東京里山農業日誌

東京郊外で仕事のかたわら稲作畑作などをしていましたが、2012年4月に故郷の山口県に拠点を移して同活動をしています。

陸稲畑に防鳥網を張る予定が、防鳥用てぐすに

2012年08月18日 | 稲:その他

 八王子で稲作をしていた時、一番困ったのは防鳥です。猛暑の中、防鳥網を張るのは大変な作業でした。また防鳥網の回収と片づけも大変です。山口県に引っ越して陸稲を作っていますが、やはり鳥には悩まされそうです。穂が出た稲をよく見ると、穂が食べられて白くなった個所があちこちあります。そして、食べた犯人の鳥の糞が葉にたくさん付いています。今年も防網網を張らなくてはいけないようです。

       防鳥網を張ろうとしたが !!            防鳥用のてぐす
 

 そこで、防鳥網を購入して張ることにしました。しかし、購入した網がカタログどおりの大きさではありませんでした。カタログより大きくてとても張れません。せっかく広げた防鳥網をたたんで牛舎にしまいました。そこで、防鳥網ではなく防鳥用のてぐすを使ってみることにしました。防鳥網より簡単に張ることができます。

                  防鳥用てぐすを張るための支柱を埋め込む


 防鳥用てぐすは、釣り糸に似ている細いビニール製の超長い糸です。糸は透明でしかも極細のため鳥が引っかかりやすいようです。一度引っかかった鳥は、怖がって飛んでこない仕組みのようです。ただし、鶏のように歩いて来る鳥には効果はありません。八王子ではこの防鳥用てぐすを使ったことがないので、今のところ効果は未知数です。もし効果があれば、防鳥用網より簡単に張れるので他の陸稲畑にも使ってみようと思います。

         防鳥用てぐすを張っている途中、透明で極細のため見にくい


 八王子で防鳥網を田んぼに張っていた時、いろいろな小動物がひっかかりました。鳥がかかったり昆虫がかかることが多く、カエルが引っかかったことがあります。防鳥網は動物には優しくないので、てぐすの方がいいかも知れません。一番良いのは網を張らないことがしょうが、そうすると収穫がゼロになるので使うのはやむをえません。10月頃の稲刈りの時まで、この防鳥用てぐすの効果を確かめようと思います。

    支柱に巻きつけた防鳥用てぐす        陸稲畑の上を通る防鳥用てぐす
 

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