東矢憲二の「気づきの経営」

経営コンサルタントとしての長年の経験を活かして、様々な気づきをご紹介します。
毎日読んでいただくと、心がホンワカ・・・

意識は変わらないことを前提化すると

2012-06-08 | 経営の気づき
「意識改革」という言葉がよく使われる。また、我々のコンサルティング業界では、日常的に、意識改革の研修を開催している。しかし、人の意識はそんなに簡単には変わらない。

特に、外部からの働きかけや押しつけで、短期間で意識変革ができるとは絶対に思わない。だいたい、何を見て意識が変わった事を判定するのだろうか。多分、業績の変容を見て、意識変革を推定するのだろう。

私の方法は簡単だ。理屈は分からなくても良いから、行動そのものを変えてもらう。例えば、3ヶ月先行管理とかいった手法を導入してもらって、仕事の進め方そのものを変えてもらうと、何かに気づく。その時に、意見交換すると、考え方そのものが変わる。

行動を先ず変えることが、意識改革につながるということだ。


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2 コメント

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なかなか難しい (ken)
2012-06-08 10:18:16
気づきを得るって、なかなか難しいですよね。特に、注意力散漫とか、体質的に気づきを得るのが厳しい人がおられます。
こういう場合は、とにかく行動そのものを変えることから入るのも一つだと感じてます。
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極めると「気づき」ですね (パイカジまっちゃん)
2012-06-08 07:35:55
意識改革とは、自分自身でやり続けるのは本当に難しいことです。
そして、意識改革を深く考えると「気づき」につながるのではないかと思います。
東矢先生の今日のブログでの「常に変化する」事をしていけば、気づきにつながる可能性もどんどん高くなって、いつの間にか自分自身の意識改革につながってくるのではないかと思います。
変化を求める行動力が大事だということですね。
今日もいろいろ勉強になるブログをありがとうございます。
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