goo blog サービス終了のお知らせ 

横浜のほほん

横浜のはずれで、のほほんと暮らす男の見聞、考察、感想をつれづれに記す

馬酔木

2007-03-01 07:56:52 | 近所

アセビ(ツツジ科) アシビ、アセボ、馬酔木
馬酔木(あしび)という言葉から、水原秋桜子と俳句を連想する。

馬酔木咲く  金堂の扉に  わが触れぬ
馬酔木より  低き門なり  浄瑠璃寺
来しかたや 馬酔木咲く野の 日のひかり


佐々木綾華が主幹の俳詩「破魔弓」は昭和3年に「馬酔木」と改題された。
すでに実質的に切り回していた秋桜子は、昭和9年から主宰することになる。

義父が大阪馬酔木会に参加したのは昭和7年であった。


訂正:俳誌の名前を破魔矢としていましたが、破魔弓が正しいようなので訂正します。

最新の画像もっと見る

31 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お-ちゃん...おはよう御座います. (お気楽で--す.)
2007-03-01 08:51:57
イャイャ お見事な アセビ....お花凄いです...
お気楽も ちょっと前に 見に行きましたが まだ
つぼみでしたょ...
横浜の 方が暖かいのかも.....
又 遊びに 行きます.
返信する
毒性の木 (縄文人)
2007-03-01 09:26:33
アセビ=馬酔木
この時が分かるようになったのはいつ頃であったか・・・・・・・・・?
しかし、この木が毒性であるということは知らされていて、取ってはいけない木だという事を小学生の頃からわかっていた。
1年中青々としているアセヒ。家畜の草取りに行き、このアセビがまざって採取されて来た。
親が見て、これは毒性が強いものだからだと教え込まれた・・・・ことから自然に身についた。

返信する
おーちゃん先輩、おはようございます。 (Jisama)
2007-03-01 09:39:53
見事な写真ですね。
私はこれを写した時、近寄っても遠くからでもまとまりませんでした。
脱帽です。

近い内に、次の句を「山茱萸」の記事で紹介するつもりです。

山茱萸や 山の辺の道 こゝに尽き  沢田弦四朗

次の句には、見合う写真が撮れずにいました。

尋ね来て 地に置く寒の 菊一枝   沢田弦四朗
返信する
はっぱも (ごん魔女)
2007-03-01 09:57:47
素晴らしい写真ですね。
どの花も咲いたばかり、初々しくてかわいいです。
毒があっても私は好きです。
いつもは花ばかり見てしまうのですが、今回は瑞瑞しい葉っぱにも注目しました。
しゃしゃきのようでちょっと浅い緑色、淡い花の色とよく合っていますね。

お義父さまの句は??
返信する
馬酔木 (fujimino)
2007-03-01 12:05:54
花も素敵ですが、名前が何とも言えず素敵です。
馬酔木という感じも、そして「あしび」という響きも多くの人の心をくすぐるようですね。
そのせいでしょうか、俳句にしても、詩にしても文学でも多く取り上げられますし、都会の片隅、こじゃれたバーや喫茶店にもこの名前は多く使われていました。
素敵な俳句ですね。
こんな素晴らしい俳句には、とても及ばないと解っても、誰もがこの花を前にすると、一句作りたくなるそんな素敵な花です。
返信する
可愛らしい花 (ポージィ)
2007-03-01 12:29:40
小さな釣鐘のようなぷっくりとした花、可愛いですね。
スズランやドウダンツツジの花を見たときと同じ気持ちを覚えます。
全体像としてみるとアセビがいちばん大人っぽいかもしれません。

馬酔木は俳句をされたお義父さまと縁の深い木だったのですね。
ご紹介くださった最初の句は、絵に描かれた馬酔木をよんだものでしょうか。
返信する
綺麗なアセビ (あまもり)
2007-03-01 12:41:20
実は私も最近、近所の庭にあるアセビを撮らせてもらったのですが、どうもイマイチな写真ばかりでUPに耐えられませんでした。
このアセビ、以外と撮るのが難しいと感じたものでした。(自分の腕の悪さは考えていません(笑))
おーちゃんはいつも見事に花の特徴を捉えられています。
馬が食べると酔っぱらうというのは本当なんですか。
人間にも影響があるのでしょうか。
返信する
アセビ (たなちゃん)
2007-03-01 13:16:59
アセビ関連の文学勉強させていただきました
写真もきれいに撮れてます
返信する
おーちゃん、こんにちは (polo181)
2007-03-01 14:00:32
俳句のことは全くの門外漢だからコメントできません。先日、このアセビを撮って、名前が分からず、皆さんに教えてもらったのです。その時、これまた初めて、ピンクと白の二種類あることも知りました。有毒な植物で、食べると馬がふらつくと聞いております。花はとても綺麗ですね。
返信する
アセビ (ミンキー)
2007-03-01 16:58:36
”馬酔木”綺麗な花には棘ならぬ。毒があるのですね。すずらん状の花が、房になって咲き綺麗です。
此方でも庭木に多く見られるようになりました。
「馬酔木」俳諧人のロマンが詰まっている、花なんですね。馬が食べると酔っ払うのでしょうか?

返信する

コメントを投稿