まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

人間がロボットになる日

2021-08-31 | 暮らし
ついに顔認証で買い物ができるようになるという。
そうなると、店には店員がいないということだろうか。
いるかもしれないが、話す機会はすくないだろう。
欲しいものがない時に訊く相手がいない。
ぐるぐる同じところを周っていると、ずっと監視されている気配がするだろう。
しかし、店側も楽かもしれない。

現在、店側はスマホを出されれば、ペイペイの画面で清算する。
ペイペイには LINEPAY、PAYPAY、d払いがある。
クレジットカードを出されたら、交通系ならスイカ、イコカ
それ以外は、VISA、JCB、apple pay、unionpay と、ある。
さて、クレジットといわれ、カードを読み込む機器を出すと、腕を出してスマートウォッチを出された。
職場である館のタブレットでは対応できなかった。
「やっぱり」と、言われた。
そして、「まだ、対応できないところ多いんですよね。」と、県外のお客様だった。
このところ、東京、愛知、大阪・・と、世の感染状況とは無関係に客は来る。
みんな、自分は大丈夫だと思っているから大丈夫なのだろうか?
受け入れる時は少し緊張する。
これこそ、感染の危険のないロボット対応でもいいかもしれない。

県内の高校でクラスターが出て、また部活が中止になった。
今日から弓道教室の中学生はまた来れなくなった。
それぞれに温度差があるので、感染は止まらないだろう。

多様化の時代ではあるが、ついていくにはなかなかだ。
ある意味、こちらがタブレットに使われているような感じだ。

買い物で、セルフレジに並べば清算も袋入れも客がするので、その人件費は商品の値引きで客に還元されているのだろう。
わたしたちは、誰も文句も言わずに、買い物をしながら働かされている。

職場の物を買う時にレシートを分けるため、一度清算してかごを持ち上げ、そのかごをもう一度置いて、次の商品のバーコードを読ませて「支払い」を
タッチしたら店員が駆け寄ってきた。
「お客様、2個しか通していませんけど」
「前の分は、清算が済みましたけど、レシートありますけど」
こういうときの「けど」のやりとりはいやらしい。
こんな時こそ、レジの人の手を煩わせなくてすむように、セルフレジにしたのだが、紛らわしい行為をしてはならないのだと思った。

いつのまにか、タブレットに使われ、セルフレジに使われ、人間に疑われ、
こちらがロボットになったような気がした。









夏色

2021-08-30 | 暮らし
前に草刈りをしたのは7月13日だった。
伸びているだろうと恐る恐る行ってみると、案の定伸びていた。
おまけに刈りだすと、誰かが捨てていったペットボトルが草刈り機の刃に当たって跳ね飛んだ。


夏休みも終わる。
草はもう秋の草だ。ススキやエノコログサ。


バッタがいる。
結構、草刈りは楽しい。


ここは秋色になってきたと思いながら、ゆずの「夏色」が、浮かんできた。
草を刈りながら口ずさむ。

♪ この長い長い下り坂を~~
 君を自転車の後ろにのせて
 ブレーキいっぱい握りしめて
 ゆっくり ゆっくり 下ってく~~♪

1998年に作られた歌だ。
娘達がいい歌だと言っていて知ったのだが、あれから20年以上経ってしまった。
あの頃は、カラオケで歌えたはずなのに、今聴くと、やたらテンポが速く感じる。
人生の下り坂を殿と一緒にゆっくり下るはずだったのに、ひとりでガンガン下る感じだ。

ゆずの歌は、彼女といっしょにいつまでもゆっくり下る想いが込められているんだろうと思う。
しかし、速い。
この長い長い下り坂~~~と、言いつつ、ゆずの歌は猛スピードで下っている感じだ。
でも、弾んでいるね。

そう思っているうちに、バッテリーが切れた。
半分も刈れなかった。やはり、草が伸びたらパワーがいるのだ。
今日は断念。

♪ この広い広い原っぱを
 きみはひとりで 草刈り機
 ハンドル握りしめて
 ゆっくり ゆっくり 刈ってゆく~~ ♪





 

矢筒を作る

2021-08-29 | 弓道
今日は暑かった。
午前中は分散大会。各道場で成績を出すのだが、最近は会を1秒2秒と増やしていたら、中りどころが分からなくなり、本日は12射して4中しか中らなかった。
しかし、このコロナ下でもかろうじて道場が使えて、みんなと弓を引けることはしあわせだ。
なるべく家にいるべきであるが、稽古は欠かせない。

さて、午後は甲子園の決勝を観ようと張り切っていたが、智弁対智弁は、ユニフォームも同じなので、始まったらどちらがどちらか分からなくなって、結局、涼しい部屋でミシンをかけることにした。
先日、職場の方が筒をくれて、85cmに切ってくれた。
矢筒をもうひとつ欲しかったのと、市販の矢筒は、わたしの短い矢が沈んでしまうため、丁度良い長さに切ってもらったのを、袋に入れる形にした。
紺色のキルティングに、矢羽根の端きれをポイントに。
肩掛けのひもは、いらなくなったバックのひもを取り付け、Dカンに通した。

とりあえず、この中には遠的矢を入れた。


底は合皮の布を手縫いした。




災害レベル

2021-08-25 | 暮らし
全国的にコロナが災害レベルというニュースの反対側では、パラリンピックの報道が過熱気味に流れている。
尾身さんはついに怒りました。
挨拶はオンラインで良かったのではないですか?
バッハさんはなんでわざわざまた来たのですか?
前にも銀座へ行かれたじゃないですか?
わたしも一般市民として思います。
医療は崩壊しています。

専門家が頑張って叫んでいるのに、どこ吹く風の政治家・・そーり。
「明かりが見え始めています」と。
どこに明かりが見えるのか?

さて、わたしも孫をどこへも連れて行けず、シャボン玉していて、それはそれで誰にも迷惑をかけない夏休みの過ごし方だった。

と、いいつつ金沢まで練習会へ行った。
そして、6射して1本も中たらずに帰った。
道場を踏んだだけでも勉強と言いつつ、これではせっかく地元で行われる審査に臨むには希薄だ。先が見えない。
総理のように楽観的になりたいものだ。







シャボン玉

2021-08-24 | 小さきもの
ずっと前に買ったシャボン液があってmomoとnanaと一緒に遊ぶ時、口をつけて吹くのをやめて、針金で輪を作って遊んでみた。
思いのほかびょ~~んと伸びた。
ちなみに、キレイキレイの液で作ったものはシャボン玉が出来てもすぐ割れる。
色も透き通っている。泡切れが良いというのはこういうことかも。


虹色にギラギラ光るものが、玉を作るカギかもしれない。


夏休みももう終わる。
8月31日は登校なのだそうだ。


長~いと思っていた夏休みも、シャボン玉みたいに飛んでいく。






ひまわり肥料

2021-08-23 | 
弟が畑に土地改良のためにミニひまわりを植えた。
それが見ごろになったので、momoとnanaと一緒に見に行った。
この後、種が取れる前にひまわりをトラクターで混ぜこんでしまうらしい。
緑肥というのだそうだ。
後作のリン酸の吸収を促進するらしい。



今迄、ひまわりが咲いているのを見たのは、自分の背丈より高いものばかりだったので、小さなひまわりを見て自分がガリバーになったような気がした。
可愛くて、何本かもらって帰る。



開きかけのひまわりは、未来を感じさせる姿だ。
この花びらが開くと、とんでもない世界が待っている。


そうだ!!フィボナッチ数列だ。
この規則正しく並んでいるのを見ると、人間が一番いい加減で弱いのではないかと思うのだ。いい加減で弱いのはわたしのことか。
植物は人間がいなくても成長するが、人間は植物や動物がいないと生きていけない。
経済という旗を振って、自然をぶち壊してしまって、足元を見ると自分の
生きる範囲を狭めているような気がする。


暑い暑いと言って、寝室難民だったわたしも、少し涼しくなってもとの寝室で寝ることが出来るようになった。そんなことは贅沢な話だと思った。
大雨で家が流されたり、コロナのことや、世界が大きく揺れている中で、不安も多いけれど、ささやかな幸せに巡り合えることの感謝。


検診にひっかかる

2021-08-20 | 身体
大雨、コロナ、地震、ニュースは日々暗いものを流し、アフガニスタンの情勢を深刻に語る。
殺人とか怖いニュースが最初に流れ、医療崩壊を叫び、記録的豪雨、台風と、危機を感じさせる。
生きていくうえで危機を感じることは大事だ。

ところが、身の上に起こらないと、コロナや災害も、他人事のように思い、お気の毒だなあと思いながらも、身の回りに起きない間は楽観視する。

今年も健康診断し、がん検診もした。
またまたマンモグラフィーで、しこたま胸を潰されて「アタタタ・・」という感じで、受けた乳がん検診の結果が届き、要精研と書いてあって、病院の紹介が載っていた。
がーん。他人事のように思っていた乳がんが身近にクローズアップされ、弓道の審査迄間近と思っていたのに、すっと色あせて遠くへ飛んでいく。
今迄の努力は何だったのかと思って空しくなる。
パソコンのどよ~んに引き続き、ずど~んという沈み方だ。
しかし、早く検査して治療すれば早期発見で、助かるだろう。
近くの医療センターは外科しかないので、乳腺専門の科があるところを選んだ。石川県中央病院だ。県庁のそばで行きやすくきれいだということで、娘もそこがいいと言ってくれた。

さて、またまたマンモをする。今度は横だけでなく、上からも挟む。
「これって痛いですよね~」というと、「なかなか開発されませんよね。」と、女性の技師が言う。
マンモでの再検率は10人にひとりという。
怪しいのはすべて取り直し。早期発見には漏れのないようにということではある。次にエコーで見るのだが、その検査を終えて10時20分。
そこから11時過ぎまで待たされた。なぜか3人いた専門医の掲示に対し、進んでいくのはふたりの先生だけだ。8時半に来た時は、1番の先生だったのにその先生は、何か他の用事か休憩か急患か、とにかくその先生の診察室はもう扉が開くことはなかった。

娘から「どうや?」と、ラインがきた。朝一で行くといったので、もう終わった頃と思ったのだろう。
「待たされている・・順番は遅々として進まない・・チチだけに・・」と、返信した。

ようやく11時40分に、3番の診察室の画面にわたしの受付番号が光った。
そして、「異常なしです。今後も検診は続けてください」と、30秒ほどで終わった。
朝食を食べる気力がなかったのに、急にお腹がペコペコであることに気づいた。

ニュースは危機を煽るところから始まり、最後は料理やスポーツの話しでホッとして終わる。

わたしも、さっきまですべてが色あせていたのに、急に食べ物がどーーんと頭に広がった。


パソコン依存症

2021-08-18 | 暮らし
子供達がゲームやYouTubeなど見過ぎて、スマホ依存症になるのではないかと問題にしている。
しかし、子供達どころか私自身危ないのではないかと思ってしまう。
仕事の殆どはパソコンに向かっていて、家でも県弓連のお知らせはすべてパソコンメールだし、書類の提出もすべてメールなので、毎日必ずメールのチェックはしなくてはならない。
おまけに、ひとりでぼそぼそつぶやくblogも必要。
blogを書く人の気が知れないという人がいるが、その人は家族に恵まれていて、楽しい会話や子供たちに囲まれているのだろう。
わたしも、夏休みになって孫たちが家に来てご飯を食べたり、遊んだりしていると、その日はパソコンに向かうことがない。

しかし、そうではない日が多いので、自分が発信し、誰の迷惑にもならないことをつぶやいてその日を終わることが出来ることでほっとする。

さて、お盆の前の日に、なぜかタスクバーからメールアイコンが忽然と消えた。メニュー画面から引っ張り出そうとするが反応しない。
PCを買ったデンキ店に電話したら、盆過ぎ迄パソコンに詳しい人間が休みで、盆明けはワクチンを受けるので、すぐに対応できないという。
しかたなくそのままにして、ラインで主な人に連絡し、今の状況を説明した。
案の定、9月の審査の日程表や立順と受付時間のメールが入ったことを知らされた。
古いパソコンを引っ張り出したら、かろうじてメールがつながっていたので、それで確認しプリントアウトしたものの、不具合が気になって、どよんとした気持ちになる。
殆どIOデータにバックアップしているが、家計簿や最近の情報はいちいちバックアップしないので、残念に思いながらも、それらがなくても生きていけるはずなのだが、何となく気持ちが落ち着かない。
ため息が出る。
これってPC依存症かもしれないと思った。

盆明けにデンキ店に電話したら、メーカーに出すので3週間はかかるという。
中のデータの保障は出来ませんとも言われた。
Microsoftのアップデートでトラブルが出ているので、それかもしれないとも言われた。
3週間も待てないし、パソコンを見てもいないのにそういわれて、
「では考え直します」と、電話を切って大聖寺にある専門のPC相談の店に電話した。
なかなか電話はつながらなかったが、留守電を入れておいたら、外回りのついでに夕方寄ってくれて、一晩で直って帰ってきた。
「すぐに復旧出来ましたよ~何もしていないので、出張費だけでいいです。」
と、3500円で終わった。
おまけに、スキャンと復旧の仕方を教わり、古いパソコンを立ち上げていたので、それも見てもらい、アイスノンを当てるようにとのこと。古いのはすごく熱くなるのである。

良かった。修理専門店の親切な対応に感謝。


いよいよ甲子園

2021-08-11 | 暮らし
開会式の山崎育三郎の独唱に感動した。
朝ドラでお馴染みとなった山崎育三郎が、甲子園球児たちのドラマの開幕を飾った。
そして、宣誓が石川県の小松大谷のキャプテン。
昨年中止の先輩たちの気持ちを担ぎ、「想いを形に・・夢を追いかけることの素晴らしさ・・」今年は特別の甲子園だ。
どうか、無事に大会が成功しますように。

さて、昨日は台風で甲子園が延期となり、過去の明徳と横浜の名場面をやっていた。前日にPL学園と延長17回で250球を投げた松坂大輔はマウンドに上がらず、2年生が先発。8回で6対0。
明徳の監督は、「あの横浜がこれで終わるわけはない。集中しろ」と、生徒に檄をとばす。
対する横浜の渡辺監督は「あと2回で6点は無理だ。悔いなく自分たちの野球をして楽しんで来い」 

最後まであきらめるなというのではなく、前日勝ち抜いてきた選手への労いの言葉だったかもしれない。

どちらの監督も名監督である。
明徳の馬淵監督は、松井秀喜を打席敬遠させた監督。
勝つためにはとことん作戦を。

このコロナ下の甲子園。
どうか無事で、そして心に残る良い大会でありますように。

余談
「熱闘甲子園」は、朝日放送ですね。テレビ朝日とは違いますね。


道しましょう

2021-08-07 | 山歩き
月2回の土曜午前中は、お茶の稽古。
今日は「置き柄杓」と、「切り柄杓」を習った。
置き柄杓は、湯を汲んだ後釜の口に柄杓を置くときの扱いで、弓道で「弓に矢をつがえる形」からきている。
切り柄杓は、抹茶を点てる時、茶碗にお湯を半灼入れた後、残りを釜に戻して柄杓を置く際に行う扱いで、弓道の離れの形からきているとされている。
引き柄杓は次回のお稽古に。

先生は毎回、床の間の茶花と掛け軸に趣向を凝らし、夏点前の蓋つきの水差しなども涼しげ。
「今日は立秋ですね。」あ、そうだった・・・まだまだ暑いけれども。
床の間の掛け軸は、「滝」と、言う字が書かれていて、その瀧がずっーーと
流れているようで素晴らしい。
墨のかすれが、水のはじかれた様子だった。
三千丈の滝とのこと。三千・・・・すごい。

今回、お稽古にTシャツでも懐紙が入れられるように、胸にポケットをつけていき、先生に褒めていただいた。
普段着でのお稽古で、ベルトに挟んでもいいのだが、何か工夫ができないかと考えた。



さて、午後は弓仲間と道場へ。
暑いのに和服を着た。襷をかけたら、下着の袖が肌にへばりついて、まるで牛若丸と弁慶のいでたちの、弁慶の袖まくりみたいになってしまった。
この射では、まだまだですな。
それでも、県内の施設の使用制限がある中、なんとか稽古が出来て喜ばなくてはならない。

オリンピックでは、難度の高いいろいろな競技があるのを観るにつけ、弓道はなんと単純で、辛気臭いことか。
その単純さゆえに人が如何に迷い、要らぬ力を加えて複雑にすることか。
改めて、自分の不甲斐なさに冷や汗も加わる。
家にいると何もしたくないほど暑いのに、みんなと道場にいると元気が出るのは何故か。

本日、ふたつの道をしました。





思い込みと、気づき

2021-08-06 | 暮らし
ずっと思い込んでいた。
寝る時は、いつもの寝室で寝なくてはならないのだと。
この暑さでは、家の中のいちばん涼しいところで寝てはどうかと。
2階の寝室は一晩中エアコンをつけていても、道路に面している東側から朝陽がカーテンごしでも暑さは完璧に入り込む。
西側も窓なので、夕方も十分暑い。
遮光カーテンがついているが、太陽にノックダウンされているようだ。
おまけに東側は、ベランダがありガラス扉があるので、光がしっかり入る。
夜早めにエアコンをつけておかないと、10畳の寝室はなかなか冷えない。
地球が壊れるのではないかと思うほど暑いと思う。
壊れるのは地球ではなく、私自身だ。

娘の部屋が本部屋になって、そこの整理をしだしてから、少し足の踏み場が出来た。
ある朝、ドアが少し開いていたので、きちんと閉めようと部屋の入口に立ったら涼しい。
エアコンをつけているわけではないのに、西側の部屋なので当然ながら朝陽がささないからである。

その時気づいた。
殿が生きていたとき、セミダブルとシングルベットを並べていた10畳は狭く感じていたのだが、今はセミダブルと小さな机があっても、ひとりでは広い。
そこで、エアコンをがんがんつけるのは無駄ではないか。
本部屋にした娘の部屋は6畳で、西向きだが隣の家のお蔭で、あまり日が差し込まない。
そこで、マットを敷いて寝てみたら、ぐっすり朝まで眠れて心地よい。
エアコンも静かだ。適正な温度になるのが早いからかもしれない。

6年の間気づかなかったのである。
ただ、地震があったら怖いかも。
本棚は耐震防止の為に突っ張り棒をしているが、とりあえずこの夏はここで乗り切りたい。


ソファにもなるマット。

この本棚が倒れたら怖いかな。

定食屋ばぁば

2021-08-06 | 料理
さて、また夏休み。
定食屋「ばぁば」を、開店いたします。

娘達は大喜び。
わたしの仕事の休みの日に彼らを呼ぶ。
火曜日
冷やし中華と、ゴーヤの佃煮、ヒジキ煮、キュウリの浅漬け、焼きナス。
この日は中学生ふたりなので、渋いメニュー。

冷やし中華定食。





木曜日  とんかつ定食
momoとnanaが来る日は、momoのリクエストのヴィシソワーズ(じゃがいもの冷製スープ)を必ず作る。
おやつにも、「ばぁば、スープ残っとる?」と、聞くのである。
おやつの時は、少し牛乳を足して氷をひとつ入れる。
ころころサラダ。(キュウリと黄色と赤のプチトマト、モッツァレラチーズ)
これは好きなだけ取って、自分の皿のもやしとオクラにのせて玉ねぎドレッシングをかける。
小さなじゃがいもの揚げ煮。
これは、畑のじゃがいもの小さなものを寄せ集め、一旦茹でてから油で揚げて、みりん醤油でからめたもの。
さりげないが、これが一番手がかかった。
そして、nanaは、このじゃがいもが一番美味しいという。


ガラス食器にヴィシソワーズ


momoとnanaとばぁばたちは、とんかつ半分。
男の子は大きいの一枚。
揚げる時に、パン粉が少ないことに気づいたが、時すでに遅し。
仕方なく、玄米フレークを砕いて衣にした。
かえって香ばしいトンカツとなった。



孫たちの美味しそうな顔を見るのが楽しみ。
さて、来週は何にしようか。





危険な暑さ

2021-08-05 | 暮らし
毎日、「危険な暑さ」と天気予報で言う。
夕涼みという言葉は死語になる。夕方でも危ない。
警戒アラート!!アラート・・・は、警報・・。
警戒警報と言わないのは、空襲警報を連想するからかな。

地球はどうにかなってしまうのかと思うほど外に出るのが怖いほど暑い。
この暑さは人間が作りだしたのかと思ったりもする。
「人間の欲望は無限で、地球の資源は有限です」と、言っていた。
これでもかこれでもかと道路を作り、より速く、高いビルが出来、より高く。
オリンピックも、最後まであきらめないと言い、F難度だとか、記録更新とか、小さい時からの積み上げとか、想像以上の努力がそこにあるのだと思う。
競技の種類が多く、その中でまた多様な競い方があって、新しい競技もどんどん取り入れていくと、メダル製作も大変だろう。

誰かが大儲けしているのだと、黒幕がいるのだと、噂を聞く。
放映権の為に酷暑の日本でオリンピックが行われるのだという。
IOCとかNBCとか、日本のオリンピック委員会とかはみんなグルなんだね。

疑問を感じながらもわたしは、オリンピックが始まるとTVを観ている。
日々、コロナの感染者発症状況を気にしていたのに、今日の競技はなんだろうと、好きな種目を探す。
菅さんや尾身さんをちらみして。
その最中にも医療現場は四苦八苦なのだろう。
日本中が真っ黄色になって、また赤色に塗られて、日々慣れていく数字。
これは、外の暑さより危険な暑さだ。

アスリートたちは純粋に頑張っている。
最後まで諦めなかった人たちがそこにいる。
積み上げた努力で勝ち取る栄光。
奇蹟の優勝はないが、まさかの敗退はある。

ひっそりと、人生にいくらかの諦めを積み上げていくのも悪くないと思う。
みんなが欲望をむき出しにしていたら、地球は本当に壊れてしまうのではないかと思う。
コロナ下で、みんなが少しずつ我慢をしている。
それでも長い間の我慢は緩んでいく。
少しの我慢は少しの油断に負ける。
どうか、選手たちが無事に母国へ帰れますように。
天皇陛下の憂うオリンピックが、無事に終了しますように。