東矢憲二の「気づきの経営」

経営コンサルタントとしての長年の経験を活かして、様々な気づきをご紹介します。
毎日読んでいただくと、心がホンワカ・・・

本物が評価される時代

2011-04-10 | 失敗の気づき
今回の原発事故を筆頭に、いま社会において問題視されているものは、「本物らしく見えるもの」ではなかろうか。政治家・政党・エネルギー源・商品などあらゆる分野全てに言えると思われるが、一見、その登場によってこれまでの課題が一掃されるような、画期的なものほど、実は大きな問題を孕んでいる。

原子力発電所も、クリーンエネルギーとして鳴り物入りで登場したが、人間の手ではコントロール出来ない化け物であることが分かった。しかし、未だその推進者たちから「間違いを犯したことの謝罪」は殆どない。私が認識しているのは、原子力委員会の委員の発言のみである。

自己の過ちを公衆に発表することは勇気のいることだが、国の流れを変えていく為には、勇気ある行動が必要である。今後は、是非、正しい流れを導きたいと言う、多くの勇者の登場を待ちたい。


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