庵KM

技術屋OBの環境問題独り言

経済問題。交通問題。健康問題。そして、日本の国創り問題。快適社会問題。

令和32年には日本が世界の模範と言える国にしよう。

2019-11-17 | 国創り政治問題

昭和の時代には、敗戦後の荒廃した国土の状況から、日本人の叡智と勤勉性によって、稀に見る発展を遂げてきた。

しかし、1980年代の末期になって、将来の国作り目標を見失い、不動産バブル経済に浮かれて、日本人は、完全に狂乱していた。

そのバブル経済の破裂によって、目標を見失った日本人は、世界の中での役割意識を見失って、既存の産業を守ることに閉じこもった。

当時から、気候変動問題が浮上していたのに、直視しなかったり、プラスチックごみ問題も、当面のおざなりな始末に埋没していた。

原子力発電問題には、【安全、安価、安定供給神話の幻想】に落ち込み、原子力族の精神的腐敗によって、問題を大きくしてしまった。

気候変動問題では、1998年には「京都議定書の締結」によって、日本が主導する意気込み見せたが、産業界が壁を作って抵抗した。

産業の国際競争力を阻害することは、やめるべきだとの大義名分だ。

しかしながら、何も挑戦せず、将来の大きな国創り目標も立てないで、ただ既存産業を守ることばかりで、ゾンビ事業が生き残るだけだ。

今後は2050年を達成目標とした、国創りビジョンを掲げて、国民の総意を引き出して、『経済活動と次世代への大きな資産』を創るのだ。

既得権産業にしがみついて、自分の生残りだけを目指す、金満亡者には退場してもらうのだ。

国創りの目標に打ち込む、次世代のリーダーたちを、チャレンジャーとして、浮上させていくのだ。(続)