東矢憲二の「気づきの経営」

経営コンサルタントとしての長年の経験を活かして、様々な気づきをご紹介します。
毎日読んでいただくと、心がホンワカ・・・

年上の弟

2014-05-08 | 私の師匠
先日、年上の弟の一周忌に参列してきました。妹の主人ですが、大学の1年先輩になります。彼の人望は高く、色々なエピソードを聞くたびに、そのスケールの大きさに驚いています。彼が東京でなく、松山で生活していれば、もっと触れ合う機会も多かったのにと残念です。彼の人柄を偲ぶ一つのエピソードを紹介しましょう。

正義感の強い彼は、知らない人でも誰彼かまわず注意します。しかし、その叱り方が何ともユニークなのです。例えば、シルバーシートに若者が座り携帯メールをしていると、わざとその横に座り「ごめん。私は胸にペースメーカーが入っているので、携帯を切ってもらえませんか」としゃべるのです。

最近のペースメーカーは、スマホや携帯をしていても問題ないですから、本当は「私は旧型のペースメーカーをしているので・・・」と言わないといけないかもしれませんが、周囲に座っている人にも配慮したこの優しい諭し方は絶妙ですね。この生きざまは見事です。


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2 コメント

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適切力 (パイカジまっちゃん)
2014-05-10 06:13:06
人は、色々な事を考えたりすると思います。
そして、よく、適切という言葉を使います。
適切とは、本当にタイミングも、そしてレベルも丁度いいという意味ではないかと思います。
素晴らしい年上であり、弟さんだったんですね!
今日の東矢先生のブログから浮かんだ言葉は、適切力。
思ってはいても、そして、やりたいと思っていても、適切な力は、なかなか発揮できないもの。
そして、そのコントロールに優れた方だったんですね。
いわゆる、スマートな褒め方、そして叱り方を会得している方だったんだとお察しします。
素晴らしい方ですね!
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ありがとうございます (ken)
2014-05-10 08:58:55
もっと早くに、彼の偉大さに気づいていればと、残念です。ということで、これからは早く気付くことに注力します。
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