(前回からの続き)
これまで綴った状況などから、わが国の現在のメイン政策「アベノミクス(≒円安誘導≒日銀「異次元緩和」)」をリードする安倍晋三首相が経済の「マイナス成長王」として、そして黒田東彦日銀総裁がその「金融政策で一国の経済をもっともマイナス成長させたセントラルバンカー」として日本史・・・ばかりか世界史の記録そして記憶に大きなインパクトで残ることになるでしょう。これ先述のように誰もが数字でバッチリ確認ができるわけだから、否定しようがないわけで・・・
・・・ってこれまた上記したとおり、お二人ともアベノミクスのそんな異次元な実績に誇りを持っているみたい?なので、であればもっと多くの人々が、アベノミクスによって日本のGDPが本邦国家予算額とかロシア一国分のGDPに匹敵する1兆数千億ドル・率で30%近くもマイナス成長したという明らかな事実を知ってもよいのではないかと思うものです。けれど、この国でこれに気づいている人、ましてや危機感を抱く人ってほとんどいないのが現実でしょう(・・・でなければ、「桜を見る会」がこれほどの大問題?になるなんてことにはならないでしょうからね)。
ではどうして誰も上記を知らないのか・・・って、最大の原因はメディアがこれを一切?報じないからでしょう。ではなぜ報じないか・・・って、報じたとたんにアベノミクスがはじめから間違えていたこと、そしてこれを主導してきた上記のお二人がマイナス成長をもたらした張本人として強く日本人の心に刻み込まれてしまう・・・ためにメディアが忖度した結果なのではないか。ということは、安倍氏も黒田氏も本心では自分たちがそう認識されるのはイヤなのか?それならどうしてここまで日本経済を激墜ちさせて胸を張っているのか?・・・などなど、このあたりは文字どおり?異次元の世界でよく分かりませんが・・・
今月、安倍首相の任期は丸7年を経過して8年目に入ります。ここでこの「7」という数字、さらに7年目が過ぎようとしているのが2019年末というのは何気に重要です。ドから始まる音階が次のドで1オクターヴ(8度音程)を数えるように、7がひとつの周期の単位と考えられるためです。そして実質的に2013年から始まったアベノミクスが今年末で7年という節目を超えてすぐに新しい年が始まる、ということは・・・
・・・2020年はアベノミクスの長~い?7年間に替わる新たな周期が始まる年、ゆえに激変の年になる・・・可能性があるような気が・・・