まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

ゲリラ豪雨

2008-08-31 | 暮らし
地震と集中豪雨のニュースが、日常になりつつあって怖い。
今回は、岡崎と聞いて「全域に避難勧告」とのことで、岡崎に住んでいる弟に電話した。
一晩中雷が鳴っていて大変だったとのこと。
幸い住居に異変はなかったそうだが、いつどこがやられるかわからない。
だからゲリラと言うのか。

名古屋方面と聞くと、仕事の関係と弟と、可愛い後輩のことを思う。
可愛い後輩は長い間会っていないので、可愛いままである。

「ゲリラ雷雨メール」というのがあるらしい。
ウェザーニューズが、局地的な豪雨の発生を予測して、事前に携帯メールで知らせてくれるサービスを7月30日に開始したそうだ。
しかし、知らせを受けても、降る雨は止められない。

何もかも捨てて命だけでも助からなくてはならない。
しかし、捨てがたいものが多くある。

こんなことを考えている間にも、まだ雨は降り続いていないか心配だ。




おもらし

2008-08-28 | 仕事
客先から「注文し忘れたので助けてー」との電話が入る。
これを「おもらし」という。
在庫を確認し、現場の係長に頭を下げ、手直しをしてもらう。
とにかく本日中に何とかして欲しいというときは、その他の仕事が手につかなくなる。
現場からは「なんでこっちがケツまたじせんといかんのやい」
と、美しい激励の言葉が飛んでくる。
尻拭かずを上回る迷惑である。

やれやれ一区切りついて、楽しいお弁当。
今日は半熟卵をごはんにのせて食べようと、いい具合に茹でてきた。
鞄から出すと、なんと弁当袋ににじみ出ている卵の黄身。

ああ、これもお漏らしでした。


手の内

2008-08-27 | 弓道
毎日こつこつと練習を積んでも、違う方向へ流れていく。
自分では崩れていくことが分からないことがある。
コーチがついているわけでもない地味なスポーツ。
武道というにはあまりに取り組みに軽さがあることを反省しながら、それでも今より、よりよくならないかと思っている。
その中で、何が一番大切かといえば、中たった日の喜びの裏にある怖さ。
練習中にばか中たりしてしまい、例えば10本引いて、10本とも中たり
「やはりわたしって天性のものがあるのかも・・」と、自負してしまう。
おまけに、やはり手の内だな。と、一番難しいと言われる「手の内」の大切さをつい相棒に語ってしまう。
弓を握っているほうの手の形で、そこには沢山の謎と技術がある。
もちろん、簡単に出来る人には謎とは言わないが、なかなか的中しない場合、ここで悩むのである。
そして、なんとなくクリアしたような気になるのが中たりである。
本来、メンタルな面もあるが、すべてに気を配らなくてはならないのに、部分をこねくりまわして、墓穴を掘る場合がある。

お調子者なので、中たるとどんどん引いてしまって、間合いが早くなり、おまけに自己流がでるし、気づいたときには、またまた的中が落ちている。

他人の目から見てもらうことは大切で、手の内どころか「頬づけが甘い」と、指摘された。
わたしの頬がこけているからつかないのか、甘いのなら塩をつけたらよいのかと、言いたい気持ちを抑えて、ひたすら反省する。
基本的なところで、全く初歩的なところを言われて愕然とする。
他人に手の内を見せるなとか、いろいろ秘密めいたものを持ちたいが、中たり外れは白黒はっきりしている。

本来は、わたしってやっぱり天才なんだ・・と、思いたいのである。
しかし、それは楽しては得られない。
また、日夜の努力は続くのである。

とうもろこし

2008-08-25 | 暮らし


久々に予定を入れない土日で、掃除と洗濯と子守で、ゆったりした。
そんな折、主人の先輩がたくさんのとうもろこしをぶら下げて「食べるの手伝ってー」と、持ってきてくれた。
ひげをきれいに切りそろえてあり、皮をむくと濃い黄色のぷちぷちの実がしっかりついている。
たくさんいただいたので、お隣にもおすそ分けして、すぐに茹でた。
残りは粒をとって「とうもろこしご飯」の準備をした。

旨すぎるー。出来上がった熱々を娘と、孫と食べたが、止まらない。
もっと、もっと・・。
甘い。採れたてのうえに、茹でたてとあれば、下手なシェフでも最高の味を出せるに違いない。





夕食のとうもろこしご飯も旨かった。
隣に分けてあげなければ良かったと思うくらい。

何が悲しいかといって、主人は旅行で月曜の夜でないと帰らない。
かくして、主人の先輩のおいしいとうもろこしは、「賞味絶大」のうちに、家族の幸せとなったのでありました。

それでも、彼は先輩に会った時にお礼を言わなければなりません。
それではあんまりなので、半分冷凍してありますが、「賞味少味」となっているでしょう。

注:「賞味絶大」は「賞味少味」の反対語。
賞味絶大は新鮮な食材を最高の条件で仕上げたもの。
賞味少味は申し訳程度に残され保存され、食べたであろうという証拠作りのもの。
味は格段に違う。
どちらも、今作ったばかりの言葉なのでウィキペディアには載っていない。


プチメタボ

2008-08-18 | 暮らし
やばいぞ。盆明けの出勤。
納期遅れの催促の電話より怖い事態。
予測できない恐怖が、更衣室で起きた。
スカートのホックが止まりにくくなっていた。
客から叱られるより、こちらの方がショックだ。
全くもって太っ腹である。

この暑いさなか、連日の盆の客のための料理つくりや接待。
娘の家族や、だんなの妹家族の訪れと宴会。バーベキューと連日の催し。
さぞや、げっそりと疲れてやせたかと思えば。

同窓会からこっち、ビールを飲み続けたせいか。
オリンピック観戦しながらアイスクリームを食べ過ぎたせいか。
有名なシェフ並みの自分の料理が旨すぎたせいか。
単にバーベキューで、旦那に肉を焼かせて食べるほうに専念したせいか。
思い当たる節だらけだ。
裏返せばよいお盆休みだったということだ。
しかし、裏返してもプチメタボは解消されない。

楽して解決できないものか・・

オリンピック熱

2008-08-17 | 暮らし
開会式に感動し、その後にあの花火はCGだった。少女の歌は口ぱくだった。
民族衣装のシーンは本当の民族別ではなかったと明るみに出て残念。
本気で感動して、涙さえ浮かべそうになったわたしの純な気持ちが裏切られた。
それでも、選手達の活躍はなかなか寝る時間を与えない。
ついつい夜更かしの毎日だ。
柔道、水泳もさることながら、いちばん辛いのはマラソンの土佐選手と野口選手。
いつも思うのは本人も辛いだろうが、日本代表で出たかったであろう次点の選手のことを思ってしまう。
なんとかオリンピックにに出たいと日夜励みながら、代表に選ばれなかったとき、選ばれた選手に不測の事態が起きたら、やはりつらい。

よい成績の前に、元気で出場を果たして欲しいものだが、一流のアスリートでさえオリンピックのプレッシャーと、壁は相当に辛いものなのだと思う。
出る人も、出られなかった人も辛い。

観ているわたしは、アイスクリームを食べながら「辛かろうね」と、言っているだけである。

錦中同窓会

2008-08-16 | 暮らし
4年に一回のオリンピックの年に合わせて、同窓会が行われる。
今回は、世話役の一員だったので、出席した。
学年320名のうち61名の出席だった。



受付にいると面白い。あれは誰・・きゃあ○君。超メタボ。
「おまえ肥えたな。金貯まったんやろ」と、けん制しあう。
「○ちゃん変わってないネエ。」
いや、変わっているはずである。
でなければ、中学の時よほどふけていたか、高級エステと美容整形したかのどちらかだが、ふつうのおばさんであると言うことは、雰囲気が変わっていないということだ。懐かしさがよみがえる。
昔から少しは成長しているはずなのに、みんな昔のままの気持ちに戻っているような気がする。



先生も、卒業後何十年も経てば、知っている生徒はいないのではないかと思えるようなところへ、ようこそ出席してくださいました。
あの頃は○先生は29才だったんですね。
中○先生は33才ですか。ここまできたら先生も生徒も同じくらいに見えますね。
迎えに出た○田君は教頭になったので、先生の接待係だが、同僚の先生を案内している風にもみえる。

そういえば、社長になった人、教科書を作っている人、パイロットになった人
みんな偉くなりました。
「おまえこの前、TVに出とったんな」
「何悪いことしたん?」この頃テレビでは偉い人が謝っているシーンが多い。
「俺やっと地元に帰れたんや」
「単身赴任?それか、網走あたりでお勤め??」と、もう偉くなろうがなんだろうが同級生は同級生なのである。
「昔の名前に戻ったワー」と、さらっと言う○子さん。
ここまでくれば、怖いものなしですか。

ともあれ、楽しいひとときでした。
山代温泉某旅館。省エネのせいか窓は開け放され蚊に食われもしましたが。

みんなの集合写真は当然ながら、4年毎に風格を増し、人生いろいろを顔に刻んでいるのでありました。



おそるべしオバパワー 2-郷ひろみコンサート編ー

2008-08-10 | 暮らし
友達から、どうしてもとの誘いに、たまにはお付き合いと「郷ひろみ」のコンサートへ行くことになった。
わたしは、郷ひろみのファンではない。
どちらかといえば「よしだたくろう」「かぐや姫」系のほうが好きである。

実はコンサートは初体験である。
行く暇もないのであるが、一度体験しようと出かけた。
おまけに、同年代の人が多いであろう恐ろしいコンサート会場であることも覚悟のうえだ。
かねてより、○子が手配していたので、券は電車の中でもらうことにした。
座席で券を分けてもらうと、横の席の4人の人が
「郷ひろみですか・・わたしたちもです」と、声をかけてきた。
明らかに着飾っている中年のおばさんたちである。
どうも福井から乗ってきたようで、ファンクラブとのこと。
来月は福井でもあるが、その前にこちらへも・・と言うわけだ。
おっかけ4人組みか。聞きもしないのにやたら話しかけてくる。

「行けばそれなりに楽しめるよ」と、○子が言ったが、始まるや否や総立ちで全員振り付けも揃っているし、一体なんでこちらが踊らされなくてはならんのだと思いながらも座っているわけにはいかない。
バンドのひとりが振り付けをうながしている。
それに合わせて手を振り上げ、手拍子をしてへとへとになる。
4曲メドレーで、激しい照明と音響。
歌詞が聞き取れないので何を歌っているのかわからない。
酒で酔ってもいないのに、こんなことをしているいい年のおばさんたちが怖い。
しかし、わたしもここにいる限りはその仲間である。
このまま立っていなくてはならないのかと不安になったが、次のバラードに入ったら全員座る。このへんもみんな慣れているようだ。

彼が日々トレーニングをしてコンサートに臨む理由がわかった。
彼の古い歌しか知らない私には、とうていお付き合いの範囲だが、彼は素晴らしいプロであることは理解できた。
会社の周りの同年代のおっちゃんとはかけ離れた若さ。
おまけに、たったひとりの妻でさえも、もてあますであろう中年のおばさんをかくも大勢を自分ひとりで背負うのであるから、毎回のステージは命がけに違いない。
オリンピックの開会式を見て感動したが、彼のパワーはそれに匹敵する。
積み重ねた家庭の事情もあるだろう、つまらないうっぷんをここで発散させようとする妖怪以上のエネルギーを持ったおばパワーを相手にしなくてはならないのだから、彼の日々のトレーニングはオリンピック選手さながらではないか。

いや、このおばパワーに支えられているからこそ、彼は芸能生活を送れるのか。
不可解ではあるが、初体験の感想である。
たぶん、もうコンサートへは行かないと思う。
しかし、家へ帰ってから孫に「あっち、ち」の振り付けを教えていて娘に叱られた。

あぁ勘違い

2008-08-07 | 暮らし
某社の某○務が、執筆が好きで、その本をあるルートから貰って欲しいといってきた。
買うのではないけれど、読みたくない本はどうも苦手だ。
百科事典は、子供の小さいときに押し花の重しとなったので、
夏休みは間に合う存在だったが、この○務の自費出版の本は、実は2冊目で、1冊目は我が家にある。が、今では何の役にも立たない。
花瓶敷きにもならないし、枕には小さすぎる。

わたしのブログも、読んでも役に立たないし、内容もためになるものではないが、少なくとも紙を使わないことと、手渡されて迷惑する人がいない分良いと思っている。

その本は、日々の小さな出来事が載っているのだが、なんの変哲もない。
笑いもない。本人は懐かしがっている昔の話だが、他人にとってはドラマもないし、刺激もない。
推理小説ならおもしろいが、あるいは、茂木さんの脳の本のように読んでためになるものでもないし、コメントしようがない。
誰かが(某社の偉い人)が、お世辞で褒めたのではなかろうか。
しかし、わたしが妻なら自費出版を止めるであろう。

だから、わたしは自分のブログを亭主に内緒にしている。
絶対つまらんし、時間の無駄だと言うだろうから。

要するに書くということは、自己満足なのかもしれない。
あぁ勘違いである。自己満足は、他人に押し付けてはいかんと思う。

しかし、それを無理強いしてわたしに置いていった○さんには、義理があるので仕方なく頂いたが、
「10冊押し付けられたけど、あとは誰にあげようか・・」と、悩んでいた。
知り合いに電話したらすでに持っているという。
○さんお気の毒。



巣立ち

2008-08-04 | 暮らし


実家の庭に、手作りの椅子があるが、煉瓦を乗せて座れないようになっていた。なんでも、鳥が穴から出入りして、巣を作ったので、他の動物に襲われないように重しをしたらしい。

塩化ビニルの太いパイプの横に穴がある。
そこから、親鳥が交代で見張って、餌を交代で運んでくるらしい。
両親は場所を提供しているので、大家と店子の関係である。

みんな元気に巣立ったとのことだが、現場を見ていないので、
無事を祈るだけである。

しかし、何と言う名の鳥だろう。