花好き・旅好き80代の北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だったが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり外国は見合わせている。

アメリカ西海岸・国立公園巡りの旅(4)

2010年06月21日 | 海外旅行「北アメリカⅠ」西海岸国立公園

《「ザイオン国立公園」から「ブライスキャニオン国立公園」へ》
3日目、サンフランシスコ空港発9;02のラスベガス空港行きに乗るため、6;20にホテルを出た。
飛行時間は1時間40分だ。
ラスベガス空港に着くと砂漠の中に立つきらびやかな町を横に見ながら、バスはユタ州にある「ザイオン国立公園」に向けて3時間半ひた走った。

「ザイオン」とは、ヘブライ語で「聖域」の意味で、1858年にモルモン教徒が発見して定住した後、1919年に国立公園として制定された広大な公園だ。中でも1番人気は、長さ24km、深さ800mのザイオン渓谷である。
ここは1億5000万年の間に堆積した幾つもの地層が、1300万年前に隆起、侵食してできたという海抜1130~2630mにある奇怪な地形だ。①
岩は赤色、オレンジ色、ピンク色、紫色、緑色、白色などの「ナバホ砂岩」でできているため「虹の谷」とも言われるが、もろい。
事務所でヨセミテと同様の公園入場料を払い、切り立った岩山②③が左右に立ちはだかる渓谷を、無料のバスに乗って奥まで行った。④はバス、⑤はバス停。
高さが900mはあるというこれらの岩山は正に圧巻だった。ここは、上級者向けロッククライミングの聖地でもあるというが、赤い岩肌に人影を探すことはできなかった。
岩山の隙間を縫ってインディアンのナバホ族にちなんで付けられた「ナバホ・トレイル」を登るハイカーが数人見えた。

 ①

 ② ③ 

 ④ ⑤

「ザイオン国立公園」を観光後、2時間半かけて次の観光地「ブライスキャニオン国立公園」近郊のホテルに行き、泊まった。

翌朝は、まだ暗い中を5;30に「ブライスキャニオン」の朝日鑑賞に出発したが、前日からの雨模様で朝日を見ることはできなかった。

4日目の朝食後は、ブライスキャニオン国立公園の「レッドキャニオン渓谷」で、「ナバホ・ループトレイル」のミニハイキングがあった。私と友人は、写真を撮りながら10分余り下り、そして戻った。
風雨で侵食された真っ赤な砂岩の列柱が立ち並ぶ特異な景観に目を奪われた。
昨夜の雨が上がった後だったので砂が飛ぶことも無く、素晴らしい写真も撮れて満足できた。
⑥⑦

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コメント (3)
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