木洩れ日通信

政治・社会・文学等への自分の想いを綴る日記です。

事件の背後に常にうごめく女性蔑視

2023年05月25日 | Weblog

かっこうがしきりに鳴いている。本来なら6月になってからだと思うけど。地球温暖化はひたひたと進行している。午前中は菩提寺の通信を配って回る。配る範囲が広いのでまず車で回り、近所の分は歩いて配る。
これが年数回。
今は世話人の家は覚えたが、初めての時は大変だった。近所で聞いてもみな他人の家を知らない。田舎でもこんなだからましてや都会は他人のことは知らないだろう。

日本主催のサミット成功というが、今や欧米中心のサミットなど世界から見ればそんなに重視されていないのではないか。それより地球規模の気候変動や食料不足やエネルギー不足に全世界で立ち向かう時なのに。米中の覇権争いなどどうでもいい。軍事力を誇っている時代じゃない。

猿之助騒動。背景に女性蔑視。
封建時代に発達した芸能。女性の代わりに女形が演じた。宝塚は近代になってからの芸能だが、そこにはやはり女性が舞台に立って男性と絡む演技への支配者の牽制があった。それを楽しむという志向にはやはりゆがみを感じる。
そういう世界に生まれた時からいるのだから猿之助さんにも当然無意識にでもそうした刷り込みがある。外の世界、猿之助さんは慶応大学で学んだらしいけど、それでもそうなる。香川照之さんにもゆがみを感じる。夜の店で接客する女性に無理無体を要求するのはそういうところで働く女性には何をしてもいいんだという気持ちが根底にある。今はそういう時代じゃない。それは許されないということ肝に銘ずるべき。

コメント
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