左の肩甲骨が痛くなり、夜の稽古で痛いながらも引いてみたら、変な力が入らないせいか、初めの2本が束り、先輩に「毎日草刈りをしておいで」と、笑われた。

ところで、草と言えば、LINEの最後に孫が「草」と、返してきた。
何のこと?と、聞くと、(笑)の代わりに、wと書き、wwwだと、凄く笑う感じで、草が生えている様子となるそうだ。
後日、「www.」と、LINEに送ったら、「それはワールドワイドウェブで、最後のドットはいらんのよ」とのこと。
時折、昭和と言われ、それでも、君らの父ちゃん、母ちゃんも昭和だからねっ!と、反論するが、昔の祖父母の明治より感覚的に若い気がするが、孫から見たら、しっかり婆なのだ。
しかし、90過ぎの婆さん達も昭和だもんね。
それこそ「草」だわ。
笑うとらなしゃあない。




クリンソウ

2023-05-25 | 
塔の上部にある九輪からこの花の名前がついたそうで、何重にも花がついている。
さて、この時の「つく」は、どの字を使うのだろう。
分からない時はひら仮名だが、日本語は難しい。
厚切ジェイソンが「Why Japanese people?」と、日本語を斬るが、日本人でもwhy?と思うことがある。
先日、友達に「少し遅れます」とLINEしたら「承認」と、返事が来た。
「了解」と来ると思ったので?と思ったが、指摘しにくく、まあ、却下されずに済んでよかった(笑)
世の中の猟奇的なニュースが次々に起きる、憂いながらも、時はさらさらと容赦なく流れていく。
山でも、日常でも花に会うとほっとするが、美しい花を写してもアップする前に日が過ぎて時期遅れになってしまう。

何日も楽しませてくれるクリンソウ。


順々に花が終わって、七重になった。


ギブス

2023-05-22 | 暮らし
日曜の部活で孫がねん挫した。
どんなスポーツにも怪我はつきもの。

土曜に金沢で何年ぶりの宴があって、22時の電車で帰り、何とか二日酔いにならない程度の酒量で翌日の日曜の勤務に備えた。
開館すぐに団体客がみえて、午後はイベントがあって、人が集まると疲れが倍増。ちょうど月曜が非番で、朝はゆっくり朝食・・と、思ったら!!
「おかあさん、もしかしてお休みじゃないよね・・」と、娘の遠慮がちなLINE。近くの整形へ連れて行く。
バレーボールでチーム仲間の足の上にのってしまい、外側へ捻って痛みがひどく、湿布とサポーターで固定していたが、10日後には高校総体があるので早く治したい。
レントゲンの結果で、足の骨が一つ多いということがついでに分かった。
まれにあるそうで、自分でも骨が膨らんでいる感じがしたという。
そのこととねん挫は関係がないのだが、今まで自分でもおかしいと思っていたらしく解明して納得していた。
レントゲンでいつも見ることが出来ないところを写し出すというのは不思議な感じがする。

とにかく、2日間固定して安静にして治しましょうとのこと。
診察室やレントゲン室を車椅子で移動して大げさな感じだが、たかがねん挫というなかれ。

綿包帯を石膏が溶けた水に浸して巻いていく。
その間、先生にどこのポジション?と訊かれ、MD(ミドルブロッカー)と、答え、ブロックもスパイクも打つという。
そういえば、暇さえあればいつもぴょんぴょん跳んでいる。
先生に包帯を巻かれながら、スポーツでの身体の使い方について盛り上がって話していた。
やっぱり、小さい時からやってる友達は体重移動がすごいですとか。

弓道の体重移動って、すり足歩行と足踏みくらいかなあ・・と、ぼんやり考えていた。何と地味な運動だ。なので、滅多に怪我はしないが、最近は身近な人が肩や腰、膝と、怪我ではないが不調を訴えている。
それは年齢によるものなのか、稽古のし過ぎなのか定かではない。

治療が終わって、高校まで送って行こうとしたら、安静にしたほうがいいから休むという。勉強より大会の方が大切なんかい。
まあ、それもいいか・・。



蓑虫との闘い

2023-05-17 | 暮らし
神様は、日頃ぼおっとしているわたしに、ぼおっとする時間を与えないように計らっているのかもしれない。
久々に約束がない休みだ!!と、思った日に蓑虫退治をするはめに。
勝手口に3本の黄金コノテヒバが立派に生えているのだが、恐ろしい数の蓑虫がぶら下がっている。
ついでに剪定もしたいが、ヒバの剪定は難しい。
一度大きくしてしまったらどうしようもない。
しかし、まずは蓑虫の除去。と、いっても散布する薬もないし、取りあえず手で捕ることにした。
ちょうどヒバの花が咲いている。


捕る事100個~200個~ゴミ袋に入れて、ヒバの枝も少し伐った。
高い所は脚立に載っても届かない。


とりあえず高い所は諦めて下りてみると、な、なんと!!
蓑虫が袋から出て車に取り付いているではないか。
おそろしや~。蓑に入っていて動かないのかと思った。
蓑虫も必死なのである。
慌ててゴミ袋に入れて口を縛った。本当は潰すべきなのかもしれないが。



しかし、蓑虫は良く出来ているものだ。
メスはガにならなくて、このままで卵を産むらしい。
全くの家内なのだね。一歩も外に出ないとは。
ネット情報では、蓑虫は絶滅危惧種とか。
飼っておくべきか?








5月初の休日

2023-05-16 | 暮らし
5月1日に婆さんが腰痛で「息が出来ん」というので医療センターへ。
息が出来んという割に、息巻いていたので竜巻の被害に遭ったような私だ。
5月2日から3日にかけて京都、帰って仕事・・7日の日曜に弓道の大会。
毎週火曜の休みは、婆さんのかかりつけの医院月2回。
歯科医院5か月間毎週火曜、婆さんの義歯が合わないというので通い詰めて、ようやく完治。
婆さんの言葉。「あの先生、根気よ~治してくれてありがたいこっちゃ」
はっ!!タクシー運転手替わり兼付き添いのわたしは?嫁は当たり前なのだな。
友達曰く「お金を払う相手は、ありがた~い先生様、嫁は下僕や」と、笑い。
とうちゃん!!どうしてくれる、わたしの思い。と、つい殿との訣別を感じた。もう訣別していたんだった。
夫婦は離婚できるが、残されたものは離婚という選択肢がない。
翌日からまたせっせと働き、週末に講習会へ行き金沢泊。
ついに、腰が悲鳴をあげた。どうも腰痛はストレスから来るのではと思えた。
重いものを持った覚えもないし、重いものと言えば教士という称号か。
それでも、主婦はみんな家のことをしてから出かけてくるので、互いに分かり合える。

そんなこんなで、やっと予定のない休日がやってきた。
しかし、そこでWi-Fiがつながらなくなって、月末の会議の資料と講習会のレポートを3日以内に出すようにという使命がのしかかってきた。
まず、全ての電源を切って、立ちあげたら直ったのだが、原因がわからない。
そういう時は、どよ~んと落ち込む。
これから先の人生で、PCとスマホの通信障害がくるたびに、どよ~んとするのだろうなと思うと、私たちの年代は歳をとることを禁じられているような気がする。
少しのんびりしたいのだが。
買い物に行っても、セルフレジで働かされ、ココスに行けば自分で飲み物を取ってこなくてはいけないし、加賀市についにケンタッキーが出来て買いに行こうかと思うと、自分で画面を選んで支払って、と、後ろの列を気にしながら、考える余裕もなく、欲しくもないクッキーとかのボタンを押してしまい。
それでも元気があれば大丈夫。
そして、聞いてくれる友達がいれば大丈夫。


目配せ

2023-05-09 | 暮らし
仕事がら文章の校正を頼まれることがある。
公に出す広告や、展示のキャプションとか。
時々趣味で書いた本の校正も頼まれると、こちらは仕事中には出来ないので、持ち帰る。
さて、他人の間違いは案外見つけやすいが、自分の書いたものは思い込んで書いているので、後で見つけて「あらら」と、思うことがある。
そういう点でも、他人に見てもらうのは大事だ。
しかし、話し言葉はそうはいかない。
今朝のニッポン放送のラジオで、政策アナリストとかいう方が、コロナの5類引き下げについて話していた。
観光に力を入れていた政府だが、その裏で困窮している人たちがいたことを力説していた。なるほどと聴いていたが、「政府の目配せが足りない・・」という言葉が何回も出てきて、「目配り」と、言って欲しいなあと思い、気になってしまい「目配せ」という言葉が出るたびに、話の内容が遠ざかっていった。

書いたものと違って、言葉はどうしようもなく、何回も聞こえる目配せに、もしや最近はそう言うようになったのか?と、不安になった。
「悩むところです」が、「悩ましい」というようになったので、私の知識不足かもしれない、世の中は流れているのだ。
いやいや、やはり目配りが足りないと言って欲しい。

結局、パーソナリティの目配せが足りなかったのだ。



楽しい弓道大会

2023-05-07 | 弓道
天気予報通り雨が降っていて、2、3日前の暑かったことが嘘のように寒い。
久しぶりの根上弓道場の大会に出かけた。
控えの武道館から弓道場迄、天気が良いと何の懸念もないのに、今回は弓が濡れないように、防水に入れて道路を渡るがなんのその、試合に出場できる喜び。
幸い雨も小降りで良かった。
久しぶりに来て皆と会えたことが何より。
雨の中を行き来しなくても良いように、また密を避けるため、ご挨拶は控えの柔道場で、あれ?いつの間に会長さん交替されたんですね。
前会長も、今の会長も長いお付き合いなので、自分が年を重ねてきたことをつくづく感じた。


高校生に交じって射礼を拝見しようと前に並んでいたら、審判席にどうぞと言われ「来賓みたいで申し訳ない」と、言いつつ上で拝見させてもらった。
もうひとつ、嬉しかったのが、その後K先生に呼ばれて、奥の座敷の床の間に案内された。
「うわ~、爺ちゃんの木彫り」
前に蘇梁館で展示会をした後、欲しい方にどうぞと館長に全部託したので、どの木彫りがどの方に渡ったのか分からなかった。
欲しい方に持っていってもらうのが何よりなので、全部人手に渡って良かったと思っていたので、ゆかりの方が持っていってくれて、おまけに道場の床の間にあるなんてびっくり。
殿と親しかったK先生や、F先生の心遣いに、きっと草葉の陰から爺ちゃんより殿が喜んでいるに違いない。
爺ちゃんの遺品を分けるというのは、ほんとは息子がするんだからね!!と、みえない殿に語りかけた。
「そうやなぁ」と、ふわっと笑う顔が思い浮かんだ。


初めの立で4射3中(皆中逃し)したが、2回目の立は今一つ身体に入ってこなくて、皆それしてしまった。
一体何が悪いのかと思ったが、初めがたまたま中ったのだと思ったら、いつもの自分だわと思えたことと、もっと稽古して修行しなさいとのことだと真摯に受け止めた。
実は、試合の合間に、すばらしい和紙人形を個人的に頂いて、優勝賞品気分で帰った。
ほんとは、もっとゆっくり見たかったのだが、見れば見る程たくさんほしくなるといけないので、それでもたくさん頂いた。
特にお雛様がいい。日頃は色あせないよう日の当たらない座敷に飾って、お雛様の時には目立つ所に飾りたい。
勧進帳の人形も、十二単の姫人形もそれはそれは見事で、スマホを持っていかなかったことが悔まれる。
あ、爺ちゃんの展示みたいに展示したら、あっという間になくなってしまうだろう。
何としあわせな大会だったことか。
宝達志水のK先生とも久々に会えたし、各地域の大会は弓仲間の現況報告みたいになってきた。

おまけに、我らが加賀市の会長が、8射皆中で優勝!!
能美市の皆さまありがとう。
楽しくて疲れが吹き飛んだ。私にとっては最高の大会だった。
これで私が好成績だったら、話が出来過ぎになるので、これでいいのかもしれない。



9時~5時 お疲れ

2023-05-06 | 暮らし
若い時は当たり前に会社へ週5日行っていたが、今はパートで丁度良い。

連休中、2日と3日に京都へ行くため、婆さんが腰が痛くて息が切れるというので不在の時に何かあっては大変と、医療センターへ行った。
初診なので半日かかった。
痛み止めをもらって落ち着いたようで、婆さんのための2日分の食事を作って出かけた。
帰ってから4日~6日まで出勤したら、疲れが取れない感じで、9時5時の仕事きついな~と思った。
おまけに、連休中はいつもよりお客さんが多いし、強風で落ち葉が館内に入るし。
そうだ!前に娘にもらったビールとワイン。
炭酸入りは飲み干さなくてはならないので今回はお預け。
小瓶のビールが丁度良い。

食後の家飲みひとり二次会。
それにしても、昨日の地震はびっくりだった。
職場の建物は築110年なので、窓がガタガタなって怖かった。

珠洲市の被災された方々にはお見舞い申し上げます。
職場へ訪れたH氏の息子さんが珠洲で仕事をしているとのことで、LINEに被災の画像が送られてきたのを見せてもらった。
棚という棚の物は全部床にまき散らされていた。
家飲みの気楽さ、疲れた~なんぞとブーたれてはいけませんね。
毎日の無事に感謝します。



全日本弓道大会

2023-05-04 | 弓道
5月2日の10時。
加賀温泉駅ホーム。サンダーバードを待つが数人だけしかいない。
指定の10号車の所へ向かうが、無人駅か?というような静けさ。
この温泉駅に新幹線が停まるのだそうだが、私たちが大阪や京都、名古屋へ行きにくくなるだけのような不安がよぎる。



京都の駅を出てすぐ、地下道のポルタダイニングを通り過ぎ、ホテルへ。
今年は駅前のホテルがとれたので、弓や荷物を持っているので大変助かる。
地下道から出たら、いきなりホテルだった。


さて、3日の大会。11時15分からの受付のために早めにと思って10時に着いたがすでに控室はいっぱいで、椅子はたくさん空いているのに、すべて荷物が置かれて、結局座るところがなく、またまた早めに3階の控えに行って待つことにした。



なんとしても2本とも入れたいが、日頃の稽古から考えると半分の1本が妥当なところだ。しかし、いつもの力量が出るとは限らない。
今回はリモートで観ることが出来るので、友達が後で画像を送ってくれた。
静止画像だが、雰囲気が分かるので面白かった。
わたしは、10番目なので最後に残っている。


甲矢は納まりきらず11時へ。
乙矢はズバッと離れがきれた感がして、的に的中した。
ついでに、弦もあがってしまい、何処へ行ったのか矢道も足元にもなかった。少し探したが諦めて退場しようとしたら、控えの真ん中あたりに落ちていた。
次の控えの号令がかかる間際で、進行がそのまま退場するよう促してくれて助かった。
いろんなことが起きるものだ。しかし、乙矢の中りだけでも気持ち良かったので良しとして、石川県の皆中者の応援をする。
コロナ下で観覧もままならなかったので、今年は久しぶりに教士の予選通過者の射を拝見。
残っている人はやっぱりすごいなあと羨望の気持ち。
応援にも力が入る。
な、なんと・・石川県の友安先生が優勝。
素晴らしい。白熱した競射、小的になってからも中て、どんどん選手が絞られていく。
観ているほうも緊張だった。
優勝の瞬間を味わわせてもらって、感激だった。
係の方より、表彰式は矢道へ入って手をたたいてくださいということで、石川の仲間たちと一緒に矢道へ。
良かった。良かった。