北陸の晩秋は暗い空のイメージだ。実際、曇天が多い。みぞれが降る頃はもう気分はお正月につながる。
クリスマスに浮かれる歳ではないと思いつつも、リースやクリスマスにまつわる飾りを玄関に飾る。
12月になると、報恩講さんといって、坊さんが各家々を回るのである。町の案内係が坊さんを案内し、檀家37件を2日間で回る。
昨年は、案内当番だった。雪が降り、車に住職を乗せてお参りしている間、次の家へ行って予告の案内をするのである。そして、再び戻り住職がお経を終えるとまた車に乗ってもらう。本来、男の人が案内するのだが、その頃殿は体力がなく家で待機。
あれから1年経ったのである。「坊さんの来る日にクリスマスの飾りかな」字余り