東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

田んぼ、防鳥網で覆う(1)

2010年08月23日 | 稲:その他



 昨日は田んぼでロープを張りましたが、今日は朝9時頃から田んぼに行って防鳥網を張りました。一人で網を張るのはなかなか大変なので、今日はMさんと協力して張りました。最初は新規に購入した一枚を張りました。束ねられた新しい網を解いて田んぼの畦に一直線に伸ばしました。そして、それぞれの端に紐を通しました。

    新しい網を解いて伸ばす            畦の上に一直線に伸ばす
 

 端に紐を通すと、紐にそって網を田んぼの上に広げました。二人共、それぞれの端を持って引っ張りますが、田んぼ内にある支柱は二人で協力して乗り越えるようにします。支柱の上にはペットボトルなどが乗せてあるので、よほどのことが無い限り網はスルスルと乗り越えます。

              網の端を持ちながら、二人同じ速度で歩きながら網を広げる


 網を広げ終わると終端の処理をします。終端は田んぼの端ですので、そこから鳥が入らないように田んぼの地面に接するように網を下げます。少しでも隙間があると、そこから鳥が入ってお米を食べてしまいます。

      網の端は地面に接するよう下げる    上を見ながら網のたるみを取る
  

 網はたるみが出ないように広げたつもりです。しかし、どうしても支柱にひっかかったり、小枝がからまったりしてたるみが出てしまう箇所があります。特に、去年使用して回収した網には小さな小枝や草屑が付いているためたるみが出やすくなります。そのたるみを取るようにしながら網を再度広げます。常に上を見ながらの作業のため首の後ろが疲れます。

    網の下に入って上を見ながらたるみを取る、首の後ろが疲れる


 網は、新期のもの一つ、去年使ったもの二つを使いました。しかし、この三つを使っても田んぼは覆おいつくすことができませんでした。もう二つ程度の網が新たに必要です。去年使った青い網は、何年も使ったためあちこちが痛んでいますので使えません。

              ようやく田んぼの半分を覆った網


 今日は、田んぼの半分を網で覆いました。来週までに、新規に網を購入して田んぼをすべて網で覆い尽くすつもりです。網を張り終わって夕方もう一度田んぼに来て網を点検したとき、スズメに食害された穂を数本発見しました。今年も、スズメの食害に悩まされそうです。

                             橙色の網紐が太陽に光に反射して、きれいに輝く

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