まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

安保法案

2015-09-28 | 暮らし

分からないことが多すぎる。新聞を読めば読むほど「反対」に傾いていくが、新聞も一紙だけ読んでいてはダメなんだろうと思う。「他国の戦争に参加できるようにする安保法案」と、書かれていれば「そうなのか。」と、思う。敵国への抑止力が必要だと言えば、「そうなのか。」と、思う。戦争反対という単純な話ではなさそうだ。そこで、分からなくなる。

先日、会社の友達と話していて、「安保法案に対し反対か賛成か。」と、聞かれた。「よくわからなくなった。」と、消極的な答え。我が家の新聞の社説には、「立憲主義をないがしろにし、国権の最高機関の名を汚した。」と、強く批判している。

友達はきっぱりと「賛成だ。」と、言われて感心した。わたしは、考えが及ばない。

中国の脅威にそなえないと大変だと言われると、そうだなあと思う。オバマ大統領と習近平さんが仲良くしていたので、日本は騙されているんではないかとも思う。知らず知らずのうちに流されていくんだろうなあと思う。世界が手と手を取り合って仲良くなるなんてことは有りえないのだろう。戦争はしてはいけないけれど、他国から馬鹿にされてもいけない。大人が分からないことを、子供たちになんと説明すればいいのだろう。

 


チェリー  スピッツ

2015-09-27 | 暮らし

たまたま「チェリー」を聞いたら、昔「泣ける歌」という番組があったことを思い出した。その泣ける歌に追加したい。

やたら泣けるんである。

♪ 君を忘れない曲がりくねった道を行く・・・きっと想像した以上に騒がしい未来が僕を待ってる ♪

♪ 愛してるの響きだけで強くなれる気がしたよ ささやかな喜びをつぶれるほど抱きしめて ♪

スピッツの歌声が沁みてきて、歌詞のどこをとっても泣ける。そして、やけくそで歌うともっと泣ける。どうして、こんなにいい歌をつくれるのだろうね。まいったなあと思う。

父を病院へ送って、母を実家まで送り、天気が良いのでyou tubeで聞いた。実家の周りには家がない。

栗は猪に拾われて食い散らされていた。この歌を木の陰で、猪や熊が聞いているかもしれない。殿と一緒に。


これより三役

2015-09-27 | 暮らし

今日の千秋楽は感動した。怪我をした照ノ富士が鶴竜に勝って決勝戦となった。照ノ富士の頑張りに感動。目尻に涙がじわっ。決勝では、鶴竜が踏ん張って、横綱優勝で安堵した。どちらも素晴らしく、最高の千秋楽だった。つい、相撲好きの娘とメールのやりとりをした。

ところで、三役揃い踏みの後、力士が白羽の矢をもらっていた。長い間相撲を観ていたが、ぼおっと観ていたので知らなかった。何故弓道大会でもないのに、賞品に矢がもらえるのか。娘に聞いたら、「これより三役」の後は、矢、弦、弓がもらえるのだそうだ。

今は、結びの取組に勝っても弓はもらわず、弓取力士が弓取式を行うそうだ。

なぜ、弓矢なのかが分からない、やはり神事と関係があるのだろうか。

それにしても、白羽の矢の下の賞金の束の方が少し気になった。お相撲さんは買ってなんぼなので、大変だ。怪我も心配だ。

応援は、気を入れれば入れるほど感動する。この後、弓道仲間の国体の結果を石川の弓道HPを覗こう。広報部のみんなが一生懸命立ち上げている。そのことも応援しなくてはならない。駕籠に乗る人、担ぐ人、そのまた草鞋を作る人。多くの人で世の中が動いている。さしずめわたしは、沿道で籠をながめているだけである。ううっ、頭(ず)が高い。

三役揃い踏みのように、国体も石川のチームが決勝に行きますように。違った。優勝しますように。

 


2015-09-26 | 料理

今年も栗を拾ってきた。実家の木が老木となってきたので、栗の実が小さくなってきた。子孫を残すために、実をいっぱいつけるため栗が小さくなってしまったのだと母は言う。

フラッシュをたいたものと、自然のままで撮ってみた。どちらが美味しそうに見えるだろうか。

学童へ持って行って茹でて食べさせたら、1年生の子供の中で食べられない子がいた。食べたことがないのだそうだ。みんな歯で割ることが出来るのだが、食べられない子には包丁で半分にしてスプーンを渡した。渋の存在も知らなかった。

栗を拾って食べるという世話は、忙しいお母さんには難しいかもしれない。わたしたちの小さい頃はこれがおやつだったのだが、今の子供たちは食べやすくて美味しいおやつが簡単に手に入る。

それでも、喜んで食べてくれる子がいると嬉しい。

 

 

 


父帰る

2015-09-24 | 暮らし

父が、5月以来の外泊で自分の家へ帰ってきた。入院生活が長いので、自分の家へ帰る事を、外泊と言ってしまう辛さ。

病室から車までは車椅子だが、その後が大変だ。車に乗るのもやっとの足で、乗ったら今度はお尻の位置を動かすのもやっと。帰る前に、どうしても墓参りをしたいというので、殿と舅の墓へ寄り、花と線香を供えた。父は降りずに、横付けにした車の中から数珠を持って手を合わせていた。幸い墓が駐車場の横にあるのでありがたいことだ。ドライブスルーな墓だ。

父母は久しぶりに、互いにとりとめのない会話を延々としていた。年寄りは、話したことを忘れ、聞いたことを忘れるようで、エンドレスな会話は続いている。良い事である。人生はエンドレスかもしれない。さして、成長もせず、ましてや齢90歳ともなれば仕方がない。しっかりしているほうである。冗談も言う。

家の椅子は座り心地がいい。うちは天国と地獄の差がある。足が弱った。と、同じことを何度も言っていた。

実家に20年ぶりくらいに泊まった。母が心配だったからだ。父は少しのお酒を、わたしの作った盃で半分飲んだ。しかし、この盃は春の絵である。筍とわらび。あっという間に、秋になったなあと思う。

タブレット端末で、YOU Tubeを聞かせた。昔の歌を聞けて、「赤木の子守唄」とか、田端義男だとか聞けることに驚き、3人で盛り上がり「カラオケ行かんでもいいんなあ。」と、言いながら父は、その後疲れたようで早めに床に入った。

次の帰宅はいつになるだろう。わたしの娘と孫がシャボン玉をしてくれて父はひと時、孫とひ孫との時間を過ごした。


劔岳 点の記

2015-09-24 | 映画

「劔岳 点の記」をTVでしていた。映画館で観たが、素晴らしい映画だったので、もう一度観た。明治末期に陸軍の測量部によって立山連邦で行われた測量に取り組んだ男たちの物語だ。

やはり映画館の大画面で観る立山連邦の景色の美しさと迫力は格別だが、自宅の画面でも十分美しく、山の過酷さが伝わってくる。

二度目に観ると、忘れていたことや、小さなことを発見する。浅野忠信演じる主人公柴崎芳太郎と、宮崎あおい演じる妻が、今晩のおかずを何にするかという何でもないセリフのやりとりに、いいなあとほのぼのした。また、役所広司演じる柴崎の先輩が弓道をしている場面に遭遇し、思わず嬉しくなったりする。四つがけで引いている。

日本を代表するカメラマン木村大作の初監督作品といわれるだけあって、迫力ある山の映像に、登山の厳しさを感じる。空撮やCGに頼らずと言うが、あの雪崩のシーンはどうやって撮影したのかと思う。

疲れたときは、この映画の山を観るだけでも癒される。

 


マイナンバー制

2015-09-23 | 暮らし

いよいよマイナンバー制が始まる。社会保障、税、災害対策の分野で個人の情報を適つかつ効率的に管理するためとある。

社会保障と言えば、年金のデータが漏えいした問題が記憶に新しい。

税の漏れなき徴収が目的でもある。これが始まると、株も生命保険も管理されらるのだろうか。源泉徴収に必要となれば、企業にもマイナンバーを知らせると従業員番号とか番号だらけになり、名前はいらなくなるようなかんじ。

給料もデータを見れば分かるとなれば財産は洗いざらい。誰かに自分の全ての情報を知られる気がするが考え過ぎだろうか。漏えいだけならまだしも、改ざんされたり、ウイルス感染の可能性もあるとすれば、自治体が手続きの効率化をはかる裏には危険もあると老婆心ながら思うのである。


バンクーバーの朝日

2015-09-21 | 映画

日曜は一日中、弓道の講習会のお手伝いをしていた。夜はゆっくり映画を観ようと「バンクーバーの朝日」を借りてきたが、昼の疲れが出たようで、気づいたら始めと終わりしか意識がなかったので、貧困と差別と戦争の映画だと思えた。

暗すぎる。野球はどうなったのかと思った。しかし、もう一度見直したら野球の楽しさと、スポーツが人々に勇気を与えるところで泣けてきた。

背中で殿が眼鏡を拭いている気がしたら、また泣けてきた。

野球が与える、遊び心、頑張る姿、楽しさ。これは、殿だけでなく、多くの人がのめり込むはずである。その昔、正岡子規が熱中したように。


野球映画

2015-09-21 | 映画

CMで見た時、殿がいたら「借りてきて」と、言うだろうなと思った「バンクーバーの朝日」という野球の映画を観た。

殿は弓道より野球が好きなようだった。若い頃、県の大会がまだ護国神社で行われていた頃、弓道の試合の合間に、今は亡きY先輩と建物の壁から20センチ程の間でバットを振って遊んでいた。本来なら巻き藁稽古をしなくてはならないのに。

その頃、会社の早朝野球の選手だった。時折、新聞に本塁打○○と名前が載る。弓道の試合より、野球の方が載る率は高かったかも。

 「フィールドオブ・ドリーム」から始まり、「木更津キャツアイ」、「瀬戸内少年野球団」「がんばれベアーズ」と、野球と名が付けば観た。ついでにいうなら戦争映画やドキュメンタリーもよく観る。となると、バンクーバーの朝日は文句なしの映画かも。


組み体操

2015-09-19 | 暮らし

今年も待ちに待った運動会。運動会は見ているだけでも楽しい。

全校で700人程になるので、どこにいるか見つけにくい。それでも、楽しい。

応援がまた、けなげである。1年生が上級生に習って、いっちょ前におへそを上へ向けている。

しかし、今年は例年見せ場の5年生の組み体操が質素になった。練習中の怪我が全国的に問題になったらしい。けがはしてほしくないが、積みあがるピラミッドを見て感動する。

騎馬戦もなくなったし、今年は綱取りもなくなっていた。玉入れと、綱引きだけしか残らないのか。

救いは、6年生全員のリレーだった。これは盛り上がる。

 


富山県広域消防防災センター

2015-09-19 | 暮らし

市内の女性防火クラブの夏期研修ということで、富山県の防災センターへ行った。「四季防災館」というところで、地震を体感したり、煙の中で非常口を探す体験、風速30mの風を受ける体験、消火器を使って火を消す体験など、実際やってみてドキドキ、オロオロ、キャーキャー。

震度3から震度7と体感した。また、福井地震、神戸の地震、東日本の地震と時間と揺れ方の違いも体験した。神戸は一瞬の揺れで高速道路が倒れ、火事が起きた。東日本の場合は、揺れる時間が長い。これは怖いと思う。わたし達は、狭い台に揺られているだけだが、町中が揺れていたら、想像が出来ない恐ろしさだ。

風速30mの部屋は、髪の毛は逆立つのはもちろんだが、息が出来なくなるので、横を向かなくてはならない。

一番怖かったのは、煙にまかれたときに、「戻らない」という鉄則を聞きながらも、壁から階段に替わったところで、真っ暗で怖くなり戻りそうになった。迷路のようなところを体勢を低く取りながら、非常口の明かりを探すのは難しかった。

ここには、他にも津波の体験や、風雨の体験も出来るように、長靴やレインコートも用意されていた。

あっという間に1時間半過ぎてしまった。3Fには、火山についてと、山の遭難救助の説明を聞いた。富山は立山で守られ、石川は白山で守られているので、台風などの災害の影響は少ないとあらためて思うが油断禁物。

説明される方は「富山は県庁は古いですが・・・」と、言われ、防災センターに力を入れていることを語った。「石川は県庁は立派ですが。」と、心の中でつぶやいてしまった。

災害はどのような形でやってくるか分からない。日頃の知識も大切だが、体感することはいかに動けないかを知ることとなり、本当に直面したら自信がない。防災訓練は積極的にしなくてはならないと思う。

 

 


ハンモックその後

2015-09-16 | 暮らし

孫たちは、うちへ来る度にハンモックに揺れる。そろそろ涼しくなったので片付けようかと思ったが、別に寝室にお客を招くわけではないので子供たちが喜ぶなら慌てて片付けなくても良いかと、そのままにしてある。

kouは「だれもおらんとき、じぃじはハンモックにのっとるかなぁ。」ベットの横にあるじぃじの写真を見ながらいうので、「今、一緒に乗ったら?」と、写真を手渡した。「笑ろとるんね。なんか思い出す・・」と、いう。くううう・・。心にしみる。しかし、本人はそんなに深く考えていないと思う。

わたしが小学校3年の時、祖母が亡くなった。その時の作文を父はいつまでも大切に残してあった。教室に貼り出されたそうだ。実は、わたしは覚えていないのだ。作文のことは覚えているが、褒められた記憶はない。こういうのは親の方が覚えているのだろう。

いや、子どもの言葉だけでなく、殿の言葉も、わたしの言葉も、記録しなければ、日ごとに消えていってしまう。あるいは、自分の都合のよいストーリーにすり替わる。

その後の人生の為に、嫌な言葉は流して、良い言葉は溜めておいて、気持ちよく過ごしていこう。


ことばの不思議

2015-09-15 | 暮らし

先日、十万石まつり弓道大会の準備をし終わったら、ちょうど弓道場の後ろで花火が上がったので、みんなと終わるまで見ていた。真上に上がるので圧巻だった。久しぶりに間近で花火を見ることが出来たことと、夜の寂しさがみんなと過ごすと紛れるので良かった。

ところが、前の会社の年配の女の人がたまたまそこで花火を見ていての帰り、「もう、落ち着いたけ?」といきなり言われ言葉が出なかった。落ち着くとは何だろう、平常に戻るということだろうか。たぶん、葬儀を終えて一段落ということを言われたのかもしれないが、喪失感に落ち着く場所はないなあと思った。言い淀んでいると、「だんな、おらんようになったら楽になったやろ。」と、自分の話の流れで言うので、またまた絶句していた。一緒にいた同じ会社だったYさんが話をつないでいたのでしゃべらずにすんだが、多くをしゃべるときは気をつけなくてはならないなあと思った。他意はないのだろうが、心無い言葉とは、このことなのだろうと思う。あまり親しくしていない人の言葉は突き刺さる。また、そういう人には出歩いていると、平気で遊んでいると思われるのかもしれない。

どちらにしろ、ひとりになるということは厄介なことなのだ。ふさぎ込んでいるべき者が楽しそうにしているのは悪い事のように思えるのかも。

不思議なことに、葬儀に来てくれた親しい人に「落ち着きましたか?」と、言われると「何とか過ごしています。その節はありがとう。」と、素直に言えるのだが。言葉は時と場合によって、あるいは、その人との親密度によってちがうのである。「言葉がでない。」と、いってくれた友達や、何も言わずに泣いてくれた友達を大切に思う。また、「うちにこもっていたらダメやよ。」と、引っ張り出してくれる友達のおかげで、何とか日々を過ごすことができる。ありがたいことだ。


十万石まつり弓道大会

2015-09-13 | 弓道

今年も十万石まつり弓道大会を開催した。

今年は石川県の高校生が大会だったので、福井の高校だけだったが、和気あいあいと運営できて無事終了できた。

高校生は、昼の休憩には祭りへ繰り出したが、大人たちは昼食をとったらそのまま会話が弾んで、腰を浮かせず話し込んでいた。

久々に介添えをした。友達が撮ってくれた復活小百合。

 

 

 


MAGNOLI (マグノリ)

2015-09-12 | 暮らし

体育協会で知り合ったSさんのご主人は山中の県民の森の手前にある「権兵衛」(ごんべえ)という蕎麦屋をしている。昨日、国体の壮行会へ行くと、Sさんに「娘が喫茶店をオープンしたので、是非。」と、手渡されたパンフを見て、早速娘家族と出かけた。

蔵を改造したところで、大きな看板とかはないので注意。権兵衛へ行く手前にある。

座敷になっているので、子連れでもゆっくりできる。

イチジクのシュークリームが美味しかった。

ちなみに、マグノリという店名は、朴の木の学名「マグノリア」からきているとのこと。