湿地の草の中に薄紫の花がたくさん咲いている。
チョウジソウ(キョウチクトウ科)
花の咲き方から丁子というので英名はT字に因んでいるかと思ったら「Japanese Bluestar」だった。
その日本で湿地が少なくなると自生しにくくなることだろう。
チョウジソウが咲いていたあたりに大きめの紫の花がふたつみっつ混じっていた。
テッセンなどクレマチスの仲間のように見えるのだが、どうしてこんなところに・・・?
目を転じるとタカトウダイに似た黄色っぽい草が茎を伸ばしていた。
ハクサンタイゲキ(トウダイグサ科)
プレートにハクサンタイゲキとあった。花はトウダイグサの仲間らしい構造だ。
3枚の苞葉の中央に杯状の黄色い雄花と蕾状の緑色雌花を付ける。
白山~ という草花はたくさんある。大戟とは・・・トウダイグサのことだそうだ。
更に柄を伸ばし2枚葉が対生、その中央に雄花と雌花を付けることもある。
素適な色、清楚な姿が初夏にぴったりですね。
おぉ英名は何とJapanese Bluestarですか。パッチリした目の西洋のブルースターと
切れ長の目の日本のブルースターという感じ。いつまでも残っていて欲しいです。
私も会ったことないですし~~
クレマチスはもしやどこかから飛んできた種から自然に生えて花咲くまでに
生長したのでしょうか。クレマチスは、たしか発芽まで長くかかるのですよね。
何かで読んだことがあります。これが自然に生えてきたものだとしたら
ぜひ大事にしていただきたいです。
タイゲキ=トウダイグサ、大戟とは昔ながらの呼び方だったのか、
だとしたら、その昔ながらの呼び方が限定的に残っているのはどうしてなのか、
なんだか面白く感じます。
そういえば、去年行ったときにはノウルシが咲いていました。
どちらも○○トウダイ(グサ)と呼ばないけれど、ドウダイグサとよく似た
特徴を持っていますね。
原種は日本のものなんでしょうかね?
なるほど!葉はキョウチクトウとよく似ていますね!
珍しい ハクサンタイゲキ・・・
その経過が面白いですね。
最初の方は??の感もありますが、最後の写真で
納得?しました。
とは言え、中央に雌花と雄花が並んでいる、と言うのも不思議な気がします。
普段から、ほとんど観察できていないのですが
こう言う仕組みの花には 実際おめにかかってないように思います。
クレマチスの仲間の花、ちょっと「なんで?」と言う場所ですが
種が運ばれて来て 花を咲かせたのは目出度い?ことですね。
こんなに多いのは初めて見ました。
初夏らしい花なのに梅雨が早く来てチョウジソウもびっくりしているかもしれません。
湿生花園は一種の植物園なのでクレマチスも他のものにくっついてきたのでしょうか。
きれいな花なので、それもまたよしというところです。
昨年なノウルシをご覧になったのですか。
ハクサンタイゲキとよく似ていますね。
咲く時期が少しだけ違うようですが、一緒に見たら迷いそうです。
そうですね。キョウチクトウもこのような葉っぱでした。
トウダイグサ、ナツトウダイ、タカトウダイなどこの仲間はみんな花の構造が面白いですね。
府立植物園には何か植えられていませんか。
トウダイグサは道端で見つかるかもしれません。