なんでも内科診療日誌

とりあえず何でも診ている内科の診療記録

病み上がりで、ゆっくり再始動

2014年01月14日 | Weblog

 何だか腹部膨満感があって、体がだるい。昼食の弁当は半分食べられたが、食後から腹が張っている。回復の遅さは年齢のためと思われる。病棟の看護師さんも、子供は2日で回復しているのに、自分は(40歳台)症状が長引くと言っていた。

 内科の若い女性医師が当直だった。朝方に来た、呼吸器外来に通院しているCOPDの80歳台男性は肺炎があり、入院になっていた。その後に関節リウマチで当院整形外科に通院していて、何故か2か月前から内科クリニックに行き始めた86歳男性が内科外来を受診した。数日前からそのクリニックで肺炎の治療を受けていたらしいが、治らずに当院に戻ってきた。もともと関節リウマチの治療がうまくいっていない。そこに来て、肺炎に心不全も併発していた。

 相談を受けたが、すでにクリニックで数種類の抗菌薬を使っていた。プレドニン内服でもあり、とれるだけの培養をとってゾシンで治療開始とした。心不全は、これまで利尿剤の投与がないため、数日利尿剤静注して、その後に経口に切り替えれば何とかなると思われた。相談を受けた時に隣にいた循環器科医にさらっと相談した。患者さんは年齢の割に認知症はなく、重症感もなかった。慎重に内科3名で相談しながら診ていくことにする。さらにその後、私が外来で診ているCOPDの80歳男性が肺炎で受診して、こちらは私が主治医になった。

 糖尿病性ケトアシドーシスで搬入された60歳男性は、入院後ずっと食べたくないといっていたが、今朝から食事を要求するようになり、昼から出した。3割程度と思ったほど食べなかったが、やっと糖毒性が取れてきたのかもしれない。

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