まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

運動脳 と スマホ脳

2023-01-27 | 読書
正月、家族が集まった時に、新聞の本の紹介に「運動脳」が、あって興味をそそったと話したら、娘と娘婿が同時に「買いました!!」
ここで誤解のないように、いつもジョギングをしてフルマラソンにもチャレンジしている娘と、もうひとりの娘の旦那が買ったので、一家に2冊ではない。
という訳で、娘婿がついでに「スマホ脳」も、貸してくれて読み終えた。

どちらもアンデシュ・ハンセンの著書である。
要するに、「運動をすると脳が活動しますよ」と、いうこと。
ウォーキングがよいということ。
認知症にもなりにくいという。
脳のコルチゾールが海馬をむしばむが、運動はコルチゾールの分泌を減少させるのだそうだ。
その辺の細かいことや、症例を読んで、とにかく運動する人は頭がいいと結論付けた。
そういえば、知っている医者にスポーツマンは多い。
身近な弁護士親子も、いつもフルマラソンにチャレンジしている。
体が動かないと、脳は動くのをやめてしまうのだ。
脳が身体を動かしているのではなく。

「スマホ脳」で、気になるのは「スマホやネットなどで、時間を奪われ」というところ。
企業の金儲けに、時間を奪われ、それにお金までつけて、泥棒に追い銭だ。
いや、アンデシュ・ハンセン氏が「泥棒に追い銭」と、書いていたわけではない。
共通して書いてあるのは、ストレスは人にとっては大事なことで「闘争か逃走か」を、決めるのであると。
それは集中することを助けることでもあるという。

借りて読むことが出来て良かった。
詳しく読みたい方は、図書館で借りて読むことをお勧めする。




どうする家康

2023-01-25 | 読書
大河ドラマは「龍馬伝」あたりから見続けているが、今年の「どうする家康」は、初めから話が入り込めない。
いきなり今川義元が死んでしまうところから始まったので、よけいに歴史に疎いことがバレバレだ。
松平って誰?

娘達は大河ドラマを観ないのかと思ったが、聞いてみたら、
「竹千代がふたりいて、分から~ン」と、なったので、あまりわたしと変わらない。
まずネットで相関図を観たが、もうひとつだ。
殿は詳しいのだが、聞くにも聞けず、彼の残した本があったのを思い出した。
これこれ、山岡荘八の、全26巻。


松潤とは大違いの顔ではないか。


まず、家康の父ちゃんの話しから入る。
そうこなくては。
しかし、父の名前は「松平次郎三郎広忠」という。
待ってくれ、ミドルネームが長すぎる。
その前に、家康の祖父の話を読んでびっくり。
刈谷の城主 水野忠政は妻と離縁し、岡崎城主 岡崎三郎清康に嫁がせた。
それも、水野に5人も子供を残して。
おまけに、家康の父は、義母の娘(於大)を嫁にした。
義妹じゃん。
そして、竹千代を残して、また嫁に行くのだ。
しっちゃかめっちゃか。
昔は残酷婚姻物語だ。
先日書いた、このブログのチェリッシュの「あなたの癖を我慢するわ~♪」どころではない。
この際、小さな癖など我慢なさい。

ついでに言うなら、自分の幼名を、我が子につけるなど、後に残された子孫たちが混乱する.
いや、混乱したのはわたしと娘だけか。
歴史は後に生れた者ほど、たくさん覚えなくてはならないので大変だ。
「朝鮮戦争の年にじいじが生まれた」と、孫のkouに言ったら、
「じいじも、歴史の人やな」と。
そういう自分も、ロシアとウクライナ戦争や、コロナの体験を、自分の孫に言われるだろう。

さて、文庫本26巻。
娘は、「たぶん読み切れんやろうし、やめときね。」と、わたしに助言してきたが、これはこの後どうなるのか興味津々。
そうこうしているうちに、大河ドラマは終わってしまうだろう。
せめて、全巻の裏表紙だけでも読んでおこうか。
ある意味、今年もはまりそうだ。
織田信長も目が離せない。 岡田准一 VS 木村拓哉




猛吹雪

2023-01-24 | 暮らし
朝は晴れていたが、ついに猛吹雪になったきた。
今日は休館日で仕事も休みなので、ちんまりとミシンに向かった。
土曜に道場で稽古していてストーブに近づいたら、あろうことか袴が溶けた。
家に帰ってから気づいた。
おまけに、もう一か所も溶けかかっている。



新しい袴があるので捨てようかとも思ったが、勿体ないので、ひもを少し切って裏に当てて縫い始めたら、いきなり停電になった。
エアコンが切れて寒くなり、不安になってくる。
外は吹雪で、このまま電気が切れたままになったらどうしようと思ったが、しばらくで戻ったのでほっとした。

ひきつれた感じだが、まあいいか。


娘は、「ホワイトアウトで怖かった」と、言っていた。
中学、高校は早じまいで、明日は休校とのこと。
体育館と武道館も臨時休館となった。
図書館も途中で閉館。
なのに、文化施設は上の人が決断しないので休まない。
来館者など来ないと思うが。
明日の様子を見て、危なかったら休めと婆さんが言う。
「そうだね」と、言いつつ心配。
動けなかったら休ませてもらおう。もう若くないし危ない。
こういう時は、歳のせいにして休みたい。





水道管を守れ

2023-01-23 | 暮らし
上空が-12℃という寒波が襲ってくるという。
昨日、仕事の帰りにイオンへ寄ったら、食料品が品薄になっていた。
豆腐もない。パンも少ない。
どうしたのかというほど、棚に空白スペースがある。
来週に備えての買いだめなのかもしれない。

そして、ニュースでは水道管の破裂を警戒するよう呼び掛けていて、職場も外の水道管をぐるぐる巻きにした。

わたしも、我が家の外の水道3か所に、タオルを巻いて、その上からビニルを巻いた。
丁度、巻きやすい細いタオルがあった。
細長くて、殆ど使っていなかった。


タオルを代弁した。
「間に合いましたなあ。
役に立つということはいいことですなあ。」
要するに出番がなかったタオルだった。

さて、どんな寒波に見舞われるのか。
大雪になるのか。




チェリッシュは演歌?

2023-01-22 | 暮らし
人工知能研究者で「妻のトリセツ」や、「夫婦のトリセツ」の著者、黒川伊保子さんがパーソナリティをしている、NHKの「らじるラボ」が面白いというので聴いてみた。
「らじるらじる聞き逃し」で、黒川さんの金曜の「らじるラボ」を聴いた。

その中で、脳の研究者である黒川先生は、脳は飽きるので夫婦関係も飽きて、夫婦の危機は7年とか21年とかが危ないとかいう話題があった。
それを過ぎると、また落ち着いた関係になるのであるとも。

さて、先の話しとは全く関係なく、チェリッシュのリクエストがかかった。
「てんとう虫のサンバ」や、「若草の髪飾り」「白いギター」「なのにあなたは京都へ行くの」などは記憶にある。
綺麗な声の悦ちゃん。その声を邪魔しないように歌っている松崎さん。
久々にチェリッシュだ。しかし、かかった曲は聴いたことのない演歌のような曲だった。

「決心」
あなたとはじめて会ったのは 品川停まりの山手線~~♬~
(と始まる)(いきなり話は色っぽく)
(問題は2番)
ふたりが心を決めたのは お好み焼き屋の2階でした
ソースの匂いのすきまから~~略~~~~
スープを音立てて飲む癖いつか きっと直すと言いました
きっと直すと言いました
我慢できるわ 何でもないわ あなたが好きよ 大好きよ♪

さて、悦ちゃんの可愛い声で「大好きよ」と、言われれば結婚してしまうね。

しかし、私は思う。我慢から始まる恋愛は我慢できるのだろうか??
熱愛でも、あれから40年・・と、言うように変わっていくのである。
20年、30年、その癖が気にならなくなるかどうか。
我慢できるわと言っても、その後、そのスープを音立てて飲む癖が気になって、一緒にいるのが苦痛になったらどうするのか。
そもそも、「我慢できるわ」と、言うからには、我慢が必要なのだ。
いつまで我慢できるか。
結婚は、我慢しなくても一緒にいられることが前提ではないか?
いや、思いやりが大切で、お互いを我慢し合う?
もしかして、私は快適だったが、殿は我慢していて、それで早く逝ってしまったのだろうか?
今となっては分からない。
言えることは、好きで一緒になったわけではない人と、今は一番長くいる。
婆様だ。たぶんむこうも我慢しているのだろう。
しかし、別に毎日坦々と二人の関係は無事に続いている。
もしかして、長年連れ添った夫婦もこんな感じなのかな。
いや、違うね。

幸いにもと言うか不幸にもと言うか、私は夫婦の危機を経験せずに終わってしまったが、黒川伊保子先生は、その時は騒がず、そっと時期を待ちましょう・・とのことだった。

さて、話は元へ戻り、この「決心」が、やけに演歌っぽい。
2,3回聴くと歌えてしまうところが演歌のようだ。
耳についてしまう。
最近の歌のように、覚えられない長い歌詞や、
セカオワの「habit」みたいに早口だったりすると、刺激的だが口ずさむには稽古を重ねなくてはならない。

結論は、夫婦の危機を乗り越え、演歌な恋愛を乗り越え、長年連れ添うことは幸せなことであると確信する。
羨ましい限りだ。
新しい恋をするのも悪くはないが、この歳になると、それぞれの癖に我慢がならないのではないか。
それと、大切な人との別れをまた経験したくないとも思う。





殿!電柱でござる!

2023-01-17 | 暮らし
小正月が終わり、大寒の前に、北陸とは思えない良い天気。
殿が、白山を借景に家を建てると言って、ベランダらしきものを作って、そこから毎朝白山から朝陽が昇るのを見ることができるのだが、悲しいかな写真を撮れない。
「殿、電柱でござる!!」
電線が邪魔になる。
どう切り取っても電線が見えるが、不思議と肉眼で見ると、白山の美しさだけが見える。
好きな人の好い所だけが見えるのと同じかも。



さて、仕事が休みだが、午前中は婆様の診察の日。
9時から待って、終わったのは10時半過ぎ。買い物をしたら昼過ぎていた。

午後は家にちんといても、勿体ないので、木場潟へ出かけて少し歩いた。
北園地の駐車場には車が一杯だった。


背が低いので、枯れ草が邪魔になる。



小松から見える白山は、加賀から見える白山とは少し違って見えて、また美しい。



本当の値段

2023-01-14 | 暮らし
TVショッピングなどで、良さそうな枕を、今なら◯と◯をつけて、従来価格35,000円が16,500円、あと1万円で2セットで、たったの26,500円
「わぁー」と、歓声があがる。
その枕だけが欲しいので、おまけに2セットいらないので、結局、枕ひとつだけだといくらなのか?と、問いたくなる。
前に、歯磨き1500円に、歯ブラシを2本おまけしますと言われ、電動歯ブラシなので、いらないからその分割り引いてと言ったら、それは出来ません。と、言われ余分なものを持ちたくないから断った。
そんなにお勧めの商品なら、おまけなどつけないで、単品で売って欲しいものだ。
さて、「今だけこの値段」なら、今でない時はいくらなのか?
「さらに〇と〇をお付けしてこの値段」なら、お付けしない時はいくらなのか?
知りたい。


晴れわたる

2023-01-12 | 暮らし
北陸の冬とは思えないような良い天気に、山へも行かず、正月に泊っていった孫たちの布団を干す。
「ばぁばも、一緒に寝よう」という孫娘達の可愛さと、楽しかった夜を思い出す。
俳句をひねる才があれば、ここで一句といきたいところだ。
布団を出していると、近所の方が散歩をするため通りかかった。
わたしも歩きたいところだが、掃除と洗濯に追われる。


夕方は白山の美しさに惚れぼれする。
なんでもない一日の穏やかなこと。
しかし、夜な夜な弓道の稽古に出かけていくので、夜が忙しい。
そうそう、金沢の弓仲間よりLINEがあり、
「年賀状ありがとう。スーパーマーケットであなたの番号が当たり番号で、買い物が半額になりました」と。
それは良かった。
最近、ほんのちょっと買うだけで、あらら2,000円超えてしまった・・と、思う。
確かに値上げの影響を実感する。
空は晴れても心は晴れない。




千射万箭

2023-01-08 | 弓道
3年ぶりに高校生を招いての初射会。
ところが、会長が体調を崩し、副会長ということで、わたしが代理で年頭の挨拶をすることになった。
何の用意もしていなかったが、挨拶は短いのがよろしい。
紅白幕の道場で3年ぶりの高校生とのひと時を感謝。



加賀市内の2校の弓道部の生徒が来てくれた。
いつもなら豚汁やぜんざいをふるまうのだが、今年は控えて、参加賞と白扇、金的。
参加賞は理事長が用意をしてくれた。
愛媛県松山の弓仲間のつながりで缶バッチを作ってもらった。

『千射万箭』せんしゃばんせん。
「千射万箭悉く新たなり」なのである。
何年も何万も引いてきて、1本とて同じ矢はない。
1本、1本大切に引いていこうというもの。

「せんしゃばんせんことごとくあたらない」読み違えてはいけない。
千射も万射も稽古しているのに、ことごとく中らない。と、ぼやいてはいけない。


考えてみれば、この歳で高校生とひと時を過ごせるのはいいことだ。
おまけに、普段なら着ることが出来ない若い色の着物。
色的を射て、8射3中しか出来なかったが、10+7+5で、22点となり2位の賞品をゲット。
このひと時、ひと時も、2度と戻らない時間で、時が矢のごとくというのは実感である。

明日からまた
「松過ぎて またも光陰矢の如し」 高浜虚子





全員集合

2023-01-02 | 暮らし
我が家に、娘達家族が集うため、朝から忙しく準備する。
今年は、弓仲間より頂いた可愛らしい箸袋を娘と孫娘達に用意した。
丁寧に作られた千代紙の人形と箸袋に、孫娘達も可愛いと喜んでくれた。


箸置きは米さん作だ。
ゆかりのある方々の作品で食卓を飾れることに感謝。


殿が気に入って買った座卓は、引き出しや、上部に収納できる仕掛けがついている。




蓋を開けると囲炉裏のようになっている。
炭で鍋をして一酸化炭素中毒になりかけたことがあり、それからはもう火をおこしていない。
ただ、すごく重いので、移動には力がいる。
総勢10人だが、孫たちが大きくなり用意する量は年々増えてきた。
おせち料理は、今年は注文した。
午後に散らし寿司を作り、刺身とオードブル、前日に仕込んだ煮物。



今年もにぎやかに宴が続き、全員で片付けて、2次会は台所へ移動し、ワインにチーズ。
子どもたちは、風船バレーで盛り上がり、ついに廊下でチームプレーをしていた。
momoとnanaが泊まる。
廊下も温かくなり、みんなの熱気で暑いくらいだ。

さて、1月の食費分使ってしまって、お年玉も昨年より少しアップした。
kenは「ばぁばの金銭感覚、大丈夫か?」と、心配してくれた。
「大丈夫、1月は大根の煮たので過ごすから」と、言うと、えぇ~!と。
この楽しい時間は、どんなにお金を積んでも買えない。



あけましておめでとうございます

2023-01-01 | 暮らし
このブログに訪問してくださいました皆様に幸いが訪れますように
今年もよろしくお願いいたします。
抱負は豊富にあるので心に留め、卯年だけに兎にも角にも健康第一を。

12月28日に久しぶりに門松を作った。
殿がいる時にも作ったのだが、最近はめでたい気持ちになれなくて作れなかった。
本当は対になるように作らなくてはならないようだが。
実は、殿が生きている時でも、作ったのはわたしだ。
そこのところを強調したい。

竹の切り口が笑顔になるように切って貰った。
2日の我が家へ娘家族たち全員集合を門松でお迎えする。


仏壇の花も豪華になった。
まず床の間に置いてパチリ。
仏壇の中は暗いからだ。
こんな暗い所に殿はいるのだろうか?
いや、どこにいるのだろう。
今年こそ、今年こそのお願いを、殿に叶えてもらおうというのはお門違いというものだろうが、ついついお願いしたくなる。