(前回からの続き)
昨日8日をもって「東京2020オリンピック」が閉幕しました。昨年来の世界的なコロナ禍で、実施すら危ぶまれたこのイベントが大きなトラブルもなく無事に行われたのは、国内外のすべての関係者、そして、わたしたちに数多くの感動を与えてくれたオリンピアンたちのおかげと感謝しています。
この点、とくに各選手をはじめとする外国のゲストには、わが国の「当たり前」が、どれほど「有り難い」ことなのか、を知らしめてくれたことに対しても感謝です。すなわち、彼ら彼女らは、本邦企業のユニフォーム等を身にまとうことでジャパン・ブランドの多彩さを、野球のボール等からは日本人のモノづくりのきめ細かさを、そしてSNS等を通じて洗浄式トイレの素晴らしさやコンビニに並ぶお菓子類の種類の豊富さ&楽しさを全世界に発信してくれました・・・
上記はいずれも、日本人にとっては日常のありふれた風景です。けれど、グローバルな視点からはいずれもスペシャルでアメージングなものばかり、ということで、彼ら彼女らの驚きと称賛から、わたしたちは、自分たちの経済社会環境(≒メイド・イン・ジャパンに囲まれた環境)がどれほど恵まれているかを、あらためて教えられた思いがします。そしてその環境は、共産主義・・・的な?独占・寡占の形成を許さない、わが国の自由な市場メカニズムと本邦消費者の本物(真の高品質・低価格)を見抜く鋭い目線をベースとしていることも見逃してはならない点でしょう。そこは、上述した諸外国・・・の寡占的な市場や独占的スポーツブランドの振る舞い等を「他山の石」(?)としたいところです・・・(?)
ところで・・・なぜか小声になりますが、そんな日本にも、(残念ながら?)いちばん肝心な部分に真逆の例外がある・・・と考えています。それは・・・(事実上の立法権をも有する)政府、(本邦経済を超マイナス成長に導くべく?超緩和的な金融政策を進める)日銀、(この両者をヨイショするだけの?)メディア、そして(左記を「100%正しい」と断じる)経済学会、の4者、なのですが、これらに共通する特質は・・・カッコ内に書いたことから分かるように左翼的・共産主義的(中国・北朝鮮的?)、別な言い方をすればアンチ市場原理的(市場原理に委ねたら何かとマズいと考えている?)ということ。ではどうして左翼?ですが・・・彼ら彼女らを共産主義者とみなせば・・・ズバリ「独占」利益を守りたいから!・・・ではないでしょうかね・・・???