木洩れ日通信

政治・社会・文学等への自分の想いを綴る日記です。

金と権力に目がくらむ宗教は滅びるしかない

2024年06月26日 | Weblog
松本サリン事件から30年。
警察公安部のターゲットはもっぱら「共産党」だった。この事件の前、共産党系弁護士として活動していた弁護士一家の殺人事件も、もっぱらその筋の事件として、まさかオウムという宗教団体が起こしたものとは考えていなかった。共産党の緒方参議院議員がオウムという団体の危険性を追及していたのに、神奈川県警は捜査をないがしろにしていて、その結果起きた事件であり、サリンによる被害が広がった。「警察」というか「公安」の大失態だ。戦前の特高の流れをくむ「公安警察」は廃止すべき。民事警察で十分。それ以上の陰湿な権限を警察組織に持たすべきではない。
当時高学歴の若者がオウムにたくさん参集していた。それを世間も私も不思議に思ったものだが、彼らに決定的に欠けていたのは幅広い教養だった。社会科学系の学問を軽視した結果だ。それこそ教養ゼロとも言うべき自民党議員が文科省に影響力を発揮した結果だ。下村博文だの萩生田紘一だのおよそ教養とは無縁な連中が文部行政をゆがめてきた。結果の「オウム事件」だ。自民党議員には総退場してもらいたい。維新も。国民の役目だ。もっと国民が賢くならなくてはいけない。
自民党とくっついている公明党もよくない。独自性を失った公明党は凋落の一途をたどっている。金と権力に目がくらむ宗教は滅びるしかない。歴史が教えている。
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