
カタクリ(ユリ科)
泉の森のミスミソウの近くの林で
カタクリが咲き始めた。

カタクリは落葉樹林で3月から咲き、
樹木の葉が茂る前に光合成をして、5月には種を落として枯れてしまう。
発芽して6~7年の間は1枚の葉だけで地上に出て鱗茎に養分を貯める。
2枚の葉が出ると花が咲くという。継続観察して確かめたいが気が遠くなる。
昔はこの鱗茎から片栗粉を作った。

カタクリの葉には独特の模様があり、
葉が片側で模様が鹿の子なのでカタカゴと呼ばれたものが、
このカタクリではないかと考えられている。

ただ葉の模様がはっきりしないものもあれば、
大きさにもばらつきが見られた。

保護のため柵があり、どれも下を向いて咲いているので撮影が難しい。
柵の近くに咲いているのがあったので覗き込んでみた。
咲いて反り返った花弁は内側外側に3枚ずつある。
外側のはガクが変化したものだろうか。
その奥は紫褐色に染められている。
保護活動で少しずつ増えているのですか。
チョツト食べてみたくなりましたょ.
又 遊びに 来ます.
保護といってもちょっと縄張りしているだけですから不届き者がいるかもしれません。
特に増えてはいないと思います。
最近では国産の片栗粉は少なく、大変貴重だとききました。
木や森が少なくなってきたからでしょうか。
ギョギョギョ・・・エエエエエエエ。
もう片栗の花が咲きました。
人間ものぐさをしては駄目なんですね。
来る26日に山に入るのでじっくり観察しよう。
こんなに葉も大きくなっているので、春は本格的にきました・・・。
そうだったんです。
桜もちかじか咲くのでした。
目の保養になりました、有難う御座いました。
片栗粉を大量生産するためには、ジャガイモを原料にするのが良いということなのでしょう。
山の中で見かけると楽しいでしょうね。
カタクリを見た帰り道で桜の蕾がだいぶ膨らんでいるのを見ました。次の雨が終わったら開花して春本番でしょう。
保護されているということは、減ってきているのですね。
私は実物を見たことがないと思います。
昔は片栗粉をとるほどたくさんあったのでしょうね。
ちなみにわが家にある片栗粉は、原材料:馬鈴薯澱粉、と書いてありました。
(馬鈴薯って呼び名、久し振りに見た気がします。)
澱粉は原料によって、馬鈴薯澱粉とか小麦澱粉とか甘藷澱粉とか呼ぶらしいですね。
多分じゃがいもと言わず書かず漢字で馬鈴薯とするのが公式なのでしょう。