まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

なだれこむ

2008-12-27 | 暮らし


クリスマスの日、パン屋2件をはしごした。
クリマスらしい風景は、夜のパン屋だと気づいた。
街がクリスマス色になればすぐに正月。



クリスチャンではないがクリスマスといってそれなりに祝う。
ケーキを食べる日というほうが正しいかもしれない。
そして、大晦日にはお寺の除夜の鐘を聞き、元旦の朝には神社で柏手を打つ。
何もかも受け入れる柔軟で優しい日本人らしさだ。
付和雷同でもあるのか。



とにもかくにも、無事年を越すことはありがたいのである。
クリスマスが終わるとすぐに、正月になだれ込んでいく。
このようにして月日はどこかへなだれ込んでいくのだと思う。
流されて生かされて年が明けて、来年は景気が悪いのであればなおさら笑顔と健康が大事だと思う。

英語の授業

2008-12-25 | 暮らし
新しい指導要領案がでたという。わたしたちが受けた「英語の授業」が「英語で授業」となるらしい。日本語も満足でないのに、英語で授業となるとどうなるのだろう。英会話が中心となるのだろうか。
皆がグローバルな子供達になるのはよいことだろう。
しかし、海外旅行や道を聞かれたときに便利という英語ならそんな機会が今までに片手の回数しかないわたしにとって、英語より日本語・・と思ってしまう。

敬語もうまく話せない、漢字も読めない書けない大学生がいる。

また、日本史の必修化は見送られて、引き続き世界史が必修とされたらしい。
日本の歴史も知らないで、世界史へいきなりいって大丈夫なのか。
とはいえ、第二次世界大戦がどうして勃発したのか、この前のTVで納得していたのだから、あまりに大きなことは言えないわたしであるが、国語を知る。自国の文化を知る。歴史を知る。その上で世界へ出て行かなくては、裸で外出するようなものではないか。

どちらにしても、中途半端な勉強しかしてこなかったわたしが力説することではないか。
知りたいときが勉強のときなので、そんなに悩むこともないとは思うが、指導案を作った人の目論見が知りたい。


緊急通達

2008-12-25 | 仕事
トヨタをはじめあちこち雇用の問題は逼迫している。
そんな中、うちの会社も費用を抑えるための通達が来た。
無駄な出張、無駄な接待をしないこと。
昼休みには電気を消すこと・・と、消されたら机の上が真っ暗になって
何を食べているのか分からなくなった。
「キャーまっくら、もう少しでウィンナーを鼻に入れてしまうとこだった・・」と、騒いだ。暗くても鼻に入れるのはおかしいが。
お陰で、我々おばさんの上の明かりのみ点いた。

このパワーをも省エネしなくてはいかん。
騒ぐとお腹がすく。時折このように会社方針を曲げてしまうとなると、解雇は近い。静かにしていよう。
騒ぐ人のそばへは行かないようにしよう。仲間かと思われる。

しかし、上の人の中国出張もインドネシア出張も減らしてくださいね。
おまけに食べられないお土産はいりませんよ。(ナッツに小さい虫が入っていた)
お土産は、関空のお土産でいいです。
うーん、これも我がままか。

ぼくちゃん

2008-12-20 | 暮らし
嬉しくて仕方がない。
先週「工房唐子」へかねてより欲しいと思っていた「ぼくちゃん」を、引き取りに行った。お金に糸目はつけないと言ったにも関わらず、唐子さんは遠慮がちな価格で譲ってくれた。わたしの「ぼくちゃん」に対する愛情に負けたと思われる。



唐子さんが入れてくれた珈琲(カタナカのコーヒーではない)は、器も素敵で娘と工房を満喫し、もっとゆっくり時間がとれたら良かったのにと思えた。


しかし、この日唐子さんは「ぼくちゃん」との別れを惜しんでか手直しの必要があるとかで、後日郵送ということになった。
週明けに送られてきて何度も写すが夜ばかりでいい写真が撮れない。
フラッシュをたくと色がとんでしまうのだ。
また、蛍光灯モードにしてもいまいちだ。可愛くて、いろいろな位置に置いて撮影会を行った。
飾る場所は陽のあたらない場所で、いちばん人目のつく廊下の隅の飾り棚だ。


結局、本日晴れたので撮影会。
実は掃除を兼ねてあちこち移動させて喜んでいたのだった。



早く娘に見せたい。今度生まれたkenちゃんみたいな感じなのだ。

3億円

2008-12-17 | 暮らし
弓も引かねば中たるまい。(雉も鳴かずば撃たれまい)
くじも買わねば当たるまい。
年末ジャンボ宝くじ。「あさって迄です」と、通勤中にラジオから気持ちを揺さぶる声が。
もし当たったら老後のために貯蓄とか、人に言うと殺されてしまうとか心配をする。なぜ、宝くじはもしかして・・当たるのだろう。

交通事故は、もしかして今日ぶつかるかもしれないのに、ぼんやり運転している。
癌とかインフルエンザも、嫌だなと思いながらも自分だけはかからないと思っている。いや、正確に言うと、かかりませんようにと願って考えないようにしている。
地震も、もしかして出遭う可能性はあるのに、宝くじのときのように命をとられる心配をしていない。自分だけは生き残る予定だ。
もし心配ならすぐにでも、リュックに食料やその他の必要品を備えるが、そのうちにと思うだけだ。
もちろん、災害に備えている方もいるに違いない。
しかし、そういう人はきっと宝くじも当たると信じているに違いない。
災害の確率より高い割合で。

こんなことを宝くじ発売の頃にいつも考えているが、買わなくては当たらない。
何もしないのに、痛い目に遭うのはなぜだ。

ISO審査  生け贄の巻

2008-12-12 | 仕事
人聞きが悪いが生け贄になった。
本日のISOの審査で、よりによって課長が審査官にわたしの注文書ファイルを持っていくことになった。
日頃からばっちりのお客様のファイルを渡したので、自信たっぷり。
非の打ち所がないと思ったが、彼らはすごい。
こんなに人のあら捜しがうまい頭の良い人は、さぞ家族とのお付き合いはぎくしゃくしているに違いないか、あるいは、相当奥様に痛めつけられていて、真面目に働いている弱き者をちくちくいじめようとしていると思いたくなるような、細部を突いてくる。

12/10出荷のものを前倒し出荷して、12/1に他の荷物とまとめ運賃を節約したものがあった。客先の承諾を得たかというのだ。
運賃節約して客先から運賃を取らないことは、客先にとってはありがたいことだが、書面での承諾が残っていないという。
前倒しできるものは出してください。と、客先から電話で言われていてもだめ。
証拠が残っていない。そんなんいちいち書面でとっておかんよ。おまけに早く出してって客先から言われてるのに。しかし、ここではそんなことは言わない。
とにかく審査官の欲しているものを即座にださなくてはならない。
酔っ払いにこんな料理が食えるかと、言われているのと同じである。
抵抗せずに特上のマグロのトロを出さなくてはならない。

次々に証拠の書類を提出する。これでは、FAXや紙の無駄遣いになる。
「あなたが環境に留意している作業はなんですか」
「あんたさんみたいに、何もかも書面でFAXでというのをなくし、送り状のFAXですべての了承を信用をもって完了させる・・」とか、言いたいが、とにかく従順でないと減点なのだ。どんな理不尽も耐えるのがISOだ。

おまけに、すべての証拠書類を裏面利用でない紙でコピーしろと。
ペーパーレスの時代にこの人たちは、一体何に操られてこんなに四角くなっているのだろう。
審査官を見送るとき礼をしながら上目遣いに課長を見たら、オーケーサインを作って笑っていた。やれやれ・・
何の生産も生まず、環境保護に逆行している彼らを審査したいわ。

裏の裏をとって、あれ出せこれ出せといわれて出した。
後で、課長に完璧やったと言われたが、途中でわたしが偽装工作をしたことを彼らは知る由もない。ぐふふふ・・・マグロのトロは実はこんにゃくだった。

我が家の今年の漢字

2008-12-12 | 暮らし
毎年漢字一文字でその年の世相を表わしていますね。
それで、我が家も考えました。
娘が無事出産。その間2歳の孫が肺炎で入院。舅の入院。
みんな治って良かったと思っていたのに、
ドックでひっかかって旦那の入院ただ今療養中。
女達すこぶる元気。

で、「注」です。
病院の注射のイメージと、健康に注意をという意味。
そして、何より元気を注入することです。
良い酒、良い食べ物を取り入れることも大切です。
蟹の解禁の看板に誘われますね。酒、蟹。

では、みなさんのご家庭の漢字は??

正しい見方

2008-12-11 | 暮らし
益川さんがノーベル賞受賞を受けているニュースを見て、2歳5ヶ月の孫が
「しげ爺かなあ・・」と、言ったとのメールを主人が病院のベッドからわたしに嬉しそうに見せてくれた。
確かに、旦那は白髪でめがねだ。
益川さんを10才ほど若くすると似ているかもしれない。
孫は、似ていると言いたかったのかもしれない。しかし、ノーベル賞を受賞する人と似ているのは良いことだ。
悪いことをした犯人の写真をみて「・・・かなあ」と、言われたら残念だ。

しかし、認識するということはたいしたものだ。
きっと、そのうち吉永小百合の映像をみて、「バアバかなあ・・」と、言うだろう。楽しみだ。




爺、浣腸事件

2008-12-09 | 事件簿
どうか食事を控えている方は読まないでください。

ちょっと前まで入院していた爺さん(舅)が、大便が出ないという。
3日間出ないので、例のいちじく浣腸を買ってきてくれと言って一万円を渡された。
夕食の後、買いに行くと300円で、2個入っている。
薬局の薬剤師に聞くと、直腸を刺激し、全部出てしまうので害はないとのこと。

帰ってから説明を読んであげたが、どうも分かっていないらしい。
おまけに自分で出来そうもないということが分かった。
とにかく、入れてから3分から10分は、我慢するようにと目覚まし時計をトイレに置いた。

さて、誰が手をくだすか。 
旦那は入院中、婆さんも「どうすればいいか、わからん」と、放棄した。
夫婦じゃろうがと、思ったが、ここは嫁の出番。覚悟を決めて挑戦。
しかし、その後爺さん、ことのほか我慢をせずに排出。
一回目は無駄となった。やはり、歳のせいでなかなか理解したようで、物事を理解していない。
あるいは、耳が遠くて聞こえないのに分かったふりなのか。
爺さんと婆さんと3人で、わあわあ、きゃあきゃあと。わたしは泊り込みのホームヘルパーさんのようだ。
さすがに、二度目のチャレンジは婆さんが挑戦。
わたしは茶の間に退散したが、2人の部屋からは、戦闘最前線のような婆さん機関銃が炸裂していた。

その後、わたしのところへ来て、ひとしきり事の顛末を語り終え、何故か2人で大笑いして、本日はこれまでということにした。

爺さんの誕生日でケーキを買ってきたのに、とんでもないこと。
しかし、ケーキは爺さんしっかり食べていた。
どういう構造か分かりませんが、とにかく一幕終了。

明日は平穏無事でありますように。
とにかく、癒される写真を見なくては。

身にまとう色

2008-12-07 | 暮らし
ここ1週間、だんなの入院で衝撃を受けていた。
金曜に、治療方針が決まり、どうにか先が見え、来週末には退院となった。
先週ずっと、暗い気持ちでいたが、呉服屋のTさんから電話があった時は結果も出て、顔を出してくださいとの連絡に喜んででかけた。
Tさんはいつも明るく、話をしていると楽しくなる。
また、華やの社長さんも、わたしとだんなの共通の弓仲間と懇意ということで、ご縁を感じていた。

今日は、素晴らしい絞りの芸術に触れることができた。
八代亜紀さんの紅白の衣裳を見てください。
藤井さんが手がけたんです。




その絞りの技術、手のかけ方は途方もない根気を要する。
また、樽に漬けて染めたときの「きわ」が、なんともいえなとのこと。
息子さんがいらしていて、作品を見せてもらった。



ストールで、見事な東山を描いているものが、素晴らしかった。
東山を白山に換えたら、きっと買ってしまうかもしれないと思った。
しかし、そんなことを言って白山が出来上がったら、呼ばれるかもしれない。
それまでに、お金と体調を整えておかねばならない。

山の色のような着物に出会った。



デジカメで、蛍光灯の下ではなかなか色が出てこない。
社長に蛍光灯のモードに変えてもらった。
なんという、初歩的なことも知らずに、しかし、何とかカメラに収めたい気持ちは通じた。
また、素晴らしい絞りのストールを羽織らせてもらったときに、暗い色が重くのしかかった。社長さんに「落ち込んでるので、この裾の暗いのが気にかかる・・」と言うと、気持ちが落ち込んでいるときは、明るい色がいいですよーと。
身にまとうものには、不思議な力があります。と、言われた。
そして、赤の絞りを羽織らせてくれて、危うく買いそうになったが、この後病院へ寄らなくてはならないことを思い出して諦めた。
確かに、赤い色は元気が出る。
また、傷ついているときは、黄色が傷を癒すとの事。
目の楽しみだけで買わずに帰って申し訳ないけれど、元気が出た。

家へ帰ると娘が、誕生日ということでからし色のストールをプレゼントしてくれた。華やさんでストールを見ていたので、なんというタイミング。
おまけに黄色系、確かに癒しの色かもしれない。
会社へ行くときに早速使おう。

主人も病院からメールで「きちんと祝えなくて、すびばせんね」と、入ってきた。
ちょい泣きそうになったが、桂枝雀を語ったので減点だ。
なぜ素直に「愛している、会いたくて仕方がない」と、言えないのだろうか。

いつも行く花屋で自分のために花を買った。
娘と同級生の○ちゃんに、
「今日誕生日やけど、花を贈ってくれる人もいないし、自分で買うわ。」
と、言うと「HAPPY BIRTHDAY」のカードをつけてくれた。
笑顔のかわいい○ちゃんでした。



かくして、何人もの人に、強制的に誕生日を祝わせたのでありました。
歳は数えていません。
誕生日という日を迎えることができ、わたしに関わるみなさんに感謝します。
豪華プレゼントをくれた方には、より多くの幸が訪れることを祈ります。
誕生日が過ぎていても、受け付けます。



気になることが

2008-12-03 | 仕事
あまり仕事の話をしたくないが、しかし、気になって仕方ない。
まず、内部統制と言うものがやかましく言われるようになってから、
仕事中、ちょっと席をはずすと、PCが勝手に閉じてしまうようになって、この時点でテンションが下がる。
暗証番号を入れなおしてまた再開させるたびに、ホリエモンとか、村上ファンドのせいだと彼らのせいにして腹立ちを治めるしかない。
それも気になるが、社内の伝達事項に「法の順守」と、書かれている。
最近では「遵守」は、「順守」で、良くなったのか。
時として、新聞にも順守となっていることがある。
いつのまにか、わたしになんの断りもなく?
遵守は遵守でなくてはならないということを、ずっと遵守してきたのに。

もっと気になるのは、少し前まで残業をしなくては、仕事がこなせなかった。
わたしの技量が向上し、仕事の処理能力がUPしたのではない。
明らかに注文が減ってきているのだ。
残業どころか、少なくて早仕舞いしたいと思えることもある。
仕事がたくさんあったときでも、早退はしたかったのだが。

以前は注文書が雪のように机に重なっていたのに、今は見積もり書がたまっている。
おまけに、当て馬と分かるようなものも多々ある。
時折、忙しくなるのは、「至急ほしい」「納期を短縮して欲しい」という時だ。
小ロットの短納期。お客様も在庫を持たなくなってきたからだ。

ニュースでも、派遣のみならず正社員も危ない雇用の問題と言っている。
中国もオリンピック後、バブルがはじけたし、アメリカも、もちろんわが国も。
麻生さんは「雇用、解雇」という字を、ちゃんと間違わずに読めるのだろうか。

インドからの手紙

2008-12-02 | 暮らし
会社の研修に来たインドの人と手紙のお付き合いが、かれこれ15、6年となる。
娘達がまだ小学生だった頃からで、料理部の誘いで一緒にカレーを作ったり、弓道を見せたりして仲良くなった。
3人いて、そのうちのひとりで、スラリとした男前の顔は真っ黒だが、独身のバルゥさんという人だ。しかし、このバルゥさん、インドには同じ名前がたくさんいるらしい。正式には、バルサブラマニアン??お互い呼び合うこともないので、正式名称がこのような発音かも分からない。
いつも日本語でくれるが、中身は15年来殆ど変わらない。
しかし、ひらがなに漢字が混じるようになってきた。
とにかく、誕生日とクリスマスのカードをくれる。

今回、インドのテロで心配で手紙を書かなくてはならないと思いながら、英語が苦手なわたしは、翻訳ソフトでなんとか訳しながら、改めて国際的なお付き合いは、難しいなと思う。
とはいえ、年に1、2回の手紙にお答えしなくては。
前に「あなた、なぜてがみくれないですか」と、単刀直入に書かれていて苦笑した。
それにつけても、今回のテロに巻き込まれた日本人もインドの人も、痛ましい。
罪もない人の命を奪うことは、あってはならないことだ。

しかし、このやるせない気持ちを英語でどう表現すればよいのか。
悩んだ末に、「お元気ですか。こちらはみんな元気です。」と、書くしかない?
それで、彼も15年経っても、わたしたちの英語力が向上していないと感じるのだろうな。