まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

映画

2018-06-30 | 映画

映画館へ行くのが好きだ。でも、最後に行ったのはいつだっけと思うと無性に行きたくなる。

どんな映画を観るかというと、笑えるもの。ハッピーエンドで終わるもの。感動もの。と、思うのだが、ミステリーに引き込まれて「衝撃の最後」と、いう言葉につられ観てしまい後悔する時もある。そういうのは後味が悪かったりする。夜中に悪い夢を見そうだ。

先日、休日の前にDVDを借りて「花戦さ」を観た。池坊の花は素晴らしかった。話の内容は、一口でいうと、秀吉に殺された利休の仕返しに、利休と親交があった池坊が秀吉を「ギャフン」と、言わせる物語。但し、「ギャフン」とは言わなかったが。

生け花は見事だった。俳優陣も見事だった。物語としてはどうかな。

で、忙しさを縫って「万引き家族」を観た。世間の闇を凝縮しているような人達が一つ屋根で暮らしている。そこにある絆はどうなんだろう。人はひとりでは生きていけない。身を寄せ合うのは、本当の家族に受け入れられなかった人たち。安藤サクラや、リリーフランキーはすごくはまり役で、安藤サクラの個性的な演技に引き込まれる。そして、子役たちが凄い。これ以上語ってはいけない。今から観る方たちに悪い。

ほんの数秒のシーンだったが、見えない花火を見上げるシーンがあった。あぁ、家族だ!と思った。遠い昔に、我が家もこんな家族図があった。幸せは長く続かない。もしかして、花火のように。一瞬の間にわたしたちの幸せは光って消えるのかもしれない。

人生の殆どは、辛く苦しいのかと言えばそうでもない。そんな中に、小さな線香花火のような幸せを見つめているかもしれない。これは、万引き家族の映画とは関係ない話だが、家族や生き方や、しあわせの見つけ方もそれぞれ違って、生きていることが妙に嬉しく思えることがある。身体が動くことが、考えることが出来るのが幸せで、おまけに時間を見つけてイオン小松で映画を一人で観る楽しみも知った。これは、癖になりそうだ。ちなみに、イオンの株主だと映画の券を発券したときに、飲み物かポップコーンの無料券が一緒に出てくる。ちょっと嬉しい。こんな小さなことがちょっと嬉しいというのは、人間が小さいからだろうか。実際わたしは小さいのであるが。

ちょっと嬉しかったり、ちょっと楽しかったり、ちょっと面白かったりするのをかき集めて生きるのもちょっといい感じだ。ほんのちょっとずつだから、それがなくても落胆しない。すぐに取り戻せるからだ。

大きなお金を右や左に動かしている人は、喜びも大きいだろうが落胆も大きかろうと思う。また、代償も大きいだろう。ひとつの幸せのために大きな代償を払うということもあるかもしれない。それは、よくドラマの中であるな。

 

 


鷲走ケ岳(ワッソウがたけ)白抜山(しらぬきやま)

2018-06-28 | 山歩き

5月末に、孫のkouが、6年生の登山合宿で「白抜山」へ登ると言っていて、登山ガイドを一緒に見た。山頂で自分たちで湯を沸かしラーメンを食べるのだと言っていた。白山ろく少年自然の家に泊ったのだが、あいにくの雨で、登山もイワナつかみも出来ず、体育館でコンロを使ってラーメンを作ったとのこと。

どんな山なのか行ってみたいと思っていたら、丁度山のベテラン先生が同行してくれることになった。鷲走ケ岳は、春先に山腹にワシの羽ばたく雪形が現れるのだそうだ。

しかし、この時期の低山は暑くてめまいがしそうだ。おまけに、天気予報は白山市34℃という。国道157号線から東二口という集落へ入ると地図がある。ここから右に林道コースがあるが、わたしたちはアスファルトの道路を白抜山と鷲走ケ岳の分岐まで車で上がった。

スタートから白抜山まで心もとない登山道の標識。わたしの脚も久しぶりに登るので心もとない。

15分で頂上に着いてしまった。あっけない。看板もいまいちだ。891mとかろうじて読み取れる。

電波反射板を見て、てっぺんだけ見える白山を眺めすぐに下りる。

杉木立の中を通るが、風もなく暑い。白山に近いので、少しは涼しいかと思ったが違った。

水とスポーツドリンクを半分ずつ混ぜて500mlを2本持って、他にお茶も持ってきたが、既に1本の半分以上は飲んでしまった。

分岐まで戻り、いざ鷲走ケ岳へ。

熊の爪痕を発見。木の皮を剥いでいる。この辺の木が何本もやられていて、ちょうど熊の通り道でもあるのかもという事で、ポケットにあるクマ鈴を鳴らすことにした。人も殆ど通らないので山の先輩も鳴らした方がいいという。縦の爪痕と、横にひっかいて皮を剥いた跡がある。

 

途中、先ほどの白抜山の頂上を眺める。頂上右に電波反射板。

ササユリまでが哀れに暑さに耐えている様子。歩きやすい登山道が続く。

 

ほんの少し急坂を登り終えると頂上が近づく。

歩くこと1時間10分。またしても電波反射板。頂上から白山の頂上がうすぼんやり見える。

方位盤の周りも暑い。木陰で昼ごはん。冷やしたキュウリの漬物が旨い。今日のおやつは「氷室饅頭」

帰りは少し手前の手書きの標識で下ることにした。40分で車に到着。飲み物はからっぽ。

その後、白山里(はくさんり)温泉で初めて達成感が沸いてきた。白山麓の温泉はどこも湯がとろっとしていていい。このところ、身の回りに悪い気がまとわりついていたのを、浄化した気分だ。

 


梅仕事 その2

2018-06-27 | 料理

友達に教えてもらった「さしす梅干し」にチャレンジ。まだ何年分かの梅干しが棚に残っているので、試しに酢と砂糖で作る「さしす梅干し」を作ることにした。2週間後に三日三晩干さなくてはならないので、普通の梅干しのように手がかかるが、シソを入れないのでどんな感じになるか楽しみだ。それと、氷砂糖の代わりにハチミツを使ってみたので、分量はほんの少しだけにした。

もうひとつは、梅味噌だ。これもきれいに洗って乾かした後、半日以上冷凍し味噌とハチミツと1:1:1の割合で漬ける。ジッパー付きのパックに入れて冷蔵庫で寝かす。もう寝ているが。

棚の中には、昔婆さんが漬けた、思い切り塩辛く酸っぱい梅干しがまだ残っている。何年物というものがあって、必ず弁当のご飯に入れている。母はいつも「梅干しを食べると難が逃れる」と、言うが確かに梅干しは素晴らしい薬膳のひとつなのだ。疲労回復、老化防止とかいうが、梅干しばばあとは何故いうか?


梅仕事

2018-06-25 | 料理

先日、友達と実家の梅の収穫をした。梅仕事は一時(いっとき)仕事だ。あっという間に、黄色くなる。梅干しは黄色くなったものが良いが、梅酒や梅ジュースは青いうちに採らなくてはならない。そして、一日でも置いておくと、黄色がかってくるので、すぐに処理して洗った後、きれいに拭いて冷凍すると梅のエキスが出やすいそうだ。

以前漬けた梅酒が残っているので、子ども達も飲める梅ジュースにすることにした。

1週間経って氷砂糖もすっかり溶けた。2~3週間で梅を取り出したら完了。水と氷で割ってクエン酸の補給を。

 


辻まことの表紙画と広告画展

2018-06-24 | 山歩き

山の文化館で、辻まことの広告画と岳人表紙絵の展示をしている。過去に「岳人」の表紙絵を飾り、「秀山荘」の、広告画を描いていた画家である。もちろん何冊か本を出している。広告画は、広告の解説も兼ねているので、今で言うなら「絵の描けるコピーライター」と、いうところか。質素な展示であるが、絵も文章もじわじわと面白い。共感できる文章をじっくり読むと面白い。

 

「岳人」の表紙絵と、表紙の言葉の中で、胸に響く文章がいくつかあった。

「山へ入ってから一日も晴れず、雨ばかりで帰ってくるー・・・着ている者も背中の荷もぐっしょり濡れ、身体のほうもふやけ・・・あたり雨にけむってなんの眺望もなく、1本の細い路をずるずると滑りながら、この雨の中を下った後になって、なにか忘れ難い想いのようななつかしさが残っているのはなぜだろうか。雨は山を覆い、大地を濡らし、樹々を洗う。それは、地下に沁み、くまなく地下の生命の根を養い、やがて清冽な泉となって谷にほとばしる。こうした作用は人についていえるかも知れない。人の心に沁みこんだ雨が、どんな根を洗い、どんな種を育てるかはおそらく当人にも意識されないだろうが、ある晴れた別の日に、 はしなくもそれが証明されることがあるように、私にはおもわれる。」

雨の中を登山し、二度と登りたくないと思う人と、もう一度チャレンジして遥かなる眺望を手に入れようと思う人とに分かれる。

そう、人生も晴れの日ばかりではない。雨の日は歩きたくないが、思いっきり雨に濡れる時がある。避けて通れないその雨の中。いつか晴れる日が来ると思いたいが、最後には別れがきたりする。着実にそのほうに向かっていながら、感じないふりをするときがある。こういう時に、宗教が登場し、悟りを開くことを知る人もいる。

山登りは山岳信仰から始まった所以も分かる気がする。ゆめゆめビールを飲みながら登ってはいけない。

 


タチアオイ

2018-06-22 | 暮らし

母が日曜に退院した。家に近づくと「あらぁ。アオイが咲いとる・・」と、1週間留守にしたら花が一斉に咲いていたので驚いていた。ユリとトラノオ、紫陽花も咲き誇っていた。

日曜の夕方から弟の嫁が来てくれて母の世話をしてくれた。1週間の入院は母を落ち込ませた。手術もなく軽くすんだと思ったが、87才の母にとって1週間の入院は相当な体力を奪われたのだと思う。自分で食事を作る体力がない。おまけに、歩くのもやっとで、昨日転んでしまったのを義妹が病院へ連れて行ってくれた。たいしたケガもなくてよかった。

義妹のおかげで、母も元気になり、入院したときのままの部屋もきれいに片付いていた。

母は散歩もできるようになり、義妹は今日の午後岡崎へ帰って行った。わたしは、昼ごはんと夕ご飯を作って母に食べさせ、明日の朝の分も冷蔵庫にあるのを確認した。宅配弁当を注文しようとカタログを取り寄せたが、土曜日曜はやっていないのだ。

少しずつ動けるようにもなったので、冷凍したものをチンすればよいように段取りして帰る。帰りに父の所に寄ると、食事中だった。完全な流動食。両足はパンパンに腫れて左足は皮膚が破れて水が出たという事でパットが巻かれていた。殆ど話もせず、看護師の与える流動食を必死に飲み込んでいるのを見ていて辛かった。父はアオイもユリも見ることが出来ない。タブレットに撮ったものを見せると帰りたがるので酷なような気がする。

 


弓道が人気となるか?

2018-06-21 | 弓道

朝ドラで、佐藤健が弓道の女子高生に恋をする。おまけに佐藤健も弓を引いている。どんな引き方をしていても、佐藤健なら許せる~となる。このドラマを観て、高校生の弓道人口が増えればいいと思うが、いかんせん朝ドラタイムは高校生は登校中であろうから観ていないだろう。

次に映画で「一礼してキス」と、言うのがあった。内容は確認していないが、弓道をしている男女の恋愛物語らしい。漫画が映画になったものだ。

何をかくそう、わたしが弓道を始めたのは好きな人が弓道部に入ると言っていたからだ。誰も聞きたくもないだろうが、一体いつの昔の話なのだ。そういう不純な動機は人に言っちゃいかんのだろうか。ちなみに、好きな人というのは殿ではない。そして、殿は弓道部に好きな人がいて、英和辞典の裏表紙にその人の名前が書いてある。わたしは、その辞典を笑いながら使っていた。まるで漫画のような人生ではないか。

先日から、疲れのせいか口内炎になった。今日などは買い物をしていて、鏡に写った自分の姿が疲れ切っていた。夜は弓道の月例会だが、行く気がしない。身体が思うように動かない。血圧がじゃじゃ下がりになったのではないかと測ってみるが、エラーとなる。低すぎてエラーなのか、電池が減ってエラーなのか。これでは、弓を引けないのではないかと、山用に買ってあった「アミノバイタル」を、飲んで出かけた。

悪くはない。なんとか引けるし、矢は後ろに固まったので、アミノバイタルが効いてきたのか。2回目には皆中だった。この後、納射も含めてずっと外さなかった。ドーピングになるのか?

そんなにまで続けるのか、高校で始めた弓道を・・と、思うがこれがよりどころとなっていることも確かだ。厄介なことも多いけど、その何十倍かは楽しい。

とにかく、どんな動機で始めたにしろ、これ以上はどんなに何を飲んでも変わらないだろう。

ともあれ、TVや映画の影響で若い子が弓道をしてくれたらいいなと思う。

 


草刈り完了

2018-06-18 | 暮らし

ミステリーサークルが中途半端になっていた。何日も鎌で刈っていたが、やはり草刈り機にはかなわない。あっという間にきれいになった。母が見るに見かねて叔父に頼んだのだった。わたしの努力は一笑に付された。

ひとつクリアしたら次に気になる実家の溜まり池。ソーラーの工事後にせき止められた水が池になったのだ。昔は田んぼだったのに、あり得ないほど水が溜まった。このままいくと杉の根元を腐らせる。母が入院して、毎日実家へ様子を見に行き、ついでに近くの草を刈り、どうにか排水路を確保できないか考えたが、泥沼状態では水は流れないだろう。U字溝が必要だと思うが、そんな工事は自力では出来ない。

蚊の繁殖を恐れ、近くにあった石をちゃぽんと2個放り込み、こういうのを「焼け石に水」と、言うのだろうと思った。言い換えれば「溜水に石」ではあるが。

先日、母を心配して帰省した弟も気になっていたようで、木の枝を放り込んだ様子。どちらも賢い解決法ではない。専門家に頼むのが一番だが、以前頼んだらユンボが入らなくて諦めてそのままなのだ。両親がもういいよとあきらめているので、こちらも力が抜けるが、やはり里の風景が変わるのは悲しいものだ。

 


寺尾観音山

2018-06-15 | 山歩き

仕事の後で、山の先輩と3人で「寺尾観音山」(228m)へ行った。先日、Mさんが小学生の登山教室でこの山を案内したのだそうだ。若い頃は15分で登ったという。わたしは、とてもその時間では登れない。

加賀市の曽宇町の奥にある。箕輪の僧が観世音菩薩像を奉持し、この山に安置したのだそうだ。曽宇町の人はこの山を大切にしていることが窺われる登山だった。5時20分に登り始める。

低山でも山は山、登り始めると汗が出始める。「石川県十名勝地」と書いてある。後の9か所はどこだろう。10本の指に入る名勝地にしたのは、地元の人の愛情だろう。

ササユリを見つける。自分自身に出会ったようだ。

登り切ったところで鳥居に天女がいる。

曽宇町の方々の寄贈の三十三観音霊場。33か所をお参りしたことになる。霊験あらたか。

 そこから更に藪漕ぎで頂上を目指す。そこには三等三角点があるのだ。

南側に彫られているのは、風雨に削られないためだという。方位磁石で確認する。ほんとほんと。

 さて、天気が崩れないうちに下山。帰りはわたしが先頭になる。人に頼って登ると帰りは分からなくなることがある。常にひとりで登っているつもりで、あるいはリーダーになるつもりでと言われた。登山歴1年のわたしが、なんとか一人でも地元の山へ登れるのはこの方々のお陰だ。6時20分に駐車場を後にした。

勉強登山を終えて、母を見舞いに行き、家に着いたのは7時過ぎだった。大忙しのスピード料理だ。その後、弓道の稽古。びぇーー

 

 


梅子黄(うめのみきばむ)

2018-06-14 | 暮らし

二十四節気をさらに三つに分けた七十二候では、6月15日~20日は「梅子黄」と、いう。まさに梅の実の収穫時期となって黄ばむのである。まだ、実家の梅は青い。

会社に勤めている時は、二十四節気を感じることもなく、季節の季ではなく、四半期の期に追われ、6月になると梅の実を眺める余裕もなく、株主総会の時期が来る。総務課にいたとき、多分ないであろう質問に対する問答集をワープロに入力し、総会屋対策、強面の総会屋かと思える警察のおっちゃんにお茶を入れたっけ。

さて、今年も株主優待が届く。殿の株も売ってしまって、前の会社の持株も売り、株主優待のある食品の株に替えた。

今回届いた日本製粉は結構面白い。好きなホットケーキの粉から、スパゲティや、そのソース。中でも「ボロネーゼの対極(もう一つの真実)」「ボンゴレビアンコの協奏(カラスミの旨みと共に)」と、ネーミングがすごい。トリュフ香るクリームリゾットというのがあって、トリュフが香るといっても、実際にトリュフの香りってどうなのか分からない。トリュフの香りの料理を食べたことがないし、トリュフそのものを手に取ったこともない。そのリゾットを作ってみたが、牛乳の匂いしかしなかった。

梅の実黄ばみ 優待届く 次はキューピー 伊藤園・・・


超スピードごはん

2018-06-14 | 料理

先日、とても忙しい人の朝食をTVで紹介していた。トマトジュースを温めて、そこへそうめんを入れる。そうめんの塩味で味が付く。試しにやってみた。休日の朝食は、豪華にゆっくりするのが楽しみだが、そうは言っていられない。朝から何だか忙しい。

しかし、そうめんとトマトジュースだけでは寂しいので、庭のプランターのパセリをちぎり、最後に卵を落とした。意外に美味い。早い。5分もかからない。栄養もある。

 

半熟度がめちゃいい具合。写真を撮っても10分で食事を終える。美味い、早い、身体に良いという、三拍子そろった料理を募集。採用の方には賞金もでませんが、このブログでアップします。


主はいなくても花は咲く

2018-06-12 | 暮らし

休日に山行きを断り、父の病院へ行き、入院費を払い、おむつパットを購入し、父に声を掛けると、すかさず「かあちゃんは元気か?」という。脚は骨と皮で、固まって動かないのに、頭はしっかりしている。

母は、訊かれたら入院したと言えばいいと言っていたので、そう告げると「お前も大事にせーや」と、言う。寝たきりの父にそう言われると切ない。

その後、母を見舞いに行くと、点滴も外され、食事も口にしたようでしっかりしてきた様子。おまけに「心配しなさんな・・」の本を置いて行ったら、薄くて大きな字の本なので、読破してしまった。良かった。良かった。

実家へ行き、新聞を止め、家の周りの様子を見ると、主はいなくても花は綺麗に咲いている。

主治医から説明があるからと電話があって、夕方再び病院へ行くと、土曜には退院できるという事でまずは一安心。とはいえ、帰ってからが心配だ。すぐにはご飯を作ったりできないだろう。母に、我が家へ来るかと訊くと、間髪を入れず「いやや・・」で、あった。では、わたしが泊りに行くしかないのである。弟たちは遠いからなあ・・。

病院からの帰りに、誰もいない待合室で血圧を測った。上が86、下が51、脈拍数64だった。いつも低いのでまあこんなものかと思う。鉢植えの花も、雨のお陰で水やりをしなくてもよさそうだ。花もわたしも何とか大丈夫そうだ。


母入院

2018-06-09 | 暮らし

弓道の稽古が終わって車に乗ると、知らない電話番号から電話があり、恐る恐る出ると、救急車のサイレンが耳に入ってきた。嫌な予感。

実家の母が腹痛のために救急車を呼んだのだった。医療センターへすぐに来てくださいと言われたが、道着と袴のままなので、大急ぎで家へ帰って着替えて出かけた。

待合室で待つ間、次々と患者が入ってくる。救急救命士の方が、他の患者の対応をしている。待つこと1時間半。11時半にやっと呼ばれて救急の方の処置室に入る。母はたいそう苦しがっていた。声を掛けるとわたしの名を呼んで「ごめん」と、言うので「自分で救急車を呼んで、大変やったねえ」と言うと、子どものように「がんばったよ・・」と、弱々しいかすれ声で言うのでじんときた。

医師より説明を受けた。 「虚血性腸炎 閉塞性腸炎の疑い」とのことで、痛み止めを打ったそうだが、まだ相当に痛そう。即、入院が決まり部屋へ移動し、入院手続きをし終わったら1時だった。その足で、実家へ行き、母の下着や洗面具を取りに行き、翌日仕事へ行く前に病院へ届けるために揃える。しかし、いつも顔を出しているのに、下着がどこにあるのか、洋服はどこなのか、風呂の前のタンスや、寝室やクローゼットをあちこち探した。ついでに、書類のハンコも押して・・と。

結局、帰って風呂に入って寝たのは3時だった。翌朝、耳がキー―ンとなって、これはいかんと思った。


補修 真田紐

2018-06-07 | 暮らし

 お気に入りの、着心地のよいTシャツの前に赤いマジックのようなものが付いてしまった。なんとか隠すためにアップリケというのも、取ってつけたみたいでおかしいし・・。と、悩む。しかし、まさしく取って付けるのであるが。

前に頂いた高級塩昆布が木箱に入っていたのを思い出した。その箱に真田紐が付いていた。変かなあと心配しつつも、汚れているよりは良い。一目一目縫い付けていく。 

娘に「ファスナーかと思った」と言われた。「まあ、家で着るんならいいやろ」とも。まあ、いっか・・。

 

 

 

 

 


ふわふわホットケーキ

2018-06-05 | 小さきもの

仕事が休みなので、風邪をひいたnanaを看ることになった。と、いっても全く元気で、念のために保育園へ行かないという程度のことで、図書館へ行って本も借りてきて、田んぼの周りを散歩して花も摘んだので、楽しい一日となった。

おやつに焼いたホットケーキは、いつもよりふっくらとうまく焼けて、ハチミツをかけて食べたが、8分の1で満腹になった。nanaは、美味しくてのけぞった?乾燥フルーツと、牛乳。

おなかいっぱーい。幸せな瞬間。