東矢憲二の「気づきの経営」

経営コンサルタントとしての長年の経験を活かして、様々な気づきをご紹介します。
毎日読んでいただくと、心がホンワカ・・・

職場と性

2009-03-25 | 経営の気づき
現代は、女性が男性化し、男性が女性化している傾向があります。
先日、某社長から、「最近、退職した社員(28歳)は、奥さんから、私との生活を大切に考えてくれるのなら、今のように残業のある会社は辞めて欲しいと言われ、退職届を出してきた」と聞かせて頂きました。


現在の中高年からすれば、仰天する話ですが、今の若者社会からすれば、そんなに驚いた話でもないのでしょう。
女性が男性を上回る、元気のよい猛烈な働き振りをする人もいれば、女性のように細やかな気配りで、職場の整理整頓に心がける男性社員もいます。
要するに、男性の女性化、女性の男性化は、様々な職場で広がっています。

だとすれば、職場の配置も、従来の固定観念から脱して配置することが必要です。
例えば、受付社員はほとんど女性が担当していますが、女性の来訪者が多い会社の場合、細やかな配慮と丁重な身のこなしをする男性社員を配置しても良いでしょう。

要は、性別から考えをスタートするのではなく、「職務目的」を達成するために適切な人、その結び付けを柔軟に考えることが必要だということです。


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