まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

アケビコノハ?

2023-11-23 | 暮らし
玄関のイチョウを掃いていたら枯れ葉が混ざっていて、動いたのでギャ~と叫びそうになった。
いわゆる擬態というもの。よく見ると、足と頭が分かる。


羽を広げたが動きが鈍い。
そっと外へ逃がした。
後で調べたら、ヒメアケビコノハと出てきた。
アケビコノハと、ヒメアケビコノハの違いは分からない。
あけびを食べる木の葉のような蛾であるとしたら、命名は全くそのままだ。
今は、「レンズ」というアプリにかざせば名前が出てくる。
完全に木の葉のようだ。




日々是好日

2023-11-20 | 暮らし
過日、小学生のお茶会のお手伝いをした。
地区会館の文化祭に、小学5年生と6年生の女の子6人がお運びをするので、わたしたちは裏方で、お茶を立てて用意をする。
6~7人を4席なので、それなりに大変だった。
最後に、わたしたちもお茶を頂く。
いつも、お茶席でわくわくするのは、床の間のしつらえで、特に軸を読むのが楽しい。
今回は「日々是好日」だ。お茶席によく登場するが、この「日」の字が的に見えてくる。
その下の「々」の字が矢に見えてくる。
どちらにしても、好日である。
ほっとする一服は至福の時である。




対応能力

2023-11-20 | 暮らし
最近はパソコンがなければ趣味の世界でもやっていけなくなってきた。
趣味の世界が、いつの間にかお仕事になってきてもいる。
パソコンに、海千山千に近いニックネームで送られてきたりすると、迷惑メールかと思って削除しそうになるが、要件にかろうじてそれとわかることが書いてあり、広げてみると中には何も書かれていない。
スマホからLINE感覚で送ってきているのだ。
しかし、それに対応しなくてはならない。
それも仕事なのである。
わたしたち昭和生まれの年代は、恐ろしく進化している時代に遭遇している。
昔ならスーパーばあちゃんではないか?
わたしの祖母は自転車にも乗れなかった。
それなのに、最近は孫の送迎はじじばばの仕事である。

高校生の孫を車に乗せると、いいにおいがする。
そして、その友達も乗せると、違ういいにおいがする。
男の子だよね!!って、思うが、今の子たちはおしゃれである。
そして、ばぁばを運転手と思っている。
怖い傾向である。いつまでも安全運転出来ると思うなよ。。
自分に言い聞かせるのである。

スーパーばあちゃんは買い物へ行っても、セルフレジやらカードやらで対応しなくてはならない。長く働いてきて、お客様は神様という言葉を信じて生きてきたのに、ここで機械の奴隷のように対応しなくてはならない。
クーポン値引きの場合は、店員を呼ぶと、これでバーコードを読み取らせてあーだこーだと説明されたが、それが邪魔くさくて呼んだのだと心で叫んだ。
時折、サポートレジが空いていることがある。
職場の必要品や、会の物を買うときは、レシートを分けたいので、セルフでやると店員が飛んできて、前の分のレシートを確認されたので、それ以後は、サポートレジへ行くことに決めた。
こちらは、店員が仕事をしている間に指定番号のところで支払い、その間にレジを通してもらうので、ぐんと早い仕事が出来る。

うちの婆さんは昭和一桁生まれだが、カードで支払い悠々と買い物をしている。超スーパー婆さんだ。世の中がスーパー婆さんを作っていくのだろう。
だが、みんながみんな対応できるのではない。
母は買い物も出来なくなった・・と、しょげていた。
新しいことがストレスになってきたのである。
そして、ついに先月入所した。

握りと矢摺り籐 巻き巻きデー

2023-11-08 | 弓道
押手の手の内が悪いせいか、矢摺り籐が切れてくる。
いや稽古量が増えたからだと言っておこう。
試合が終わってすぐ巻替えることにした。
30分ほど水につけ、庭いじり用の手袋を用意した。
籐を削るときにケガをしないよう。
先輩からもらったガラス片で指を切らないようにである。
本当は小刀でシュッと削りたいのだが、そうすると失敗して籐を切ってしまいそうで、確実に地道に細くできるガラス片は、そそっかしい私にはよい道具だ。




少し長くなってしまったが、まあいいか・・
ついでに握り皮も巻き直した。


その後、本日の料理は握りカボ。かぼちゃ巻。
握り皮の方向に豚バラを巻いて焼く。
巻き巻きデーとなった。




殿様商売

2023-11-07 | 暮らし
この地域は城下町だったせいか、時折、殿様商売と言われる状況に遭うことがある。
気の弱いわたしは、喧嘩もしたくないのですごすご帰るのである。
先日、夏の麻のジャケットをクリーニング店に持って行った。
その時、職場で行事に使った大きなテーブルクロスを出して半月過ぎたので、電話連絡が入ると言われているけど、そろそろ出来ているかと、ついでなので聞いたら、
「電話しますって言ったのなら、電話を待ってください」と、ぴしゃりと言われた。
「特殊なので、お時間かかりすみません」と、わたしなら言うだろう。
「いえいえ、ついでと思って聞いてみただけです。ごめんなさい」と、答えるだろう。
しかし、強く言われたら答えようがなかった。

そして、出したジャケットを見て
「麻ですね、少しお値段がかかりますけど」
「はい」
「網目になったところが、洗って引っかかるかもしれません」
いや、ひっかけてもらったら困るのである。
「??」
「別洗いで袋に入れて洗うので、倍の値段がかかりますけど」
けど‥あなたは支払えるのか?と、言いたいのか。
一体、いくらになるのだ?
夏物をしまう前にシャキッと仕上げたかった。
前の店員さんは、明るくて愛想のいい人だったなあと思いながら。
ひっかかるかもしれません。という言葉にひっかかった。
多分、洗いにくいから、洗いたくないのだろうが店員が洗うわけではない。
もしや、こういうのを引き受けると現場に叱られるのか?
製造会社にいた私は思った。
「じゃあ、やめときます」と、言って持ち帰った。

持ち帰って、手洗いしながら
「ひっかかるといけないので、袋に入れて大切に洗わせていただきますので、少しお値段がかかりますが、よろしいでしょうか?」
と、言われたら「お願いします」と、言って置いてきただろう。

忙しさにかまけてクリーニングに出そうとしたが、手間はかかったが自分で洗えて、その後、蒸気アイロンして、いい感じになった。
商売人でない店員のおかげで節約できたのである。



世の中の異常

2023-11-06 | 暮らし
今更ではないが、今年の夏は異常な暑さで、その異常が徐々に通常というか普通になっていくようで怖い。
今年は銀杏も少なく、イチョウの葉がとても小さい。
小さいイチョウの葉ばかりが散ってくるのだ。



おまけにイノシシや熊がほんのそばまで来ている。
高校の部活の指導を頼まれて週一通っているのだが、ついに的場の後ろにイノシシが姿を現した。


その前から、矢道は掘り返され、生徒たちはウリボウを見たという。
5時になると薄暗くなり一人での行動は危ない。
山と道場はくっついているのだから。
道場は冬支度に入って、足元を塀のように囲ったので、イノシシ除けにもなるだろうが、やはり身近に迫る危険は否めない。


わたしたちは、毎日が無事に過ごせることに感謝し、危険回避もしなくてはならない。
予測がつかない世の中になってきた。
予測がつくことと言ったら、日々確実に歳を取っているということだけだ。
今年も、もう年賀状の季節がやってきた。