全国大会(国スポ、インタハイ、ねんりんピック)などへ行く時は、県内のどの市町も激励金を選手に贈る。
わがスマートシティも、県事務局からの報告があるので、もらえると思っていた。
しかし、ねんりんピックの激励金は未だ貰らっていない。
選手仲間が「加賀市はいつもらえるんや?」と、9月の修練日で話していた。
金沢は大勢いるので10月初めに各自が市へ取りに行くそうだ。
白山市は激励会をしてもらって市長から頂くそうだと状況を聞いた。
それなのに、9月末になっても加賀市は音沙汰がないので、過去にねんりんピックに出場した先輩方々に聞いたら、市からお知らせが来て、市長から手渡され新聞にまで載ったとの事。
スポーツ課に尋ねたら、全国大会の激励金が欲しいならHPに届出書があるのでプリントアウトしてだすようにとのこと。
そこには、大会要項や選出結果などを添付せよとあった。
要項は手元にないので、鳥取県のねんりん2024を検索して、弓道の部分をプリントアウトした。選出結果は県の弓道のHPの大会結果を出した。
本来は要項も選手名も、各市町に県の事務局から届いているはずなのだが。
今までは黙っていてももらえたのに、今年からこうなったとのこと。
さて、届出書を持って、山中のIさんの分も一緒にスポーツ課へ出しに行くと、受付の方に「振込先を書いてください」と、言われた。
その書類には「直接受け取れないので、次の口座に振込をお願いします」と、あったので、取りにくるつもりなので書かなかったというと、「今年から振り込みになりました」という。
それなら、そう書いて欲しいと思ったが、文句を言っても仕方ないので、後ほどメールしますと言って帰った。
Iさんには電話で聞くとのことだった。
そして、メールには「10月18日に振込予定です」との返事があった。
その日は出発の日だから、鳥取から戻ってから確認すればいいわと思ったが、他の市町はのし袋で頂いて、温かく送り出してもらっているのにえらい違いだと思った。
祝い金を振り込むって、温かみはないし、気持ちもこもらないよねって言うと、仲間の人は「加賀市は貧乏だからお金を出したくないんやろ」ってことになった。
さて、月末に通帳の付け上げをしたが、10月18日に入金の履歴はない。
あれっ?違う銀行の口座を書いたのかな?と、自分を疑った。
どこにもなくて、IさんにLINEした。
「入ってる?入金履歴がないんだけど?」
「ありません。さすが市役所やね」と、皮肉の文面。呆れたのだ。
企業やお店なら約束した日に入金されなかったらやばいよねって。
でも、売買契約した訳ではないし、契約不履行でもないし、多額の税金を払っている訳でもないし、「こっちが出してあげるんだから、がたがた言うな」ってとこかな。
私たちは、5千円や1万円が欲しいんじゃない。
代表として選ばれて良かったですね、行ってらっしゃい。という気持ちの形だと思っていた。
ここまでくると腹が立ってくるのだがそこは押さえて、メールで入金確認できなかった旨と、いつになるのかと尋ねた。
悪びれた感じもなく、さらっと
「管轄課が違うので、書類のやり取りで遅くなり、11月20日になります」
やってくれるは、スマートシティ。
これは、職員が悪いのではなく役所全体の感覚の違いなのかもしれない。
わが市はマイナンバーカードの普及率は73%で全国的にも高い方だ。
温泉があり「サウナ特区宣言」とか、「デジタル田園健康特区」に認定された。
これは国家戦略なのだそうだ。だから、市民に目をむけている場合ではないのだろう。
実際、市職員は能登の応援にも行っているので大変なことではある。
温泉があり「サウナ特区宣言」とか、「デジタル田園健康特区」に認定された。
これは国家戦略なのだそうだ。だから、市民に目をむけている場合ではないのだろう。
実際、市職員は能登の応援にも行っているので大変なことではある。
しかし、そういうこととちょっと違う。
最後に、「もういらないわ」と、言ったら思うつぼなのだろう。
スマートシティという名の「消滅可能都市」なのだから、ほんとうは1円も出したくないのかもしれない。
いただく方は激励金だけれど、出す方は激励費という費用である。
振り込まれるのは激励費だ。