木洩れ日通信

政治・社会・文学等への自分の想いを綴る日記です。

何度でも騙される日本

2018年04月09日 | Weblog

ピントのずれた愚かな人間がトップにある悲劇
現在の日本社会がそうであることはまともな人なら感じているはずだ。
政府をはじめとして、組織という組織が軒並みそうした惨状にある。
ワイドショー的な例で言えば「大相撲舞鶴巡業の騒動」にレスリング伊調馨選手への嫌がらせなど・・・。
舞鶴巡業であいさつしようとした市長が突然倒れた。救急車は呼んだのだろうが到着するまでの間何もできない関係者。これが信じられない事態だ。これだけの大掛かりなイベント、救護の用意はどうだったのか、医師までは無理でも看護師や心臓マッサージの心得がある者を待機させるというような準備はしてないのか。
たまりかねた看護師の観客が土俵に駆けつけ、役立たずの男達をかき分け、倒れて意識を失っている市長の介抱にあたった。「土俵を下りなくてはいけないのは役に立たない男どもの方」である。
最近入院する体験をしたが、何といっても頼りになるのは看護経験豊富なベテラン看護師だ。診断と治療は確かに医師の責任だが、患者の状態を見てどう処置すべきかは看護師の方がよく知っている。
まだ経験の少ない若い医師にとってベテラン看護師は何でも先回りして面倒なことを片付けてくれる「病院でのお母さん」のような存在に思える。
伊調馨選手へのパワハラというか嫌がらせ騒動でも、女子レスリングの拠点の一つになっている至学館大学の学長である谷岡氏は「パワーのない人間にパワハラはできない」と、パワーハラスメントの定義を全く理解しない発言をしていた。この人物は栄氏をかつて使用人呼ばわりしたことがあるそうで、以前からおかしいのか、最近おかしくなったのか、学長などという立場に置いていてはならない人物でしょう。

オスプレイ「横田配備」。
中国・韓国・朝鮮・ロシアの脅威には敏感な日本国民が、「今そこにあるアメリカによる危機」には全く鈍感なのはどうしてだろう。
沖縄の問題と思っていた米軍による被害がいよいよ本土の日常になろうとしている。
日本はアジア太平洋戦争で連合国軍(特にアメリカ)にこれでもかというほど痛めつけられ、そして占領され、以後アメリカに忠実な政治家・政党・官僚が政治を動かして来た。それが積み重なって遂に安倍政権に至ってアメリカに全てを売り渡してしまった。その結果だ。
自公政権、外務省、マスコミが一体になって国民を騙し、国民も騙されて来た。
私の住む長野県もオスプレイの空域である。山岳地帯は格好の訓練地域だ。
これでも「アメリカは好ましく、中国朝鮮は敵だ」と、皆さん言うのでしょうか。


コメント
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