木洩れ日通信

政治・社会・文学等への自分の想いを綴る日記です。

『正義の行方』木寺一孝(講談社)。冤罪の闇

2024年05月09日 | Weblog
「ミッドライフクライシス」とは後期高齢者に起こる症状。特に何もないのに何もする気が起こらない。老人性うつ病と診断されることが多いが薬でよくなるものでもない。
私は70歳の時に「くも膜下出血」を起こしたが、軽かったので、コイル塞栓術という手術で日常生活を取り戻すことができた。幸運だった。それまで高脂血症と言うのでそれを抑える薬は飲んでいたが、手術後はそれに高血圧を抑える薬を飲んでいる。
早起きになり頭痛もなくなった。

「徹子の部屋」。久しぶりの中村雅俊。相変わらずのいい感じ。健康なんだろう。
以前、何気なく「中村雅俊って、首相を務めた細川護熙さんに似てるね」と兄に言ったら「兄弟なんだよ」と教えてくれた。公表はしていないがそういうことらしい。お母さんが東京で料亭の中居のようなことをしていた時にそういうことがあったらしい。お父さんは漁師で、お母さんはスナックを経営していたようで特にいい家の息子ではないが、品がいい。73歳。

『正義の行方』木寺一孝(講談社)
以前にもこのブログで取り上げたことがあるが、福岡県の飯塚市で二人の小学生女児が乱暴された末殺害され捨てられた事件。警察はきちんとした証拠調べもなしに九間三千年さんを逮捕し、2008年久万さんは絞首台に消えた。今弁護団が冤罪を訴え第2次再審請求中だ。
報道機関は事件当時久万さんを犯人と決めつけ、特に西日本新聞が筆頭格だった。久万さんを犯人としたDNA鑑定が揺らぐ今、警察、報道、司法が一体になって起こした「冤罪事件」。しかも久万さんは処刑されている。
私は以前にもこの事件に触れたブログで、真犯人は警察関係者か、公的な任についていた有力者ではないかと推察した。おそらく真犯人が亡くなればその時関係者は冤罪を認めることになるのでは。
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