まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

大きなぶどう

2023-08-31 | 暮らし
いただきました。
ルビーロマン・・・になるとこだったブドウ。
シャインマスカットもそうだけど、房の中の一粒一粒を摘果というか、摘粒する。
そして、大きな一粒にしていくので、それはそれは口に入らないほど大きなルビーロマンは、そうそう金額的にも口に入らないのである。
でも、美味しいよね~







石川国体記念大会のあと

2023-08-29 | 弓道
会長のご挨拶の中で、石川国体を覚えている方・・と、「はい覚えています」と心の中で返事して、何人かの挙手に交じって手を上げた。
前の列で一緒に立ちを組んだkちゃんも手を上げていた。
選手だったから覚えているよね~と、心の中で思いながら、そうであったことを知られたくない気もした。
あまりに中らないからだ。
しかし、今日は加賀が当番なので、記録係としてずっと大会に張り付いていなくてはならなかった。


おかげで、国体選手の素晴らしい射を見ることができ、おまけに山中のD君の国体選手に引けをとらない決勝戦での闘いを目の当たりにした。

さて、素晴らしい大会のあと、全国レベル的な決勝戦の話をしながら帰路についたが、この後大変な渋滞に巻き込まれることになった。

手取川橋の架け替え工事などもあって、高速道路は徳光を過ぎると一車線になっていく。
そのせいでゆるゆると進んでいると思っていた。
幸い相乗りで、4人一緒にいたので1時間くらいは止まっていても話をしながら、気が紛れて、スマホでの情報を見たり、異変に対しておおらかだったが。美川の手前で乗用車とトラックが追突、別の場所でも追突事故があるとのこと。この状態だと救急の時動けないだろうと不安になる。

2時間近くなると、車の中はどんより暑く、不安がつのる。
K先輩はひとりで運転しているので車中は退屈だろうと電話してみた。
「どのへんにいますか?」
「あ~、もう家に帰ったわ」
「え~・・わたしらは渋滞に巻き込まれてますわ」
「下道(八号線)で帰ったし」で、あった。
さすがである。
帰りはお急ぎでなかったら国道を走ったほうが正解だ。

左を見ると、女性がてくてく歩いている。
ma「高速を歩いちゃいかんよね。」
x「暑いし、いらいらして喧嘩したんやろか」
mi「そうかも・・」
x「俺もかみさんと喧嘩して、車から降りられたことあるわ」
mi「腹立てて降りたん?」
x「そーや。俺、何にも悪くないのに・・」
ma&mi「それがいかんのやわ!」
mi「俺が悪くないという考えが一番いかん。」
ma「ごめん俺が悪かったといえば、即解決やと思うよ」
女性群は口々に言った。

そうやって時間をつぶしながらも、トイレの心配とか、2時間以上びくとも動かないのはしんどい。
これが真冬の大雪だったら怖いだろうね。
4時半に県武道館を出て、加賀市の武道館に到着したのは7時半過ぎていた。

橋の工法が珍しいらしく、よく追突するらしい。
翌日のニュースにも、新聞にも渋滞のことは全く書かれていなかった。
日常茶飯事なのか?

あなたならどうする?

2023-08-26 | 料理
休みの朝、パン屋さんへ行って、朝食用のパンを買う。
いろいろ買った中で、お気に入りの豆パン。
金時豆がたっぷり入って美味しそうなので、ふちに豆が固まっているのをトレイに載せたとたん豆がトレイの上で離れた。


この外れた豆をトレイに残し、店員が袋に入れず引っ込めたので、思わず反射的に「それもください!!」と、懇願した。
若いときは、こういう場面でたいがい黙って我慢したが、最近はとっさに声がでるようになった。
これは成長とは言わないだろう。何なのだろう。
逞しく生きるためには、日々の些細なことを丁寧に積み重ねなくてはならない。いわゆる弓道精神だ。
中っても、中らなくても全力を尽くす。
尽くして求める??

後で、娘にラインした。かっこ悪いかなあ、豆ごときで。
娘「でかいやん。もらうべき」だった。
主婦だわ。

なんとなく、満足気分だった。
余すところなく頂かねば。


はかない人生

2023-08-25 | 暮らし
暑すぎる。今日も35℃だった。
エアコンをつけなかったら数分で死にそうだ。
セミは暑すぎると鳴かないそうだ。
確かにセミの鳴き声を聞かない。
少し涼しいかなという時に、夏休みの終わりを告げるように鳴き声が聞こえた。
セミの羽化は、薄みどりの羽を少しずつ広げていくのが妖艶にも思える。
このはかない命。

さて、暑すぎて素足にサンダル履きの毎日だが、職場では一応靴下を履く。
職場の上司も、家へ帰るとすぐ靴下を脱ぐ・・と、話していて、
「わたしも、はかない人生ですわ~」と、つい。
セミかい。

はかない人生とは言え、弓道着には草履。
足袋には草履のほうが楽である。
先日、長年履いていた草履の裏がペロリと剝がれたので、小松の履物屋さんへ出かけた。
加賀市には草履を売っているところがない。
呉服屋で購入するとバカ高い。
まさしく、小松市38℃の日に、近くの駐車場から日傘を差して歩くこと3分。その3分が堪えられない。
しかし、お店の奥さんも汗を拭きふき、いくつかの草履を出してくれて、大変リーズナブルなお値段で。
結局、ふたつで一つくらいの価格で、チョー渋い草履も質がいいので買ってしまった。
おばばの草履色だが、履くほうもおばばなので良いのだった。
これらの草履は帰ってすぐ、道場通いに使った。
残りのはかない人生に、しっかり履くのである。





出汁を薄めて

2023-08-22 | 暮らし
そばの出汁が少し濃くなった。
氷をひとつ入れて「少し濃くなったし・・」と、言うと
婆さんは「薄めりゃどーもない」と、言って、その出汁も飲み干す勢いで
「うまい、うまい」と、言う。
血圧が高くて、薬を飲んでいて、定期的に診察と検査に行っているが、血圧の値は良好。
薬を切らすとどのくらいになるのかは分からないが、薬を飲んでいても塩分の取りすぎは良くないだろう。

さて、そばの出汁をすすっている時、TVのニュースでアナウンサーの声が流れた。
「岸田総理は、基準値を下回る濃度に薄めて放出すると決定いたしました」
基準を下回る濃度に薄めるということは、基準を上回っているということなんだ。と、理解した。
「処理水の具体的な排出時期については、気象海象の条件に支障がなければ、8月24日から薄めて放出する」
やっぱり薄めて放出するって言ってる。

これから何十年、何百年先を見据えるということではなく、今目の前にある厄介なものをどうするか、なのである。

「一方、政府は、休漁期間である8月中に放出を始めることで、海水のモニタリング結果を示し、安全性をアピールする見通し。」
放出してすぐ影響があっては言語道断。
薄めたらモニタリングしても影響がないに決まっている。
薄めた出汁を全部飲んで、薄めたから塩分取りすぎになっていないと豪語する婆さんと同じだ。

お盆

2023-08-15 | 暮らし
弓の置き場をオロオロ探しているうちに、お盆になってしまった。
その間、日本にいるとばかり思っていたYちゃんがハワイにいるというので、大火事はいきなり身近な出来事と思えて怖かった。
リモートワークをしていたのだと後で分かった。
世界のどこにいても、PCでつながれば、すぐ近い感覚だ。
ハワイの被害は甚大で、かといって、何もできず、日本は暑い暑いと言っているうちに、またまた台風と大雨のニュースで、被害が報じられている。

世の中は大変だが、我が家は平和だった。
弟家族は、自分んちの裏山でキャンプBBQ。
夜のぞきに行ってビールを飲んで楽しんだが、帰りに代行を呼んだら地図にないという。
あーだこーだと、近くの公園の位置を目安に来てもらった。
電話番号で、ピンポイントでナビが連れて行ってくれる昨今に、地図にないとは。






我が家は14日に全員集合し、殿と爺ちゃんを迎える。
nanaは殿を知らない。殿はnanaの誕生を喜んで癒されていたのだが。
ふたりの写真に「どっちがじいちゃん?」と、聞くので
「どっちも爺ちゃんで、ばぁばの旦那がじぃじで、こっちの男前のほう」
「・・・」
男前が通じなかったようだ。
そのnanaも小学3年生だ。

ソファーを移動させ、BBQ用のテーブルを組み立てて10名のしつらえを。


ひとりでいると広い感じだが、みんな大きくなったので、部屋が狭く感じる。
夏は暑いので、リビングで集合。
仏間でお参りをしてから、全員移動する。
始まると、しっちゃかめっちゃかで、食事のあとは、中華メニューを叫ぶカードゲーム「音速飯店」で、盛り上がり、ダーツで盛り上がり、久しぶりの将棋で、ばぁばの力を見せつけ、それぞれが思い思いに楽しんだ。
じぃじに感謝を。


今年は芝寿司のオードブルを頼んだ。
ふたつ頼んで、刺身と、娘たちの差し入れを加えたら、まるまるひとつ余ってしまった。煮物や、おはぎが入っていて、婆さんはごきげんだった。




弓の置き場所

2023-08-10 | 弓道
ついに小松で40℃の記録が出た。
その日、日本一とTVで報道された。
その日、わたしは日傘を差して、小松の龍助町界隈を歩いていた。
アスファルトだらけの町並みで、網に載ったうなぎの気分だ。
怖い。
地球はどうなるのだろう、このままでは炎熱地獄さながら。

その夜の稽古で、道場にある温度計は33℃。
工場用の扇風機3台。窓を開けても涼しい風は入らない。
弓具を保管してあるロッカーを開け、弓を取り出すと、弓巻がほんわり暖かい。
コンクリート建ての3階の通路内側なので、そんなに温度変化がないとはいえ、この暑さだ。
逆に、こもった熱は逃げないだろうし。

いつも家に持ち帰る弓は、居間の隅のエアコンの中らないところに置いているが、日中不在の時、居間はどうなっているのだろう。
夕方、帰るとすぐ部屋を全開にするけど、この頃は熱風が入るので、すぐにエアコン全開だ。

竹弓や竹矢は、酷暑には弱い。湿度も関係する。
快適な状態にしておかないと、中るものも中らなくなる。
もしや、すでに弓が狂ってきたのかもしれない。
ここという場面で、的中しないではないか。
弓のせいではないのか・・・。
人間も快適状態にしないと、引いている最中に、的が二つに見えたりしたら大変だ。
先日は、的が遠のいていく気がした。



県民スポーツ大会

2023-08-07 | 弓道
題名に、県民スポーツ祭と入力しそうになった。
祭りが終わった気分だからだ。
暑いとはいえ、エアコンのきいた部屋が控室にあてがわれた。
なんとありがたいことだ。しかし、だからと言って好成績が出るかといえば、そうではない。
わたしの中たりは、初めの1本と、最後の1本だけで、これがオセロなら真ん中が裏返って皆中なのに・・と、つまらんことを考えるのみだ。
「2回戦、大谷君とおんなじ、押手が痙攣起こして、そのまま引いてだめやった。1本しか中たらんだ・・」と、S君がいうので
「痙攣も起きんのに、1本しか中らんだよ」というと、ぐふふ・・と、笑われた。
なぜだか、県体はみんな的中が落ちる。
普段の的中より2~3本落ちるね。
本当に実力のある人以外は凡人の2本減。
そして、結果を見て「5割中ればいいほうやね」と。
練習は裏切らないというが、裏切られてばかりだ。
いや、まだ足らないのだろうか。
しかし、この年では過度な稽古は身体が疲れる。肩が壊れる。休むのも稽古のうち。この稽古三原則を頑なに実現し、現状維持に努める。
現状維持でも高齢者にとっては感心なこと。
お身体は大切になさって・・。痙攣がおきるぞ。

打ち上げのビールの苦かったこと。
それでも、老若男女が集い、乾杯し、反省し、笑い合う楽しさよ。
来年こそは監督になりたい。
若者を育てなければ。そして、報奨金をいただき、美酒に酔いたい。
人の褌で相撲を取るなって、人の褌で乾杯はやだな。

青のオーケストラから (同じ弦でも)

2023-08-07 | 弓道
NHK交響楽団とのコラボ。「青のオーケストラ」迫力の生演奏が、再放送されていた。何回聴いてもその響きは身体を浄化させる力がある。

Eテレでやっているアニメで、高校のオーケストラ部を舞台にした青春ストーリーとN饗とのコラボ。
このアニメには、主人公の青野一という天才的なヴァイオリニストを担当するN饗のヴァイオリニストが登場する。

軽騎兵序曲(スッペ)
カノン(パッヘルベル)
「四季」から「春」(ヴィバァルディ)
「カルメン」前奏曲(ビゼー)
交響曲第9番「新世界から」(ドヴォルザーク)
おなじみの曲を、TVのボリュームを大きめにして聴く。

とある理由でヴァイオリンを辞めている主人公青野が、高校のオーケストラ部の軽騎兵序曲を聴いて衝撃を受け、彼の止まっていた時間が動き出す。

さて、ヴァイオリンの4本の弦が奏でる音は、人の心を揺さぶり魅了する。
あの4本の弦を、弓を擦り付けて音を出すのだ。

ヴァイオリンは弦(げん)。弓は同じ弦と書くが「つる」。
弓と弦と名前は同じだが、その用途は全く違う。
1本の弦(つる)も満足に離せなくてビロロ~ンという鈍い弦音に、一体誰が心を寄せるだろう。
弓なんぞは自己満足でしかないのかもしれないと思ってしまう。
中たらない弓なんぞ弓道ではないとまで言われる。
その中たらない弓を、弓道人の多くが体験している。
そう、高的中者は一握りだ。
その他の多くの会員の会費で成り立っているというのに、厳しいお言葉。
それでも、めげすに弓を引き続けるって、これって一体・・・。

同じひくでも、弾くのはいいね。
なぞなぞ「引くのに足していくもの何だ?」
弓道の中たり。引いて足していく・・でも、どれだけ足しても積みあがらない。哀れだ。









体温以上の気温

2023-08-05 | 弓道
お隣の市、小松市が39℃になった。
夜の稽古でも、3階の道場の窓を開けると温風が入るような気がする。
皆が口々に異常な暑さを呪い、この暑い中で甲子園や県体だと、大きな事故がない限りは続けるのだろうとあきらめながらも、稽古はあきらめずに続ける。

39℃とかになったら、36℃の平熱同士が抱き合ったら涼しいのか?と、言うと、同級生のSさんが、そんな寒い話はやめてくれ~と。
夏の怪談は、平熱で抱き合うことか。

それにしても、私たちは無駄なことをしている。
この暑いのに、しなくてもよいことに精を出して、暑い暑いと言っている。
的に穴を開けるだけのことに・・と、しかし、的に穴を開ける率が低いので、あづちの土に穴を開けているだけかも。
考えたら寒い。

しかし、人はこの無駄な行為をしなくては生きていけないらしい。
生きていくためには遊びが必要で、どんな小さな遊びでもそれが心の拠り所となる。
どんなスポーツも真剣に遊んでいる。あるいは、命がけで。
6日の県民スポーツ大会も、多くの選手が、まさしく暑さの中で命がけかもしれない。
ちょい、逃げ腰だ。


厳重警戒アラート

2023-08-02 | 弓道
7月30日の日曜、日本中沸騰しているような暑さの中で、県の武道館弓道場で45名集合して講習会を行った。
家から持っていった温湿度計は、33.5℃になり50%の湿度で「厳重警戒」の値を越えると、ピーピー鳴り出す。
午前の稽古を終えて和服を脱ぐことにした。午後は道着に着替えたものの、暑さは変わらない。
休憩時の冷たいおしぼりがありがたかった。
とにかく、熱中症で倒れないように、高齢の方はもとより、若くても油断できない今日この頃。
みんなのチームワークと、事務局の細やかな心遣いに感謝。

明日の高校生の部活は、危険なので中止となった。

夜の道場、やや温度は低くなったが。