まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

あけびと人参

2013-08-31 | 暮らし

近所のお爺さんが、あけびを蔓ごと持って来てくれた。玄関に飾ると、なんとなく様になった。上の蔓をちょいと一回転させてあるところが、いい感じだ。

花や自然の景色は、意識してデザインしているわけではないのに、そこにあるだけで、様になっている。変に人が手を加えなくても、葉の付き具合、実の形、蔓のまとまりに感心する。

しかし、わたしのこの不揃いの人参たちはどうだ。土の中に障害物があったとはいえ、7本中まともなのは1本だ。これは、わたしの現在の弓道の的中率を暗示する。ああっ。しかし、味は良い。人参の人参臭さがよい。

元気いっぱいの栄養があると思える。売り物にはならないが。これも、わたしとおんなじかもしれない。見栄えは悪いが、味はよい。「さのよいよい」。思わず合いの手を入れたくなるではないか。凄すぎて。


ぶらさがりすいか

2013-08-30 | 料理

うちの婆さんは、畑が上手だ。狭い畑に、いろいろな種類の作物を作っている。じゃがいも、玉葱、なす、ゴーヤ、トマト、すいか、ねぎ・・・・。次々と作っていて、忙しい。手伝ってくれと言われるのではないかと恐れていたら、カボチャが蔓を張って、畑いっぱいになるので、場所がないから実家に植えてと言うことで、かぼちゃと人参は実家でわたしの担当となったが、これとて、植えるには植えたが、両親が殆ど面倒を見て、わたしはせっせと収穫だけしている有様。

さて、スイカもどんどん広がって場所がなくなるらしく、網を張って、上に伸ばしていったら、ぶらぶらとぶら下がって面白いので、写真を撮れと言う。見ると、瓜とスイカが雑居している。縦に暮らすマンション住まいではないか。このスイカは、この夏の猛暑では人気絶頂だった。細かく切って、いつでも口に入れられるようにして食べた。しかし、冷蔵庫は、8人分の食材を収めきれず、車庫にある冷蔵庫まで行ったり来たりする間に、汗をかく。

気温36度、37度とかいうと、平熱が低いとかいう人と抱き合っていた方が涼しいのかと思えるくらいに辛い日々。ようやく朝晩過ごしやすくなると、スイカも終わりの時期。

しかし、今度は台風の影響で生温い風が吹く。自然はなかなか人を快適にさせない。知恵を出して快適にすればお金がいるし。と、なる。


美容院へ行く

2013-08-30 | 暮らし

昨年の9月から約1年ぶりに美容院へ行く。

少し伸びてきた髪が自由を求めて、いろいろな方向へ向いたために、整えたいのと、美容室、あるいは、ヘアーサロンへ行くという響きが気分転換に良い。しかし、家を出る時は耳の悪い姑には「パーマ屋へ行ってくる。」と、言わなくてはならない。「びよういん」と、「びょういん」の、「よ」の大きさ違いで、月に一度の病院通いと間違われそうだからだ。

いつもの美容院だが、「ひさしぶりー。」と、店長。無くなった髪のことを話すとひどく驚いていたが、そういいながらも、短い髪ながらも整えられて、かっこよくなった。あれこれ話しながら、ストレスを真面目に溜めていたのではないかと言われた。不器用だから溜まったのだと答える。ここで、店長と話すのも楽しいひと時だ。

今日、美容院へ行ったのには、もうひとつ理由があった。10月に姪(弟の娘)が結婚するので、相談と予約ついでに来たのと、土曜に友達がバーベーキューに誘ってくれたことも、理由のひとつだ。痩せて元気のないのはやはりつまらない。少しは、おしゃれをしなくては、元の小百合には戻れなくても、「こゆり」くらいにはなれるかもしれない。

かくして、またまたボーイッシュな髪型に磨きがかかった。もとのロングにはいつ戻るだろうか。この暑い夏にはお勧めのヘアスタイルで、シャンプーも楽ちんだけれど。


学問

2013-08-26 | 暮らし

学問とは、学ぶことと問うこと。分かることと分からないことを分けて、分からないことを問う。あるいは、自分自身で問い詰めていく。

今更ながらの、心理学だけれど面白い。昨日も金沢で、1か月ぶりに講座へ行く。

1か月が待ち遠しい。今日は何を習うのだろうと思うとわくわくする。最近、わくわくとか、どきどきが少ないので、これは貴重なときである。

ま〇先生曰く、ガンジーの「永遠にいきるがごとく学び、明日死ぬがごとく生きよ」というのを、この年になると実感する・・と言われた。

確かに、若いころと違い、覚えも悪いが、この先がないと思うから、必死になる。必死になると見えてくるものがある。しかし、必死でもなかなか上達しない弓道とはなんだっ!!必死さが足らないのだろう。

 

 


残暑お見舞い猛暑あげます

2013-08-23 | 暮らし

8人暮らしの毎日で、朝はEテレをつけることが多くなった。特に起こす時間、孫たちのお気に入り「0655」は見逃せない。何で、こんなに子供の心をつかむのだろう。たった5分間の番組だ。

歌がほのぼのしていて良い。「吾輩は犬」と「わたし猫」の紹介が可愛い。子供たちをひきつける5分間に感心する。

大人が観ていても、暗いニュースや、相変わらずの政治のニュースの狭間の5分間は、癒される。出勤前のお父さんやお母さんが、にっこり笑って出かけられる番組でおすすめ。

特に「朝が来た」「toi toi toi」「やめなはれ」などは、耳についてしまった。

癒される曲は、単純な曲ほどいいらしい。震災後に被災者の心を慰めた曲は、がんばろーとか、大丈夫とか言うのではなく、「ふるさと」のような写生的な歌が、人々の心を包んだ。これは、無限性と、開放性があるらしい。難しいことは抜きにして、子供がすぐに覚えて口ずさむ歌は、やはり良いのだろう。大人よりも感性豊かな子供たちだ。

さて、TVから流れてきた。「残暑お見舞い猛暑あげます」


長寿庵

2013-08-21 | 料理

この暑さはどうだ。日中は、なるべくクーラーをつけずに家事をこなしているが、汗がだらだら出てくるともういけない。濡らすと涼しくなるタオルを首に巻いても、数分も持たない。連日、35度になると、31度の日が過ごしやすいと思える。

さて、過日、その暑い中、従兄と伯母の3人で小松の赤瀬町「長寿庵」へ行った。 従兄が美味しいものを食べに行こうというので車に乗ったが、小松の大杉の山の中に一体何があるのだろうと着いたところ、完璧隠れ家のような一軒家。もしかして、キツネや狸に騙されているのではないかと一瞬思った。

通された二階の部屋から川が見える。これは、昭和の小説家になった気分だ。眺めはいいし静かだし、蝉の鳴き声が涼しげに聞こえる。ここに滞在したら川端康成の雰囲気になるかも。川端康成といえば、「伊豆の踊子」、「伊豆の踊子」といえば、山口百恵と三浦友和。いや、一昔前の、吉永小百合、高橋英樹。きゃあ、小百合さんだわ。ここで小百合さんになったつもりで、食するのである。要するに、この「長寿庵」は、一昔前というのを連想させる雰囲気だということを言いたかったのである。決して、わたしが小百合と言いたかったのではない。

突き出しに山菜の小鉢がならぶ、きゃら蕗、わらびのあえもの・・・いくつも出てきたのに覚えていない。

まず、岩魚の刺身が出た。氷の上にぷりぷりの岩魚だ。ここで冷酒がほしいところ、昼なのでノンアルコールで我慢する。

鮎の塩焼きの後、岩魚と牛肉のステーキ。美味しくてぺろりとたいらげてしまった。ジュンサイのお吸い物と、ごはんにフルーツ付き。ご馳走になったのでいくらかは分からない。

ここは、宿泊もできるらしい。二間続きの個室だったので、運転手である従兄が昼寝をしたので、伯母とわたしも横になる。

最高なランチである、母の実家の大日をまわって帰った。小旅行の気分だった。


検証 ひかがみを張る

2013-08-20 | 弓道

三重十文字には「ひかがみ」の働きが大切である。これは膝関節の裏側で、両脚の安定をはかるためにこれを張ることが大切である。

先日、胴造りでは書かれていないと言ったが、弓道教本第一巻の「会」のところの、「詰合い」にしっかり書いてある。

ひかがみを張るのはいつか。足踏み、胴造りで「三重十文字」を完成させるとすれば、やはり初めから張りっぱなしなのだろうか。わたしは、意識して張っていないので、土台が出来ていないのだろうか。自然と引くに従って加わってくるとのではないかと、いい加減な感じで引いているのでいけないのだろうか。

会に入って弛まずに保っていることは、弓が引き戻す力を持っている以上、無意識のうちに力が倍加してるので、締め伸びを加えよという。のをみつけた。

ここで、〇中さんの腰痛につながる力の入れ方は、ひかがみを張ることと、腰に力を入れることは別もので、腰骨が無理に曲がる、いわゆる出尻鳩胸の形で弓を引いている感がする。

一度、コルセットをして引いてみようと思いますと、〇中さんの弁。突っ立てっているとひかがみを張れないらしい。どうも、野球をしていて、いつも膝関節を曲げていたからだろうかとのことも言っていた。

なかなか難しい。一緒に考えながら、あまりにも非力で、勉強不足なわたしは〇中さんのおかげで、考えを新たにさせられた。


胴造り

2013-08-19 | 弓道

「同じ道場の〇中さんが、最近、腰に力をいれているせいか、弓を引くと腰が痛いのだという。少し出尻になっているかもしれないが、腰に力を入れ過ぎているのではないか。また、ひかがみに力を入れる具合が分からないという。以前誰かに「ひかがみを張れ」と言われたのだ。実は、聞かれているわたしも分からないのだ。私の場合、ひかがみを張ろうとすると、余分な力が入って、上半身にも力が入るので、あまりいい感じではない。腰を入れ背筋を伸ばすようにするが、ここのところは自信がない。引いていれば、自然と必要な分の力がかかって、その分の力が出るのだと思っているが、さして的中もないわたしの意見などは、屁にもならない。ここは、教本を確認してみようと弓道教本の一巻から四巻まで、「胴造り」のところだけ調べてみたが、「ひかがみを張れ」とは書いていない。

「臍下丹田に心気力を貯えて凝らず・・・押せども引けども動ぜぬ体勢に構え・・。」

「これは、殊更に力を入れるのではなく、自然とどっしりとそうなるように、下腹部や下半身の力が抜けないように、上半身だけで射を行わないように、無駄力を使わぬようにすることが大切・・・。」

「三重十文字と重心が肝心であること。」など、三、四巻を拾い読みしたが、ひかがみに力を入れろと言うのは見当たらない。唐沢光太郎弓道読本に胴造りのところで「両脚の緊張」というところがあった。これを言うのか。しかし、ここには両脚力の配分と続いて、単に両脚を緊張させるのではないことを述べている。下肢の伸びの緊張度が股関節を上回ってはならないとある。

さて、〇中さんに次に道場へ行ったときに、上記のことを踏まえて、とにかくどこかが痛くなるというのは、違うんだろうなということは伝えなければ。


キアゲハの観察

2013-08-17 | 暮らし

庭のパセリを採っていたら、見事な青虫が3匹いた。ちょうど、1年生の孫の夏休みの観察によいのではないかと、虫かごに入れておいた。パセリを入れても入れても、あっという間に食べつくしていた。いよいよサナギになるのかもしれない。食べてごろごろしている姿は、誰かに似ている。

口から糸を出して、さなぎになった後、見事に蝶となった。虫の脱皮のメカニズムはどうなっているのだろう。人間は、日々脱皮しないが、いつの間にか子供たちは大きくなっている。

虫のようにしわっぽい顔が脱皮すればよいのにと思うが、そうはいかない。

さて、蝶になるとすぐに弱るらしいので、写真を撮ってすぐに逃がしていた。実は、この経過を観るのは、生まれて初めてだ。なかなか面白かった。しかし、蝶になっているのに気付いたのは、4歳のkenだった。彼が「あっ、ちょうになっとる」と、言うまで、気づかなかったのだ。当然、脱皮の瞬間は見ることは出来なかった。野菜は青虫に食われるが、美しい蝶はまた人を楽しませる。パセリをほんの少し、虫に分けてあげるのもいいかも。


ヘルシオ

2013-08-14 | 料理

ジューサーが壊れたので、思い切って「ヘルシオ」を買った。かすと、果汁が別々に出てくるので、一度に大量に絞ることができるし、前のより洗うのが簡単だ。口当たりもなめらか。

娘に「セルシオを、買ったわ。」と、言ったら、「それは車やろ。」と指摘された。いよいよ、言い間違の年齢になってきた。

今日は、人参に小松菜を入れたら、黒いジュースになって、見栄えは悪いが、ポパイ気分だ。この「ポパイ」を分かる人は同年代だけだった・・・・。そういえば、小さいとき「ポパイ ザ セーラーマン」を、ずっと「ポパイズ セールスマン」だと思っていた。英語力のまずはさ、耳からかもしれない。

 


八ヶ岳へ行く

2013-08-12 | 暮らし

八ヶ岳へ行く。昨年、やることリストのひとつに「八ヶ岳へ行ってH君に会う」と、いうのが叶った。

主人の会社で貸切で八ヶ岳行のツアーがあって、ちょうど希望していたので、前に会社で知り合った仲間のひとりで、H君が諏訪に住んでいるので、行くことにした。会えるかは分からないが、とにかく連絡をすると、下諏訪温泉、べにやまで、自宅から20分とのこと。晩の宴会までの1時間ほどだが、会うことができた。ちょうど3番目に女の子が生まれて、その祝いも渡すことができて良かった。子供たちや奥さんも皆元気で、一緒にホテルまで来てくれて嬉しかった。

100人乗りのロープウェイで、北八ヶ岳の坪庭を登る。体重が減ったせいで、山登りが非常に軽い。主人は逆にお腹が膨らんでしんどそうである。とにもかくにも、この澄みきった空気の中で、霧ケ峰から流れてくる空気を吸い、過去に「霧ケ峰」というクーラーがあり、その命名がいかに適切かが分かった。


CAN BUSで行く

2013-08-09 | 暮らし

主人と孫を連れて、CAN BUSで市内を回ることにした。夏休みなので、バスに乗りたいという孫の希望と、4歳のkenの行動が心配なので、この企画にした。前に山周りをしたので、今回は海周りだ。

加賀温泉から出発する。平日なので他に客はひとりだけだった。まず、鴨池観察館へ行く。夏には鴨はいないので、人っ子一人いない。そのことで、館内の案内の人が代わる代わる説明してくれて、館内で結構遊んだあと、鴨池のふちの田んぼへ降りて、虫を見て回るのもよいとのこと。さっそく、捕虫網と虫かごを借りて、田んぼまで降りると、湿地に住む虫たちが、いるわいるわ。

ふたりとも大喜び、ぎんやんま、糸トンボ、ばった、しじみ蝶を捕獲した。きれいなアゲハチョウは美しくゆらゆら優雅に飛んでいたので、鑑賞するだけにした。

虫たちを館の人に見せた後、夏空へ解放。充分遊んで、次にフルーツランドへ向かう。

フルーツランドでは、ソフトクリームを各自の財布からお金を支払って、別々におつりをもらう。私たち夫婦もその後で注文すると、「お支払いは別々ですか?」と、言われてしまった。

ここでは、遊ぶところもないので、外の芝生のところにある木に登って、ひとしきり猿になっていた。次のバスまでの時間、蝉を探したりして時間をつぶす。

尼御前で食事を終えて午後、自分たちのほしい恐竜のおもちゃを買って、次のバスを待つ間、石垣に登っている。ちっともじっとしていない。すごいパワーだ。が、さすがに4歳のkenは、バスに乗り込むと、すぐに椅子に横たわる。他に誰も客がいなくて良かった。

次に到着したのは、爺さんの希望の片山津の総湯。新しくなってから初めて行く。田舎の温泉という感じがしない。女性の風呂は潟が一望出来て素晴らしかった。日によって、男女が入れ替わるらしい。しかし、次のバスまでの時間を持て余してしまった。ここでは、のんびり足を伸ばして休憩する場所がない。幸い、パーラーが休みだったので、そこでしばらくのんびりして、外の潟のところを散策したが、暑い。せっかく温泉につかったのに、また汗が出てきた。

無事に加賀温泉に着いたのが4時頃だった。今度は、車の中でお兄ちゃんが耐え切れず眠ってしまった。

加賀市内でも充分満足できる一日だった。しかし、暑い。