まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

日本の弓術  オイゲン・ヘリゲル

2013-06-25 | 暮らし

だいぶ前に、「十牛図」を、読んだ。その時の、禅の意味は、最終的には「空」とか「無」に返るというものだった。それでは、禅は空を求めるのかということになる。そうではない気がする。特に、弓道で言うところの「立禅」となると、どうだろう。

鈴木大拙先生が、「こうなのだろう。あるいは、こうかもしれない。いや、やっぱりこうなのだろう。」というような、書き方をしていることが、まさしく「禅とは何か」という本の趣旨であって、「禅とはこうですよ」というのではないのだということが、やっと分かってきた。

また、「日本の弓術」の中で、オイゲン・ヘリゲルが、「弓術の基をなしている精神的修練は、これを正しく解するならば、神秘的修練であり、したがって弓術は弓と矢を持って外的に何事かを行おうとするのではなく、自分自身を相手にして内的に何事かを果たそうとする意味をもっている。」と、書いている。そして、恐ろしいことに、「弓と矢はかならずしも弓と矢を必要としない。あることのいわば仮説に過ぎない。目的に至る道であって、目的そのものではない。この道の通じるべき目的そのものは、簡単に言ってしまえば、神秘的合一、神性との一致、仏陀の発現である。」と、述べ、その著書の中でへリゲルが「鈴木大拙氏の禅論集の中で、日本文化と禅とはきわめて緊密な関係にある。」と、ここで鈴木大拙氏を登場させている。欧米の哲学者にも大きな影響を与えているのだ。これは、なかなか前へ進めない。

空だとか、無だとかの十牛図の掛け軸に「〇」という謎なものがあるのが頭に浮かんでくる。

さて、うちのおばばさんが、まさしくタイミングよく禅の神髄のようなキュウリを収穫してきた。そして言った。「空(食う)?」

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鈴木大拙

2013-06-24 | 読書

石川県の哲学者「鈴木大拙先生」の本「禅とは何か」を読んだ。

石川県では西田幾多郎と共に有名な郷土の哲学者というところで、一度は手に取ってみたいと思っていた。図書館で探したら数冊あったが、昔の本は字が小さい。この本は中でも新しく、それでも1991年発行だ。

弓道は儒教からきているが、「弓は立禅」と、言われるのは何故か。そこを知りたい。

武田鉄矢の「朝の三枚おろし」のように、上手におろせないが、皆さんに一切れ食べてもらいたい。しかし、大きな鯛のようで、わたしのなまっちょろい包丁ではきれいにおろせない。おまけに、うろこが多いときている。

禅は心理的方面になくてはならぬ。すなわち、神秘的体験の上になければならぬ。哲学ではない。基礎は心理学の上に置かれる。心理的体験の上に禅の生命がある。

哲学には鋭い論理を持っている。その裏には破れやすい弱点を持っている。絶えず論理の覆滅を繰り返す。要するに、論理の弱点は覆されるということ。

禅はいつも、自分に戻る。と、ある。また、心理的に基礎を置くと個人の信仰、体験で立脚。

ちょっと待って、なんですって!整理すると、禅は哲学ではない。心理とか意識の方面であるという。宗教は、その時代の人の知恵によって説法していくので、一代で出来ているのではない。積み重ねである。で、精神も、将来自分を繰り返していくのではなく、自分をだんだん高めていく、あるいは浄めていくのである。と、なると弓道の精神に被ってくる。

意識を研究すると、意識は、自分の覚知範囲内だけでなくその外にも働いている。自分の知らないと思っているところにも働く。意識せぬとき、注意を向けていない時に意識が働く。芸術家が何かの拍子にひらめく。文章がひらめくのも同様。

と、ここまでくると何が何だか分からなくなってきた。禅はいつも自分に戻るという。

読み進んでいくうちに、説明し難くなってきた。うすうす思うことは(決して分かったとは言えない)日々研鑽の中に、自分を見つめ高めていくことを追求するということが、弓道の精神と禅の精神の共通項だろうか。簡単に言ってしまってはいけないということも、本を読んで分かったことでもある。さっぱり分からない人は、この本を直接読んで、かみ砕いてください。

ううっ、歯を食いしばっていたので、疲れた。

 

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全日本弓道選手権石川県予選会

2013-06-23 | 弓道

土曜の午後、小松の桜木弓道場で、全日本選手権の選手選考会があった。正式には、北信越の大会へ出場する選考会で、そこで選出されて、初めて全国大会へ行くことができる。

わたしに、声がかかったのは、選手としてではなく、矢取り、看的である。看的室に入ると、選手の射を観ることはできない。ひたすら、的に的中した矢を眺める。

それでも、選手の気合は、的に反映する。的中の音と、矢の刺さり具合。間違っても、この選考会へ「枯れ木も山のにぎわい」と、言って出場することはできない。一か八かという挑戦などは、失礼だと思ってしまう。それだけ、権威ある大会と思える。男女とも優秀な選手ばかりで気合が入っているからだ。特に、男子は若手選手が育ってきているなあと、楽しみな気がする。ここを超えて、男女とも天皇杯皇后杯を手にしてほしいものだ。全国制覇するには、それだけの格調の高さが必要だ。あこがれる・・

高得得点で的中も素晴らしかったRYOUさんや、勢いのある矢で的を突き破る音を立てていたO君や、皆中していた女子の選手の北信越での活躍が楽しみだ。

いずれも、実力ある選手が決まり、心から活躍を祈り、私自身も、一歩でも近づけるように気持ちを新たにできた。

しかし、誰よりも早く皆中していたのは、わたしだった。看的室に入った途端、蚊に2か所刺されてしまった。小松のKさんがムヒを持ってきてくれた。塗った先からまた刺された。こんなところで蚊に選抜されても・・・

 

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原発新規制基準を決定

2013-06-19 | 暮らし

ついに、新聞に発表されましたね。「福島原発事故の教訓を取り入れ・・・」と、ありましたが、先の国会議員の「死んでいない」発言と合わせて、本当に教訓をかんがみているのかどうか。要するに、廃止する気はないということなんですね。そのことを盾に、次々と再稼働していくのでしょう。

安全性はもちろんてすが、廃棄物の処理ができないということを何故棚上げにするのでしょうか。放射能がなくなるまで、10万年かかるというのですから、目先のことに囚われて、処理のことは考えないようにいているのでしょうか。

怖いですね。これからのエネルギー資源の開発をひたすら祈ります。

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九谷焼によるまんが展

2013-06-19 | 暮らし

前にご案内しましたKOMEさんの個展へ、弓道の仲間と行ってきました。

緻密なタッチ、大胆な構図、繊細な色使い。本当に素晴らしい作品でした。

福井まで行った甲斐がありました。ついでに、福井新聞の方につかまりまして、オバマ小百合は帽子で誤魔化していましたが、一緒に行ったTさんと新聞に載ってしまいました。

komeさんの皿をおおいに引き立てて帰りました。また、さくら通りカフェで、ふたりでケーキとコーヒーを頼んで、ケーキの選択を迷っていたら、2種類を半分にして、フルーツを添えて、二人に二倍の美味しさを味わえるようにしてくれました。

 

 

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九谷焼作品

2013-06-17 | 暮らし

先生と、先輩のおかげで、なんとか出来上がりました。

呉須が絵の具ににじんで、初めは青がでませんでした。何とか、先輩に削ってもらって、もう一度房の下の方を塗りなおしました。

家へ持ち帰ると、やはりだんなの「がらくたを増やさないように」との励ましの?ことばを貰いました。

飾っておくか、皿にご馳走を載せるかですが、普通は九谷焼は飾り皿が多いです。何といっても芸術ですから。もともと食器としての皿であるならば、吉田屋窯などの模様は、少し食材には難しい事となります。

何はともあれ、弓と違って、後に残るのが楽しくもあり、やっかいでもあります。

 

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父の日と、ワイン

2013-06-17 | 料理

娘がワインを持ってきてくれた。ワインに合うつまみを造り、二人で飲む。

ローストビーフ、ブロッコリースプラウト、アボカドとサーモンのアボカドカップ添え。カマンベールチーズ。

日曜の夜の大河ドラマを、だんなは毎週欠かさず観ているが、わたしは殆ど観ていない。しかし、いよいよ白虎隊が出てくるので、ついつい観てしまい、涙をさそう場面に入ってきた。

前に、白虎隊の子供たちは、飴を口に入れたまま死んでいたとか聞いたことがある。子供は無邪気でエネルギーがある。映画やドラマで観る子供たちは、いつもいつも走っている。走りっぱなし、イコール子供という感じがする。その子供たちが、刀を持って忠義を尽くすなど考えると、あまりにも辛い。

美味しいワインを味わいながら、そんなことを語っているのも不謹慎かもしれない。しかし、少なくとも子供たちに戦争をさせてはいけないということを、改めて思う。憲法九条を守らなくてはならない。

子供たちが成人して美味しいワインを味わうためにも。

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雨乞い

2013-06-15 | 暮らし

実は、あまり雨が降らないので、真剣にネットで雨乞いを調べていたが、どれもあまりにあほらしいので笑ってしまった。

そうこうしているうちに雨が降った。恵みの雨とはこのことだ。

けれども、すぐにやんでもとの蒸し暑さだ。

それでも、人参は本葉がでてきた。すごくか細い。おまけに、虫の被害を受けている。200粒撒いて、芽は現在75程しか確認できなかった。

 

なかなか難しい。おまけに、両親の植えたなすが、からすに食われたという。なかなか農作物を育てるのは大変だ。

農作物といえば、「のうさくもつ」と、読んでいた。本当は「のうさくぶつ」と、言うのだということを、今頃知った。年を重ねても知識が重なっていくとは限らない。

まだまだ勉強が足りない。おまけに、思い込んでしまっていることのやっかいなこと。ついでに、新しく覚えたことを忘れっぽくなること。

雨乞いの仕方など調べている場合ではなかったのだ。

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人参が危ない

2013-06-15 | 暮らし

人参が1週間目に芽を出した。毎日、水やりをしなくてはならない。天気続きで、水やりの後葉っぱをかぶせなくてはならない。実家まで毎日様子を見に行って、母が水をやってくれている後に、葉っぱをかぶせたり、がんばれーと声をかけるだけなのである。

やっと出た芽は白の水玉の中にある細いもの。

この天気はなんだ!沖縄では梅雨明けと聞いた。石川では梅雨に入ってもいない。畑のものが干からびてしまう。水をやっている母も干からびそうだ。

おまけに、「きりうじ」という虫が、せっかく出てきた芽をかじるのだそうだ。

雨乞いをしなくてはならない。虫退治もしなくてはならない。

あぁ、人参が危ない!

 

 

 

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腐草為蛍

2013-06-14 | 暮らし

腐草為蛍。くされたるくさ ほたるとなる

6月10日から14日までを腐った草が蛍となる時期というそうです。

先日、主人と、家出をした猫を探しに田んぼを歩いていたら、蛍が飛んでいるのを見つけました。

たった1匹でしたが、「あっ、ほたる!」と、思わず叫んでしまいますね。猫はその日は帰ってこなくて、翌日、知らん顔をして家の前で顔を洗っていました。ほっ。

ところで、蛍といえば、映画に出てくる蛍は幻想的でいいものです。「ホタル」という特攻隊の映画がありました。高倉健と田中裕子の映画での蛍は悲しいホタルでした。「オリヲン座からの招待状」という宮沢りえと加瀬亮の映画に出てるく蛍は、せつなくて涙が出ます。純愛というのは泣けてきますね。ありえないからかもしれません。純愛の元祖は「無法松の一生」です。それが、オリヲン座・・に出てくる。

宮沢りえさんはいい俳優になったなあと嬉しく思います。それと、加瀬亮さんも独特の雰囲気なのに、「アウトレイジ」では悲惨で可哀想な役でした。しかし、オリヲン座の加瀬さんはいいです。浅田次郎の原作です。

ホタルから話が飛びましたが、蛍は飛ぶものです。

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ペンキ塗り

2013-06-12 | 暮らし

12年間に2回も作り直したウッドデッキのペンキがところどころ剥げてきた。ペンキが剥げると木が朽ちて、釘が飛び出してくる。今までは忙しい毎日で、帰るのは暗くなってからという日々の中で、家の色々なところに変化があっても、気づいた時には手遅れ状態だったのだ。

稼いでいる間は、作り直しもいいだろうが、そのたびに20万、30万と言うわけにはいかない。

全体に痛むのではなく、ところどころ剥げて、その部分が朽ちていく原因が分かった。鳥の糞だ。小屋にツバメがきてから、糞害で車はしょっちゅうやられている。車は乗るときに必ずチェックし水で落としている。ウッドデッキもところどころ白く剥げてきていたのは糞に違いない。

ここは糞気して、ではない、奮起して屋外用塗料というのを塗ることにした。なにしろ、我が家の憩いの場だ。リビングより人気がある。

カーマで屋外用の塗料を売っているのを建設会社へ行っている娘から聞き、刷毛を買ってきたはいいが、蓋が開かない。マイナスドライバーで何回起こしても、最後のひとふんばりで、くっついている。

へとへとになって、諦めて、日頃から体力がないといって何もしないだんなの力を借りた。やはりまだわたしより力があった。ということは、わたしはもっと体力がないのか。 このところ夏のような日が続いているが、なんとか日陰の時間に塗り終えて、6時間後にもう一度上塗りをして完成。

あたり一面ペンキの臭い。余ったペンキで外のベンチを塗った。癖になりそうな楽しい仕事だ。色を塗ったり、ペンキを塗ったりするのは面白い。

5000円でペンキと刷毛を買い、わたしの日当を含めて、1万5000円でどうでしょ。

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雪の科学館

2013-06-11 | 暮らし

郷土の科学者、中谷宇吉郎氏の油絵が期間限定で展示されているので、出かけようとしているところへ、孫たちが遊びに来た。「雪の結晶の実験を見に行く?」と、誘って一緒に出かけた。

油絵は思いのこもった素晴らしいもので、おまけに四校時代に弓道部の主将をしていたというのを見て感動。科学者で武道に励み、芸術もたしなんでいたとのこと。

ダイヤモンドダストを見て、子供たちは「わぁっ」と歓声をあげ、徐々に雪の結晶が出来ていくのをスクリーンで見て楽しんだ。

氷が解ける時にできるチンダル現象の実験も面白かった。氷のペンダント造りなど、子供たちは全部楽しんで帰ることができた。

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長い一日

2013-06-11 | 弓道

小さい時は一日が長かった。それは、初めてのことが多く、刺激があって一日にたくさんの出来事があったからかもしれない。

しかし、大人になっても、することが多いと長く感じる気がする。

日曜のスポーツ祭の日、朝は町内の河川の草刈りに出て、10時ころにスポーツ祭へ行き、午後は子供たちと「雪の科学館」へ行き、そのあと、弓道のバーベキューへ出かけ、その帰りに別所温泉につかって帰るという、ハードな一日だった。帰ったのは夜8時半過ぎだった。

毎日、何かと用事がある。誰かが言っていた。「今日、用のある人は、教養のある人。」と。教養があるかどうかは分からないが、食事の支度のために買い物へ出るだけでも、この頃の暑さに負けそうになる。

それでも、遊ぶこととなるとがぜん気力が湧いてくる。働こうとすると、手足のしびれ(副作用)を口実に、まだまだ働けないなと思い、遊ぶことにかけては、リハビリになるからやらなければと都合の良いように暮らしている。

 

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人参ジュース

2013-06-08 | 料理

人参ジュースが身体にいいというので、毎朝作ることにしたのはいいが、二人分で人参3本使う。

人参が足りないときは、トマトやりんごを入れたりするが、やはりベースになる人参を大量に買わなくてはならない。。

それで、実家のあいた土地で畑を作ることにした。母が以前に作った時は、もぐらに食われたので、もう作るのをやめたとか。「失敗しない人参の作り方」を、調べたら深く掘って草を敷くらしいと電話で話をして、翌日行くと、すでに穴が掘ってあった。足が痛くてやっと歩いている父が、わたしを待たずに鍬を入れてくれた。

実は、畝など作ったこともないので、母にも手伝ってもらう有様だ。200粒の種をばら撒いても良いらしいが、とりあえず並べて4列にして少しずつ押さえていく。

発芽まで約1週間。わらや草で地面の乾くのを少しでも防ぐ。毎日水をやらなくてはならないが、母がやってくれるという。これでは、名前ばかりの畑である。田舎育ちのくせに、収穫はしても畑をつくったことなど初めてだ。

早く芽が出ますように、古い矢に「向陽二号」の種袋を看板にする。他の種の倍の価格だった。「376円」これで、人参がまともに採れれば大したものだが。

父は、この作業の翌日、目が回るといって寝込んでいた。親不孝者だ。

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伝達講習会

2013-06-07 | 暮らし

日曜に松任の伝達講習会へ出かけた。加賀市で行われる日が、交流分析のセミナーと重なったので、やむを得ず遠いところとなったが、石川国体で一緒に出場した和子さんと20年ぶりと思える再会をした。

彼女も体調を悪くしていて、一時期遠ざかっていたが、互いに弓を引けることを大いに喜ぶ。

基本の大切さを改めて肝に銘じ、次に加賀へ帰って再伝達の講習を開くべく学んで帰る。

やはり、七段の先生方の教え方は堂に入っていて、素晴らしい。

加賀の協会の若手に、是非この講習に参加してもらえるように、私たちが送り出す役割を果たさなくてはならない。私には、将来性はないが、彼らにはある。機会を作ってチャレンジしてもらいたいという気持ちを込めて、地元へ持ち帰ろうと足腰がへろへろになっても頑張るのである。

付け加えるならば、わたしには将来性はないかもしれないが、将来はあるのである。

 

 

 

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