湿地の草の中に薄紫の花がたくさん咲いている。
チョウジソウ(キョウチクトウ科)
花の咲き方から丁子というので英名はT字に因んでいるかと思ったら「Japanese Bluestar」だった。
その日本で湿地が少なくなると自生しにくくなることだろう。
チョウジソウが咲いていたあたりに大きめの紫の花がふたつみっつ混じっていた。
テッセンなどクレマチスの仲間のように見えるのだが、どうしてこんなところに・・・?
目を転じるとタカトウダイに似た黄色っぽい草が茎を伸ばしていた。
ハクサンタイゲキ(トウダイグサ科)
プレートにハクサンタイゲキとあった。花はトウダイグサの仲間らしい構造だ。
3枚の苞葉の中央に杯状の黄色い雄花と蕾状の緑色雌花を付ける。
白山~ という草花はたくさんある。大戟とは・・・トウダイグサのことだそうだ。
更に柄を伸ばし2枚葉が対生、その中央に雄花と雌花を付けることもある。