12月にインフルエンザの予防接種をした。
筋肉注射は痛いので、1回しかしなかった。
注射針の如きと思っていたので、そのうち治るだろうと思っていた。
ところが、今でも腕が痛い。4カ月も経ったというのに改善されない。
回復力の遅さは年齢によるのだとは思うけれど。
痛みに気づいたのは、服を着る時だった。
普段、袖を通す時に、どちらの腕から入れようかと考えて服を着たりしない。
どうも、右から腕を通すらしい。自分のことであるのに、通すらしいというのは、意識したことがなくて、右を通してから、左を後ろに少し引いたときに痛みを感じて初めて気づいたからである。
あたた・・という具合の痛みで、注射をした周辺が痛かった。
なので、服を着るたびに、左から腕を通そうと意識するようになった。
さて、わたしの左腕は、弓引きとして「黄金の左腕」と言うにはおこまがしい。最近は中りも少なく、輝かしい成績を残してもいないが、まだ可能性はあるかもしれない魅力的な左腕として「いぶし銀の左腕」と呼ぼう。
その左腕の回復のために、整形外科へ行くほどの痛みでもない。
調べると、そういう副作用はあるようで、肉離れ的な感じでもあるようだ。
あの細い針でやられてしまうとは、なんと華奢な腕ではないか。
コロナの時は、予防接種で身体全体一発撃沈状態になったし、予防接種はこりごりだと思った。
インフルエンザも受けたくなかったが、婆様のかかりつけ医で、年寄りに移すと致命傷なのでと一緒に受けたが、こちらが致命傷になった感じだ。
市から、帯状疱疹の予防接種が無料で受けられるお知らせが来た。
わたしが、小さい時、水疱瘡にかかったかどうか分からない。
かかっていなければ、さほど心配はないのだけれど。
自分では覚えがないが、母に聞こうにも、母はわたしをかろうじて誰か判別できるくらいの痴ほうになっているし。
と、いうわけで「いぶし銀の左腕」を、守るためには受けないでおこう。
友達に、お尻にしてもらったら?と、勧められたが、それはどうか。
お尻は、いぶし銀でも、黄金でもないけれど。