小川の上など水辺でオオシロカネグモが網を張っているのをよく見かける。
ジョロウグモの網と違って水平に近い状態で張られて、下から上がってくる虫が狙いらしい。
普段は円網の中心にいるが何か危険を察知したのか支えの糸を伝って逃げていく。
落ち着くまでしばらく葉の裏で退避している。
クモの中には網を張らないで徘徊したり花や葉のあたりで獲物を待つのがいる。
このササグモもその仲間だ。
脚は毛だらけだが、顔の真ん中に見える小さな八つの眼が面白い。
イオウイロハシリグモも網を張らないクモの仲間。
と思ったらイヌスギナに網を張っているイオウイロハシリグモがいた。
調べて見るとイオウイロハシリグモは卵のうを抱えて歩く。
子供たちは産まれるとしばらく「まどい 団居」をして過ごすが、そのための部屋がこの網らしい。
この巣には子供たちの姿が見えない。
無事巣立った後も子守の親がとどまっているのあろうか。